49歳で通信大学を卒業した話
おはようございます。しんかいです。
今日は49歳で通信大学を卒業した話をします。
私は現在49歳です。長年心残りだった大学で勉強をするという夢を実現するために、45歳の時に大学に1年次入学をし、2022年の3月に卒業しました。大学では心理学を専攻し、人間学士と認定心理士をいただきました。
通信大学卒業率
通信大学は、最長で10年在籍できますが、私は最短の4年で卒業しました。聞くところによると通信大学はほとんどの方は合格し入学できますが、4年で卒業できるのはわずかだとのことです。今後は、コロナの影響でリモート授業も当たり前になり、卒業率も上がっていくかもしれないですね。
通信大学を卒業できた私のやり方
私は、モチベーションや経済的理由で4年で卒業すると決めていたため、入学後スタートダッシュをしました。
スタートダッシュ、これは、私の人生経験から学んだ、私の成功法則です。
パソコンの使い方、エクセル、ワードもままならないおばさんですから、入学が決まってからまずはじめにしたことは、
①大学の通信学生用のページを毎日開き、とにかくパソコンに慣れること
②「はじめてのエクセル」という本を買ってきて、実際にエクセルをいじってみる
③時間確保のために、テレビを見る時間を断捨離した
ということをしました。
通信大学のシステムを理解したり、慣れるまでには約3か月くらいかかりました。
パソコンの指南書を片手に、大学のレポートの書き方の指南書を片手に、仕事、家事、育児の隙間時間の全てを大学のレポートとテストに捧げました。
楽しかった大学生生活
ずっと学びたかった心理学ですから、水を得た魚のように、私は心からその学びを楽しみました。
いい点数をとるためとか、いい学校に入るためとか、そんな目的ではない。ただ、学びたい、広い知識を得たい。純粋に学問を学べる楽しさを味わいました。
また、スクーリングの際には学食を堪能させていただき、夢にまでみた大学生活を楽しみました。
劣等感は力になる
家庭の事情により大学進学はせず、18歳で寮付きの会社に就職した私は、18歳の頃、職場にアルバイトに来ていた大学生を羨ましく、いとましく思い、劣等感をもち、内心いじけていました。
何十年もの間大学へ行き勉強したかったという気持ちが膨れ上がり、向学心もとてつもなく膨れ上がっていたため、大学で勉強できる環境に身を置いたとき、アドレナリンがでまくり、嬉しくて嬉しくて仕方なく、その結果、3年間で卒業単位をほぼ取得してしまいました。
この歳になって心理学を学び思ったのは、私が20歳ぐらいで学んでいたら理解できないことが沢山あったなぁ、ということ。そして、今で良かった、と。
人生の黒歴史は、いつか自分の人生のギフトになり得る、劣等感はとてつもない力に変わりうるということをこの歳になり実感しております。
黒歴史にいつまでも泣いているのか、はたまたギフトにするのか、それは自分で決められるということです。
読んでくださりありがとうございました。
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