国語の物語文の成績を伸ばすには
こんにちは。カウンセラー・コーチの齋藤 典子です。
私が本が好きということもあり、子ども達が小さい頃はよく本の読み聞かせをしていました。
そんなこともあり、中学受験の時も、塾の国語のテキストや入試で出題されている本を私も読んでいました。
最近久しぶりに、
谷 瑞恵さんの「神様のいうとおり」
という本を手に取りました。
こちらの本、城北中学校さん、ラ・サール中学校さん、三輪田学園中学校さん、栄東中学校さんの入試で出題されていたそうです。
内容は、お父さんの都合で、ひいおばあさんが住む家に引っ越した家族の物語です。
子どもが、本を読む時、
「面白かった^^」
で、終わりでも、どこかに何か心に響く場面が残っていると思うのでそれでもいいのですが、
小さい頃から、本を読んだ後あることをしていました。
それは、結果的に読む力をつけていたと思います。
その方法は、読んだ後に、質問をすること、感想を共有することです。
何故なら、子どもって経験が少ないですし、
脳の発達から、相手の立場になって考えることが出来ない時期もあります。
なので、質問をすると、
「そっか、こういうふうに思うんだ」
「大人ってこんなことを考えているんだ」
と、視野が広がり、知識も深まります。
質問は、
・誰が出てきた?
・どんな出来事があった?
・そこで、登場人物はどうした?
・その登場人物の感情はどんなふうに感じた?どう変わった?
そんなことを聞いていました。
そこにプラスして、
私の感想も加えていました。
聞いていない時もありますが、何かの時、
「そういえばお母さん、あんなこと言ってたなぁ」
その程度でも、何かの折に脳がその知識を引っ張りだしてくれます。
入試問題では、登場人物の心情を聞かれますので、
慣れておくためにもこの質問は、力をつけると考えて受験の時も行っていました。
でも、小さい時も、受験の時もそうですが、テストのためにというより、
・子どもとのコミュニケーションツールの1つである
・考えていることを共有したい
・なにより、子どもが楽しいと思えるといいなぁ
そんなふうに思っていました。
楽しいって、やる気を引き出す最強の感情です。
その成果かどうかはわかりませんが、長女の国語の偏差値は70ありました。
次女も国語の成績は、長女ほどではなかったのですが今でも、本を読むことが好きで、よく私と共有しています^^
国語力って、国語以外の教科の問題を読み解く力にも大事な力だと思っています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
齋藤 典子
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