健康診断の読み方(血圧)
受けてホッとしたりドキッとしたり、健康診断は体の通信簿のようなもの。でも、数字が並んでいるだけだとわかりづらいこともありますよね。
数値の見方がわかれば、もっと自分の体のことを理解できると思います!
今回は、数回に分けて、生活習慣病の項目にフォーカスした健康診断の説明を行っていこうと思います!
第2回は、血圧値(*^^)v
血圧
血圧とは、栄養や酸素を全身に届けるため、心臓が血液を全身に送り出すときの圧力のことです。上の血圧は心臓が収縮した時の圧、下の血圧は心臓が広がっている時の圧です。
基準範囲 129/84以下
要注意 130~159/85~99
異常値 160/100以上
血圧が異常値に当てはまる方は、自覚症状はなくとも心筋梗塞や脳梗塞が進んでいる可能性がありますので、早めに医療機関を受診してください。
高血圧の別名は、「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」!脳梗塞や心筋梗塞などの大きな病気になるまで症状は出ない場合がほとんどです。40歳をすぎれば、自宅に1台血圧計を置いて時々測定してみることをおすすめします(^^♪
高血圧症は、もともと血圧が上がりやすい遺伝子に加えて、塩分過多、お酒の飲みすぎ、エネルギーの摂りすぎ、睡眠不足、過度なストレス等の生活習慣の乱れが重なって起きるといわれています。
すぐに症状は出ませんが、高血圧は数十年の月日をかけて確実に全身の血管を痛めますので、早いうちから生活習慣の改善で基準範囲に近づけることが大切です。減塩・禁煙・節酒などの生活習慣改善に取り組んでも血圧の低下がみられない場合は、お薬で血圧を下げる方法もあります。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
明日は「脂質検査(中性脂肪・LDLコレステロール・HDLコレステロール)」の説明です!
明日もぜひご覧ください☺️
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