見出し画像

賢い子供の育て方 ④国語が大切

2020年から小学校での英語が必修科目になりました。また昔からですが、幼児向けの英語教室が流行っています。我が家でも「英語教室に行かないといけないんじゃないか」と議論になりましたが、結局行かせませんでした。私は思考のベースは国語だと思っていまして、まずは国語に力を入れることにしました。正確には日本語でも英語でも良いのですが、言葉をベースに人間は思考し理解すると考えています。

数学でも理科でも教科書は日本語で書かれています。つまり日本語の理解ができていなければ、教科書の内容を理解できない。我々がフランス語で書かれている教科書を読んでも何も分からないのと同じです。だから日本語を理解する能力 ≒ 国語力がまず大切。幼児期での英語教育はレクレーションとしては良いと思うのですが、頭の賢さに直結する訳ではないと思います。但し飛びぬけて賢い子供であればその限りでは無く、使用できる言語が増えることで情報量が累乗に増えて、累乗に賢くなっていくのかもしれません。

それではどうやって国語に力を入れたのか。我が家では「本は何でも買ってあげる」というルールにしました。ちゃんと読むのならマンガでもなんでもOK。本屋さんには古いディズニーのDVDなんかもあるのですが、本屋にあるものならオールOKとしました。たくさん買いましたよー、トムとジェリーのDVDなんかは30枚くらい持っていて話を全部覚えるくらい見ていました。親としては約束を守る!NOとは言いませんでした。

一見お金がかかるような感じがしますが、月3千円くらいだったと思います。図書館や古本屋さんを上手く利用したり、時にはおじいちゃんと一緒に本屋さんに行くなど協力をしてもらいました。ここでも大切なのは子供が楽しいこと。無理やり本を読ますのではなく、楽しく選ばせて、楽しく本やマンガを読んでもらう。結果的には、本:マンガ:DVD=3:4:3くらいだったと思います。マンガも賢くなれるツールですよ。

長男は幼稚園では英語の勉強はせず、小学1年生の後半から始めた公文式で英語を学習しました。本格的に授業を受けだしたのは中学校に入学してからでしたが、問題なく医学部に入学できています。ただ、中学校時代にずば抜けて賢い子は英語がベラベラだったそうです。ご参考に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?