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自分が何を目指しているのか分からない

漫画家や小説家になりたかったのは、絵を描くのが好きとか、文章を書くのが好きとかいう理由ではない。

承認欲求だ

たしかにストーリーを想像するのは好きだ。
だけどずっと続けられるかどうかは分からないし、目指せるほど自分に情熱があるかと聞かれると自信がない。
仮にめちゃくちゃな幸運で上手くいっても、心のモヤモヤは無くならないと思う。
割合を大きく占めているのは承認欲だからだ。

だから燃え尽きた。自分が本当に求めていたものが、《好き》ではなく《評価》だったのだから。

ならば他のことを目指そう。自分が楽しいと思えること。

分からない

今まで他人基準で生きてきたからかもしれない。

でも所属欲求や承認欲求は残っていた。
これを凡人として満たすには、社会参加を行うしかない。

そこからまた、色々な目標が出てきた。

仕事、結婚、人脈、酒、親孝行⋯など。

しかし、全部満たされなかった。

仕事は全然こなせないし、結婚どころか恋愛もできない。友達は皆無で、酒も何が美味しいのか分からない。
親孝行をするどころか、いまだに心配をかけている。

まさかここまでボロボロな人生を送るとは思わなかった。

これからの人生、何を指標にして生きていけばいいのか分からない。
仮に指標ができても、モヤモヤはなくなるのだろうか。

いや、もう何を目指しても無駄なのだろうか。
最初からすべて幻想だったのかもしれない。

信じてきたものは全部崩れ去ったのだから。

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