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誰にも言えなかったことを吐き出す場所

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タイトルのまま、誰にも言っていなかったけれど、今だから吐き出したいことを。
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毒親の解毒

毒親の解毒

私は自分の父親の顔を知りません。
2歳の時に両親が離婚したらしく、それ以来、「厳しい」の意味をはき違えたような母に育てられました。

そんな、私にとって毒性強めだった母がこのたび、50年の親人生の中で初めて私の味方をしてくれました。

子どもの頃は、私の意見を聞いてもらえたことはなく、
「私が敷いたレールの上を歩け」と言っていた母。

締め付け、押さえつけ、支配することでしか母親の威厳を保てないと

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最悪の初恋、最悪の失恋

最悪の初恋、最悪の失恋

今なら笑えるのに、当時は死んでしまいたいほど辛かったお話です。

私は高校2年生の時に、アルバイトを始めました。
校則では禁止されていましたが、まあやりますよね。

初めてのアルバイト先に選んだのは、自宅から自転車で20分の場所にあるおうどん屋さん。

面接でも答えた、ここを選んだ理由は「うどんが好きだから」
立派な志望動機ですね。

そのお店では、高校生や大学生が複数名アルバイトをしていました。

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あの時整形していたら。と、眼鏡がずれ落ちるたびに思い出すこと

あの時整形していたら。と、眼鏡がずれ落ちるたびに思い出すこと

私はとても鼻が低い。
目線を下に向けても、自分の鼻が直に見えたことはない。
みんなそうだと思っていたのに、友人との会話をきっかけに、自分の鼻を自分の目で見ることができる人がいることに驚いた。

子どものころ、母親は私の顔を見るたびに(は言い過ぎ)、怒るたびに、「不細工!」と吐き捨てるように言っていた。

親が子どもにかける言葉の影響力はとても大きと思う。
私は母親のおかげで、「自分は不細工なのだ」

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