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来春、中学進学に向けて、不登校HSCママが夏休みにするといいこと

8月に入りました。
夏休みもあっという間に
過ぎていく。

繊細っ子は
学校も自由選択の子が多いから

うちは夏休み、関係ないなー

というおうちも多いかもしれません。


我が家も
オンラインで
授業に参加していることも多いので
あまり変わり映えはしません。


子育ては
今この瞬間が大切♡

それは本当にそのとおりだと
感じますが

少しだけ
先を見えた行動をとることが必要な
タイミングがあります。

それが入学のタイミング。

夏休みは夏休みで
子どもたちと過ごす時間も長くなるので
ママの忙しさは変わらないかもしれませんが♡

学校のことを考えなくていい
学校と細かな連絡をしなくていい
ストレスフリーなこの夏休みに

少しずつ情報を集めること
準備を始めるといいと感じたことを
わが家の失敗談から綴ります。


指定校が決まっていても、変更はできる

敎育を受けられる場所は
学校だけではない

世の中にその考え方が
少しずつ広がっています。

一度選んだ環境が合わないと感じたら
いくらでも変更できる
それは事実です。

情報に触れすぎると迷子になりますが
入学を迎えるタイミングだけは
はやめに
わが子にあった環境を
リサーチしておくと

子どもが安心して
新しい環境に向かう準備ができます。

公立の小中学校は
市町村で通学する学校を指定されますが
通学区域外の学校へ
通学が認められる場合があります。

指定校を変更できる理由は
その市町村で異なります。

わたしの住む札幌市では
22の理由が挙げられていて

その中でも

教育上特別の理由により、指定校から他の学校に転入学させる必要があると認められるとき

の理由は、不登校も対応されていました。

娘の通う小学校は
市内でも児童数が多い学校だったので
児童数が少ない近くの学校への転校も

賑やかな環境が苦手な娘が
穏やかに敎育を受けられる場所の
可能性のひとつとして
担任と検討したことがあります。

中学に入学のタイミングでも
小学校の担任に相談し
指定校と近隣の学校の2箇所を
年末に事前見学させてもらいました。

ママ友たちに
学校の様子を聞いたり
いろいろ情報は集めていましたが

HSC気質の子が過ごす環境は
本人がどう感じるかが
いちばん大切なので
娘に肌で体感してもらいたかったのが
いちばんの理由でした。

見学の結果
公立の学校にも
学校の環境が合わない子が
過ごせる場所はありましたが
娘はピン!とこなかったため
不登校特例校を選んだ娘ですが

事前に雰囲気を知ることで
じぶんにあった環境を
比較して選ぶことができました。

指定校は変更できる可能性があるが、タイムリミットもある

指定校を変更できる

そのことを知らなければ
きっと
入学前に見学する
という行動にはならなかったとおもいます。

ですがわが家はぎりぎりだったんです。

12月末までに
入学する中学をどうするか決めてください

と担任から言われました。

不登校特例校の情報に
たどり着いたのが11月末頃で
決断するまでの日にちが
本当にわずか。

そもそも
一般の私立中学の受験は
考えていなかったので
中学校を選ぶという発想が
ありませんでした。1

12月末までに決める
といわれても
冬休みに入る前までに
決めることが必要だったので

実質2週間強で
見学から進学先を決めるという
強行スケジュールとなりました。

娘もくたくたになっていましたね。

HSC気質の子は
新しい環境に刺激を受けやすいので
疲れやすい

もうちょっと余裕をもって
中学に向けた準備をしてあげられたら
よかったな
と感じたできごとでした。

事前見学の対応は
学校によって違うとおもいますが

繊細なわが子の過ごす環境をどうしようかと
悩んでいるのなら
相談する価値はあると感じます。

また
指定校変更+住んでいる地域
で検索したり
住んでいる市町村のホームページに
通学区区域外への通学に関する
必要な情報が載っています。

学校以外の場所の情報を集める

学校以外に子どもが教育を受けられる場所
といえば

フリースクールやホームスクーリングが少し前には
主流でしたが

今はオルタナティブスクールも
オンラインで対応されている場所
通学できる場所
たくさん開校されています。

ホームスクーリングも
インターネットで学習を教えてくれるサイトや
タブレット学習
不登校専門の学習塾
さまざまです。

不登校のママたちとつながりを持つことで
ネットでは検索できないような情報も
見つかりやすくなったり

学校以外の場所にも
アンテナを立てておくと
情報も集まりやすくなります。

集めた情報をパートナーと共有して、教育のあり方を擦り合わせる

子どもの敎育のことは
パートナーと意見が分かれているときには
結論が出るのに時間がかかることも
多いです。

家族のライフスタイルと
指定校以外の選択をした場合

子どものフォローは
どのようにしていくのか

実際にそれが可能なのか

教育費として
出ていくお金はどうか

どんなことを学んでほしいと感じているのか

それはもしかしたら
知識を得るための勉強では
ないかもしれませんね。

いろんな視点で
話し合うことが必要です。

わが家ははじめ夫とは
不登校に対する考え方も
大きく違っていました。

考え方は違ってもいいと感じますが
対応としてどうしていくのか
その方向性を一つにすることは
子どもが安心して過ごす環境を
ととのえるために大切なこと。

パートナーと
ゆっくり話をする時間をつくること
大切なんです。

はじめは
来春の入学について
少しずつ考える必要があるね

そういうスタートなら
お互いに気持ちも軽やかに
話ができそうですよね。

お一人でお子さんを育てているママは
普段相談している人に
話を聞いてもらいながら
考えを整理する必要があるかもしれません。

不登校でも大丈夫だし
中学に入っても不登校でも大丈夫

そう感じますが
今の教育のシステムでは
どこに席を置くのか
ということを決めることが必要です。


同じように学校に行かないことを
選んでいても

そこは
6年生と他の学年の
大きな違いなんだなと
その時になって学んだことでした。

子どもの気持ちをさりげなく聞いてみる

夏休みは不登校の繊細な子にとって
堂々と休める
ストレスが少ない時期です。

新学期が近づいてきたタイミングは
プレッシャーになるので
避けた方がいいですが

入学のこと
どう考えているのか
さりげなくさりげなく
聞いてみるといいかもしれません。

娘はずっとそのことを
考えていたそうです。

通う予定の学校は
なんとなく合わない気がする
フリースクールに行くのかな
中学でも不登校になるのかな

というように。

子どもは子どもで
さまざまな情報をインターネットで
検索するので

親が不登校と感じていなくても
じぶんの置かれている状況が
不登校の状況に当てはまる

そう感じると
不登校ということばがインプットされたり
不安のループが
勝手に出来上がっていくんですよね。

だからと言って
ネットを全く見ないと
いうことにはならず。

子どもがどんなことを
感じ考えているのかを知る
細かなコミュニケーションが
必要になってきます。

答えはすぐに返ってこなくても
投げかけておくことで
子どもも意識しはじめます。

子どもがリラックスできる
夏休みはココロの声を聴くチャンスです。


大切なのはプロセス

繊細な子は
新しい環境に不安も感じやすいから
決断にも時間がかかることも多いです。

そのことを見越して
コミュニケーションを重ねていくと
必ず本人の望む答えに
たどり着きます。

たくさんのことを調べてみても
結果
指定校に通うことになった

そういうことも
あるかもしれません。

その時にじぶんで決めた決断って
ただ決められた学校に行くのと違って
とくにHSC気質をもつ子には
大切なことだと
娘をみていて感じています。

繊細さを持つ子は
まわりの意見を大切にしすぎるところや
境界が薄いことで
じぶんの意見がなかなか言えない。
また
環境が合わないことで
自分を責めたり
被害者意識も感じやすいです。

でも
じぶんで決めたこととなると
結果はすぐに出なくても
どのようにしたら
じぶんが望む状況になれるのかを
じぶんで考えるようになる。

決めたことが変更になることも
当然あること。
やってみてわかること
じぶんで決めたから
わかることってたくさんありますね。

娘も
トライアンドエラーを繰り返しながら
じぶんの課題と向き合っています。


HSC気質の子の子育ては、手がかかる。HSC子育てを楽にするコツ。

手がかかるから
歓びもおもしろさも増しますが

わが家の中学入学までのバタバタを
振り返ってみると

準備は少しずつ進めるのが
子どもにとっても
親にとっても
楽に生きていくコツだと
感じています。

動く時は動いて
ゆるゆると休む時は休む。




お読みくださりありがとうございました。
感謝の気持ちを込めて。


















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