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味覚の秋、はじめました - 茨城県かすみがうら市を味わうフェア

2022年10月12日(水)~10月16日(日)の5日間、茨城県かすみがうら市の地形や環境を生かした生産者こだわりの特産品をご紹介するイベント『五感で愉しむかすみがうら市「味覚の秋、はじめましたフェア」』を八芳園が運営するポップアップ型ショールーム MuSuBu にて開催中。

かすみがうら市の大部分は標高25m前後の常陸台地。
西端の標高約380mの山々から霞ヶ浦湖岸の低地へとなだらかにつづく地の利を生かした農林水産業や、商工業が発展した地域です。

茨城県が日本一の生産量を誇るレンコン以外にも、100年以上前から栽培され県内でも指折りの生産がされている梨や、全国2位の湖水面積を誇る霞ヶ浦の周辺地域の水産加工品など知らざれる魅力がまだまだあります。

今回は、かすみがうら市の魅力を楽しむイベントについてご紹介いたします。

かすみがうらの秋の恵みを味わう!
八芳園MuSuBuシェフオリジナルメニュー

イベントでは、かすみがうら市産の食材を使用した、八芳園MuSuBuシェフが手掛けるイベント限定メニューをお届けいたします。
かすみがうら市の食の魅力を詰め込んだオリジナル御膳や、ほっと安らぐ秋のスイーツメニューもご用意いたしました。

まるごとかすみがうら御膳

まるごとかすみがうら御膳 … 1,800円(税込)
・栗ご飯
・じゃがいもの味噌汁
・佃煮2種と鯉こく
・豚肉の低温ロースト 銀餡かけ
・レンコンとニンジンのゴマあえ
・ホウレンソウとキノコのお浸し
・ドリンク

低温で仕上げたしっとりとした三元豚と醤油ベースの餡が優しい味わいの「豚肉の低温ロースト 銀餡かけ」。
旬の栗と新米を使用した「栗ご飯」キノコお浸しなど、かすみがうら市の秋の味覚を存分に味わう御膳です。

MuSuBu吉田シェフ:
今回の「まるごとかすみがうら御膳」は、全ての料理に茨城県の食材を使用しております。

「栗ごはん」は、茨城県産コシヒカリ「寿米流(すまいる)」の新米と茨城県が生産量全国1位を誇る栗を使用してご用意いたしました。

優しい風味に仕上げた三元豚の低温ローストや、中村商店、島田商店、貝塚忠三郎商店の「佃煮2種と鯉こく」と、茨城県産の味噌とじゃがいもを使用した「じゃがいもの味噌汁」とご一緒にお愉しみください。

それぞれの料理から茨城県の食の魅力を感じていただければと思います。

さつまいもの和菓子セット

さつまいもの和菓子セット … 500円(税込)
・スイートポテト
・芋ようかん

柔らかくつるんとした食感の「芋ようかん」は、素材の甘みが引き立つ優しい味わい。
小さな形の「スイートポテト」は芋の甘みと香ばしさをお愉しみいただけます。

かすみがうら産のさつまいもの美味しさを、2つの味わいでお届けする一皿となっております。

さつまいもパフェ

さつまいもパフェ … 800円(税込)

温かい焼き芋に、優しい甘さのMuSuBu自家製のさつまいもアイス、外はサクっと中身はふんわりのシナモン大学芋フライがスキレットで提供されるオリジナルパフェ。

インパクトのある見た目や香り、食感、温度感など五感で愉しむここだけの味わいをご堪能いただきます。

MuSuBu吉田シェフ:
茨城県の食材、そして秋の味覚を存分に楽しめるメニューをご用意しております。
MuSuBuにて、ぜひおいしい秋をお楽しみくださいませ。

生産者ならではの美味しい食べ方 
かすみがうら市名産の栗と芋を焼き立てでご用意

イベントではかすみがうら未来づくりカンパニー様のご協力のもと、かすみがうら市で育った2022年産の栗とさつまいもを実演でご提供!
素材本来の風味と甘さを味わえる焼き栗・焼き芋でお届けしております。

今回は、かすみがうら未来づくりカンパニー 代表取締役 今野浩紹様にインタビューいたしました。

かすみがうら未来づくりカンパニー 代表取締役 今野浩紹様

− 今回のご用意していただいた「栗」と「さつまいも」について紹介してください。

かすみがうら未来づくりカンパニー 今野様:
今回ご用意した栗は「倉方」という品種の、硬さが特徴の栗です。
甘さも強く、食べやすく美味しいです。
栗は柔らかいものが多いため、焼く際に爆発してこなごなになってしまうものが多いのですが、「倉方」は硬いためそのようなことが少なく、焼き栗に適しています。

さつまいもは「紅はるか」をご用意いたしました。
生の芋の状態で数ヶ月間熟成させることにより、糖をでんぷんに変化させたものを焼きあげた焼き芋です。
焼き芋を冷凍したものを会場にお持ちし、最後に機械で仕上げるため甘さが際立ちます。

焼き栗 実演の様子

− 焼き栗・焼き芋を作るコツを教えてください。
焼き芋に関しては、しっかりと熟成された芋を購入すれば、ご自宅のオーブンでもしっかりとした甘い焼き芋を作ることが可能です。

栗に関しても同じで、購入した生栗を冷蔵庫に入れて保存して熟成させてから食べると甘さが引き立ちます。
栗は「45日間貯蔵するといちばん甘くなる」と言われております。
しかしながら、時間が経過するにつれて栗から水分が抜けてカラカラになってくるため、ご自宅で貯蔵する際にはビニール袋や新聞紙に包んで、栗の水分が飛ばないように貯蔵していただくと美味しくお召し上がりいただけます。

焼き栗 実演の様子

− イベントにお越しいただくお客様へのメッセージをお願いします。
今回ご用意する栗「倉方」はかすみがうら市の品種で、他の地域ではなかなか栽培されていないめずらしい品種です。
茨城県は栗の生産量一位ですが、その中でもかすみがうら市で特徴のある栗を栽培しているため、その栗の美味しさに今回のイベントでぜひ出会って欲しいと思っております。

【焼き栗実演】※予約不要/先着順
10月12日(水)~14日(金)15時00分~
10月15日(土)・16日(日)11時30分~/14時30分~
無料(おひとり様1回限り)

【焼き芋実演】※予約不要/先着順
10月12日(水)~14日(金)16時00分~
10月15日(土)・16日(日)13時00分~/16時00分~
無料(おひとり様1回限り)

有料での販売もございます。
秋の味覚を、ぜひお楽しみくださいませ。

湖と里山の恵み!
かすみがうら市の魅力満載の製品を店長が紹介

ビールにお米、おかずやスープにスイーツや果物まで、湖の幸、山の幸を扱う15企業自慢の商品が勢揃い。
美味しさはもちろん、目に良いといわれるブルーベリーや市産野菜を使用したパン、ミネラルたっぷりの佃煮など、健康に関心の高い方にもオススメの製品が盛りだくさんです。

そんな魅力満載の品々のなかから、MuSuBu稲垣店長のおすすめをご紹介いたします。

稲垣店長:
今回のイベントのおすすめ商品を2点ご紹介いたします。

1点目のおすすめ商品は創業明治43年 貝塚忠三郎商店の「佃煮盛り合わせ」です。
今回「まるごとかすみがうら御前」でもご用意させていただいた佃煮。
お召し上がりいただいて美味しいと感じたら、ぜひご自宅でもお愉しみいただけるように3種類以上の佃煮をご用意しました。
貝塚忠三郎商店の「白魚佃煮」は、2021年11月に優れた製品を表彰する茨城県水産製品品評会で、最高賞となる「農林水産大臣賞」を受賞しています。
自治体の方もおすすめの、美味しさと安心感のある一品です。

2点目のおすすめ商品は「梨」です。
茨城県は日本最古の梨の生産地のひとつ。
今回は4つの農園さんから、「新高」「新興」「にっこり」の3品種をご用意いただきました。

今回ご用意した梨は「柔らかさ」や「硬さ」が特徴の梨たち。
お越しいただいたお客様には、梨のチャート表を見ながらご自身のお気に入りの梨を選んでいただき、ご自宅でお愉しみいただければと思っております。
今回のイベントに届いたのは、とても大きく立派な梨。
いまが旬の梨を、ぜひご自宅で食べ比べしながらお楽しみください。

さつまいもも、栗も、梨も、お米も、レンコンも。
美味しいものがたくさん揃っている茨城県。
かすみがうらの「食」がこんなにも美味しいことを、改めて皆様にお届けできればと思っております。

イベントでは「焼き芋」と「焼き栗」の無料でのご試食もご用意しております。
MuSuBuにお越しいただき、おなかを満たしていただき、茨城県のおいしい秋の味覚をお楽しみください。

▼イベントの詳細は八芳園プレスリリース より

かすみがうら市と八芳園のつながり 
いばらきフードロス削減プロジェクトについて

「いばらきフードロス削減プロジェクト」 として、ブルーベリー農園「坂農苑」・株式会社サザコーヒー・筑波大学アートデザインプロデュース・かすみがうら市・茨城県・チャレンジいばらき県民運動・株式会社八芳園は、産学官連携の体制で「大学生による未収穫果樹の収穫体験・活用検討プロジェクト」を展開しております。

かすみがうら市の果実は、農業大国茨城県の中でも第1位の農業産出額で、1年間を通してフルーツ狩りが可能。
かすみがうら市は、未収穫果樹や規格外果樹などのロス削減に向けた取り組みに注目しました。

国内で2番目に大きいブルーベリー農園「坂農苑」では、最高で30トンのブルーベリーが収穫できるはずが、人手不足や販路の問題で30トン中20トンほどの収穫しかできていないそう。
10トンものブルーベリーが未収穫の状態になっているのが現状です。

ブルーベリー農園のフードロスを削減するため、2022年7月から8月にかけては、筑波大学学生を中心に坂農苑にてブルーベリー収穫体験を実施。

10月20日(木)には、収穫したブルーベリーの活用方策を学生が主体となって考え、フードロス削減プラスアルファの価値を創出する「未収穫果樹再生アイデアコンテスト」のキックオフが開催されます。

「未収穫果樹再生アイデアコンテスト」には八芳園も評価者として参加。
アイデアを商品化するプロデュースも行う予定となっております。

今後のかすみがうら市と八芳園の活動にもご注目ください。


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