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2021年9月の記事一覧

ピアノコンクールの新しい楽しみ方

ピアノコンクールを題材にした直木賞受賞作を読んだことがきっかけで、ピアノ鑑賞がマイブームとなった。作者は3年に一度開催される『浜松国際ピアノコンクール』(通称『浜コン』)を4度取材し、この作品を完成させたとあって、その世界観や細かな描写は、ピアノが身近にあった人だけでなく、縁がなかった人の心をも魅了する一冊となった。さらに、映画も大ヒットとなったことも相まって、今年開催予定の浜コンを、私もとても楽しみにしていた。 ところが、「開催中止」とのこと。がっかりはしたが、このコロナ

「同性婚合法化が特別養子縁組件数に与える影響について」という卒業論文を書いています。

「養子縁組」という制度をご存知ですか? 映画「朝が来る」で日本でも少しは認知度が上がったのではないかと思われるこの制度。簡単に説明すると、実親が育児放棄をしたり、育児に問題がある子供達を他人の家庭で育ててもらうというもの。(”特別養子縁組”だと戸籍上も家族となり、”普通養子縁組”だと戸籍上は家族にならず親権は実親のまま) 日本で生活をしていて養子縁組で子供を設けた方や、養子縁組で育てられた方と出会うことはかなり稀なのではないでしょうか。(日本では未だ血縁関係の無い家族に対

子供乗せ自転車は狙われやすい

こんばんは。 今日は朝からテンション下がりました。。 息子を自転車で保育園へ送っていく日だったのですが、駐輪場へ行って愕然としました。 息子が乗るチャイルドシートのヘッドレストがいつもとなんか違う。 中の発泡スチロールが座席に飛び散っていて、穴があいてる。。 やられました。 「カラス」です。 まさか自転車やられるとは思わず。調べてみたら結構被害にあっている人がちらほら。 まだ1ヶ月半くらいしか乗っていないのでショックでした(泣) これからは毎回自転車カバーかけることに

朝ごはんに柿たべた、おなじ色

キッチンで、朝食のパンを切る。そうすると、ある日、ふわっと漂う金木犀の香り。とっても幸福なこの瞬間。 夏が終わった、と思う。 そしてわたしは、わくわくが止まらなくなる。 これから訪れる、つめたくて、きらきらして、美しい季節。9月ながら、待ちきれない。 散歩しよって、家を出る。こころに決めて、大きく息を吸い込んでみる。肺に、これでもかってくらい、たっくさん。 期間限定の金木犀を、一年分、味わうように。 さようなら、また来年 **下書きに放置してたら、もう金木犀散り切って

第一子高齢出産の記録.その4

これはだいぶ前にあるブログサービスで書いていた、長女出産のときの記録です。 2007年1月15日のブログ(※この時すでに、出産から一か月が経過しています) 子宮口9.5センチでいきみはじめたものの、 いきみってのがよくわからない。 「いきみたいときにいきんでいいんですよ」って言われるんだけど いきみたいってのがよく分からない。 そういえば、便秘のときの絞り出すような感じと聞いたことがあったから、 それをやってみたけど、やっぱりそれでいいのか分からない。 「いきみかたが

「存在する」って不思議な動詞

「存在」とか「存在する」というテーマは、ずっと哲学を魅了し続けてきたわけだけれど。これは言葉自体がかなり固くて、もっと単純に「いる」「ある」と言い換えてもいい。それってどういうことなんだろう。すごく普通に「あれがある」「あの人がいる」と言う、そういうときに考えていること。あるいは見過ごしていること。 「ある/いる」は、他の動詞と何が違うんだろう。何がそんなに特別なんだろう。 例えば「食べる」「買う」みたいな身近な動詞は目的語を取る。パンを食べる、本を買う。それはパンとか本

45/50 人生最大の感動の瞬間がおとずれた

まだ人生は終わったわけではないけど、これが、人生最大だといってしまっても過言ではないはず、きっと。 そうでなくても、今まで生きてきた中で最大の感動の瞬間を味わうことができた。 「50のやりたいこと」の中から、 今回は「感動する体験をする」を。 先に言ってしまいます。 感動する体験、それは「出産」の話です。 もうすぐ産後一ヶ月を迎えようとしている。 出産をめぐる様々なできごとも、慌ただしい育児に追われ、今や遠い過去のように記憶がとんでいきそうだ。 忘れてしまわぬように。

嵐の夜に

嵐の夜に私は一人ぼっち。しかも家は藁の家。藁の家は吹き飛ばされて私は雨風の中ひっそり身を寄せている。 別に怖くない。私は幾度の嵐の夜に襲われた。それを乗り切って生きてきた自信があるから全然平気。 嵐はやがて去っていく。怖いものなんてこの世に一つとあるものか。 私は嵐に耐えながらいやただ何も考えずに風に吹かれて目を閉じる。 今は夢だ。夢だから怖いのだ。 私は怖いものなんてなにもない。夢の世界の以外には 嵐の夜にただ一人。でも一人だから大丈夫。

第49話「潮彩の僕たちは宛てのない道を歩く」

一冊の本が音もなく落ちた。静寂すぎる図書館は余計な音さえも吸収するように消した。僕は本を拾い上げると、脚立の上に立つ女性へ手渡した。女性が慌ててお礼を言ってきた。 僕は女性の声を聞いて、微かな記憶を思い返す。ノイズのない綺麗な音域で構成された声。僕の耳にはそんな風に聴こえた。それは幼かった僕が覚えていた声と一緒だった。 無意識で僕は女性を見つめていた。あの頃より短めのポニーテール。切れ長の目に、薄い唇が二つ重なった小さな口。きめ細かい肌は艶やかな滑らかさを醸し出していた。

とあるママ脳外科医の日記 ママになった

※日本でママ脳外科医、現在(2021/1~)ロサンゼルスで2人の子育て中です。 自己紹介記事に私については書いていますので気になる方は最初にそちらをどうぞ。 1人目の妊娠がわかった1週間後に勤務先の異動。なんとか産休まで働ききり、産休に突入。1人目の出産まで。 そんなママ脳外科医のただの日記のまとめです。 ---------------------------------------------------------- 産休に入るにあたり、事務的な手続きをしなければな

9月の演奏予定

8月もあっという間に過ぎ、すっかり秋らしい日々になりました。 9月ですが、緊急事態宣言が出ているため、いつも出演している美術館での演奏イベントは中止になりました。 今は10月のオンラインコンサートに向けて準備をしています。 オンラインコンサートの練習として9月にFacebookのライブ配信をする予定です。 日にちが決まり次第お知らせします。 早く、すべての人が安心・安全に音楽を楽しめる日が来ますように。 写真はシルバニアファミリー。 ピアノを弾いている子がいました♪

青森移住ぼちぼち珍道中〜兵庫県から青森県へ移住日記#18またか!

第2子を身ごもった私。 ボロ家に住んでいた我が家だけれど、 住めば都、楽しく過ごしていた。 日中は、猫パンチのビデオを撮ってはヨシオさんに見せたり、 テープにダビングして両家の実家に送ったり。 あの頃はVHSだ、時代を感じる。 猫パンチも病気することなく、健やかに育っていった。 車がない私は相変わらず、バスやタクシーで出かけたり 妊婦検診は日曜が休みのヨシオさんと一緒に。 そしてついに実家に帰る時期がやって来た。 臨月になったらドクターストップで飛行機に乗れないそうで、

Vol.18 名付け

今日の話は、 私の父(故人)がいーこの夢に現れた話。 (いーこからすると叔父にあたる。) おすすめの名前 息子が産まれてくる1か月くらい前に 名前を考えていた。 大体の候補は決めており、 和の要素を持った名前が良くて 3パターンくらいを紙に書いて 「また産まれてから、息子の顔見て決めようか」 とその夜は眠りについた。 すると、その日の夢の中に叔父が現れた。 叔父は遠くの棚からこちらの様子をチラチラ伺っている。 こちらが叔父の存在に気付くと、 「なあなあ、名前ってこれ