よーた@建築研究LAB

建築を学んでいる大学生です。 「空間の本質を読者と一緒に学ぶ」がテーマです。本の要約/…

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建築を学んでいる大学生です。 「空間の本質を読者と一緒に学ぶ」がテーマです。本の要約/建築コラム/旅日記(建築視点) 建築関係の人で本を読む時間がない人、空間っていうのに興味がある人にみてほしいです 日本建築/まちづくり 趣味 旅行/カメラ/

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[Maas①]未来都市のあり方

どーも、ウーブンシティの波にのって、車のこと書いてみる男、よーたです。 今、話題沸騰中の「自動運転」。もしかして、ただ、運転が楽になるだけでしょ!とか思っていません?そんなことをいってるようじゃ、原始人と間違えられます。是非この記事を読んで、そんなこと言われないようにしましょう! 今回も学芸出版社さんの本を参考文献にしています。是非読んでみてください [1]MaasとはMaas,自動運転、Iot、5G???   まず、勘違いしている人、ムズイ単語がいっぱいある、と思って

    • [風景①]原風景と脱市場化

      どーも、こんばんわ。 最近、街に関しての本をいっぱい読んで妄想が膨らんでいるので、またまた、考察を書いていこうと思います。(そろそろ、図書館を進めます。) 今日は、「人新世の資本論」という本と「風景に関する文献」から考察しました。結論から言うと、 原風景(昔からある地方の風景)はその風景のある都市を脱市場化させないと永遠に守ることはできなくないか?です。 資本主義と環境破壊 資本主義において最も重要なのは当たり前ですが、資本です。この資本には現在のお金だけでなく、未来の

      • [これからの建築家②]ワーケーションのための街とは?

        どーも、こんばんわ。よーたです。今日は、前回の続きとして 「これからの建築家」×「ワーケーション」というテーマで書いていきます。 街に関わる時間の多様化建築家  そもそもこのような関係のなさそうな2つを同時に考えたのは「時間軸の多様化」があるのかなと思います。 「働く」というものは全国で行い、チェーン化して全国展開することを是とする。それは、どこにいってもあるものが好まれた。だから、経済性の塊のような不動産というものは全国展開された。その結果、建築家も活躍したら全国で活躍す

        • [これからの建築家①]都市に根付く

           どーも、こんばんわ。今日は図書館の課題は少し置いといて、これからの建築家の生き方を少し考えてみたので、書いてみました。  ただ、まだ社会で働いたことのない青臭いガキなので、全然検討違いのことをいってるかもしれないので、ご了承ください 都市に根付く建築家  都市を拠点として活動することで建築家の職能を広げて、活躍している建築家もいます。その例として下の記事では”403architeuture dajiba”を紹介しています。  浜松市という地方都市を拠点として、地域の人

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        [Maas①]未来都市のあり方

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        • これからの建築家
          2本
        • 図書館が出来るまで
          4本
        • 街づくり本 要約まとめ
          10本
        • 時代背景とコミニティと建築
          3本

        記事

          [図書館ができるまで④]スタディをする

          どーも、こんばんわ。よーたです。最近、週1だったサウナを、週2に変えて、美意識を鍛えまくっている男です。  今日は、前回いったどおり、3つのスケールを組み合わせたスタディを行っていこうと思います。 スタディとは? 建築を学んだ人なら分かると思いますが、一般の人は「スタディ」なんて言われてもわかりませんよね。 僕の個人的な考えでいうと、スタディは 床の面積などの設計条件などの条件を確認するために何個も創る簡易模型です。 これは、西沢さんという有名な建築家が救った際に行

          [図書館ができるまで④]スタディをする

          [図書館が出来るまで③]3つのスケールで構成する

           どーも、よーたです。今日は前回の3つの記事の復習と今、私が行っている図書館の設計にどう繋がっていくのかを解説していこうかと思っています。 時代背景と都市計画から今を考察する前回の3つの記事で時代の流れとコミニティと建築の関係を個人的な見解を述べました。 2000年代を「都市」の時代として、2010年代を「個」の時代、これからは「集落」の時代と、考えたとき、どのように、コミニティが変化して、建築にはどのような変化が起きるのかを書いています。 これからの時代のサードプレイ

          [図書館が出来るまで③]3つのスケールで構成する

          [時代背景と建築③]集落の時代の建築とは?

          どーも、よーたです。今回でこの3回に渡る「時代背景と建築」のシリーズを終えようと思います。本当は2回で終わらせる予定が思ったよりも長くなりました。  これが今回、時代背景と建築を考えるきっかけになった本です。内容は全然、違います。  人口減少が始まった時代に、今後の都市はどうなっているのか?、そして、都市を維持するために「都市をたたむ」とはなんなのか? こういうコトが書いてあります。是非、読んでください。 それでは、前置きが長くなりましたが、「集落の時代の建築とは?」こ

          [時代背景と建築③]集落の時代の建築とは?

          [時代背景と建築②]今の建築

           どーも、よーたです。「図書館ができるまで」というタイトルなのに、全然、図書館がでてこないという悲しい状況がうまれています。 前回は、2000年代の建築がどのような時代背景の中で発展していったのかを説明しました。  今回は今を作っている「個」の時代の建築を建築をみていこうと思います。 「個」の時代 この「個」の時代において重要な要素は「人口減少」です。皆さん、日本の人口はいつから減っていったと思いますか? 実は、2011年です。思ったよりも早い!思った人もいると思いま

          [時代背景と建築②]今の建築

          [時代背景と建築①]2000年代の建築

          どーも、よーたです。私も大学4年せ生になり、一端、模型を作る呪縛から解放されています。 さて、今回は、「都市と人を結ぶ建築」というタイトルで今、取り組んでいる図書館の設計を解説していこうと思います。 都市的な視点が求められた2000年代の建築 建築学科の人だったら分かると思いますが、設計課題などで、実際の土地に仮想の設定で建物を設計する場合、敷地模型などを作ると思います。 上の写真が敷地模型です。かなり小さな縮尺で模型を作る代わりに、想定の敷地の遙か外まで作ります。これ

          [時代背景と建築①]2000年代の建築

          [図書館ができるまで②]コンセプトを再考する

           どーも、よーたです。今回は僕が取り組んでいる図書館の設計をもう一度やり直していく段階で、「コンセプト」を再考しているのでそこを考えなおしたのでそこを紹介していこうと思います。 建築の「コンセプト」とは? 最近、どこの業界でも「コンセプト」という単語を聞くと思いますが、そもそもコンセプトとは何なのかを知らない人も多いと思います。 コンセプトとはそのプロジェクトの全体を通して取り組むべき概念です。このコンセプトを指針にして建物の「形態」や「機能」を決めていきます。 今回の

          [図書館ができるまで②]コンセプトを再考する

          [隈研吾から学べ①]小さな建築とは

          どーも、よーたです。 今回は僕が大学の課題を作っていく中で、「人に寄り添った建築」を考える機会があり、その際に隈研吾の独特の思考が使えるかなと思い、調べてみたので紹介してみます。 隈研吾の建築 隈研吾の建築といえば、木を使ってなにがなんだがわからないモノを作っているイメージの人も多いと思います。しかし、 「人に寄り添っていないハコモノ建築に対する批判」 「人に寄り添った新たな建築の摸索」 の結果だと思います。 都市の視点から作られる大きな建築 現代の建物は人の生活に寄

          [隈研吾から学べ①]小さな建築とは

          [図書館が出来るまで①]サードプレイスとしての図書館

           どーも。よーたです。昔の課題を振り返っていたら、むちゃくちゃ自分が何も考えずに設計課題に取り組んでいて、むちゃくちゃアホだと恥ずかしくなりました。(いっぱい成長しました)  今回は、僕が以前設計課題で取り組んだ図書館課題の「課題内容の再確認」と「自身の課題の振り返り」を解説していこうと思います。 「サードプレイスとしての新しい図書館」を読み解く 課題のタイトルは「サードプレイスとしての新しい図書館」ということです。そして、まず皆さんが注目したであろう「サードプレイス」とは

          [図書館が出来るまで①]サードプレイスとしての図書館

          [建築ができるまで①]過程にある面白さ

           どーも、よーたです。「0秒思考」を実践して、自分の思考スピードの圧倒的な遅さに気づき始めた大学生です。  これから、びしばし鍛えて行きます。 建築の途中経過をつづる 僕は現在、建築学科の大学4年生です。高校はプログラミングとかそういう系統のことをやっていました。そのため、まだ、4年間しか建築について勉強していません。  そんな、建築の圧倒的な初心者ですが、割と建築を面白いと思って出来ています。そんな中で僕が面白いと思っているのは 「建築ができあがる途中経過にある工夫点」

          [建築ができるまで①]過程にある面白さ

          [広場②]まちづくりにおける広場の役割とは

           どーも、こんにちわ。最近、家の周りの公園なりをみてみたら、誰もいなくて、これは、ダメだとおもったら、コロナ第4波だから当然だった感じた、よーたです。  皆さんを気をつけてください。 前回の復習 前回は、広場の歴史の観点からどのように変化していったかを僕なりに考察してみました。 下、前回の記事です。是非読んでみてくさい。  文明開化以前の日本には広場というモノがなく、それは神社の境内だったりしたものでした。それらは木だったり、石だったりといったものでつくられていました。し

          [広場②]まちづくりにおける広場の役割とは

          [広場①]まちづくりにおける広場の役割とは

           僕は、今後、せわしない都市に安らげる空間を提供する立場として「まちづくり」に関わって行きたいと思っています。  しかし、単にまちづくりと範囲が膨大です。そのため、学生の立場としてどこから何をやっていけばいいのかを模索しているところです。  そのため、今やっているところとしては、「交通」だったり、「サードプレイス」とか「観光」とか、そういう要素を1つ1つ知識をつけていって、それをnoteで発信していくことで、まちづくりへの知見を深めていこうと思っています。  今回はその中で

          [広場①]まちづくりにおける広場の役割とは

          [日本庭園②]庭園に地域性はあるのか

          どーも、よーたです。 さて、今回は前回の続きで日本庭園について説明していきます。あらかじめいっておきますが、この記事は、庭園がよく分からん!っていう人のために書いています。僕自身もよく分かってないところがあるのでご了承ください。 「座って楽しむ」 この座って楽しむの代表が龍安寺ですね。これは座って楽しむ庭園の代表のような手法「枯山水」です。  この枯山水は水を使わずに山水を表現する庭園様式です。 この座って楽しむを正式には「座鑑式庭園」と言います。視点場(建物)から座って

          [日本庭園②]庭園に地域性はあるのか