かおりん★指示ゼロ経営プロデューサー
本好きな私の家と事務所にある山のような書籍…。著者さんが実体験や研究を通して学んだことがぎゅっと詰まったものばかりです。 私は様々なことを本から学びましたが、このマガジンでは、「組織・チームづくり」で役に立った書籍を私の視点で書いています。要約や全体の感想ではなく、私が心に響いた部分を抜き取り、場合によっては勝手に解釈し、読んでいる方のお役に立つように記事を書いています。
組織・チームづくりのヒントが得られる動画です 基本的にチームで見て、ワークができる内容となっていますので、 あなたの所属するチームメンバーと一緒にご覧ください。
指示ゼロ経営プロデューサーのかおりんです。 「指示待ち社員が多くて、人がなかなか育たない…」そんな悩みを抱えた中小企業の経営者さまのために「自分たちで考え動き成果を出してしまうチームによる経営」のヒントをお伝えしています。ほぼ毎日更新中(今の所)なので、フォローでお見逃しなきようご覧ください。 ◆お仕事依頼/企業研修/組織のお悩み相談 なんとか100記事いきました♪ 何か記念の記事を…とも思いましたが、記念日とかお祝いとかに関して、あまり優先度が高くない人間ですので、いつも
私の研修では「信頼」ということをとても重要視しています。 そんな中、先日、以下のような記事を書きました。 コチラの記事は「ピグマリオン効果」について書いたのですが、私が言いたかったのは、相手に対してネガティブで一方的な思い込みはやめたほうがいいよ…という内容でした。 相手の方をポンと叩いて 「期待してるよ!(^_^)/」 というイメージとは、ちょっと違います。 どちらかと言うと、心からの信頼をする…という意味合いです。 一般的な「期待」を社員に持ってしまうと、も
「社内でのコミュニケーションの重要性」と言われると、多くの方が頷くと思います。 しかしこれ、チームメンバーが今、どんな関係性にあるか?によって、コミュニケーションの方法を変える必要があるのです。 組織というものには成長段階がある…と示したのは、心理学者のブルース・W・タックマン。 この組織の成長段階のモデルを「タックマンモデル」と言います。 タックマンモデルモデルでは、組織の成長ステージは4つあると言います。 まず、第一ステージが「フォーミング(形成期)」と呼ばれる
私は指示ゼロ経営プロデューサーという仕事をしながら、会社も経営しています。 サクっと言うと、自然派化粧品メーカーというお仕事と、美容室を2店舗経営しています。 私はそれらの仕事の業務には、ほぼ携わっておらず、10名ほどの仲間(社員)が日々活動してくれています。 会社は現在15期となっていますが、指示ゼロ経営を始めたのは5年前、実家(姉と母)から美容室を引き継ぐことになってからです。 それまでは、2~3人で細々と経営しており、私が営業マンでありマーケッターであり…と、様
指示ゼロ経営で目指すべきところは、【会社】【社長】【社員】が幸せになることです。 「会社さえ儲かれば…」 「自分(社長)さえ、いい思いができれば…」 「社員さえ幸せになれば、私はどうでもいい…」 これでは、誰かが犠牲になってしまいます。 私は以前、3番目の「みんながよくなれば、私はどちらでもいい…」そんな自己犠牲の精神でやっていました。 自分では自己犠牲なんて思っていなくて、世の中がよくなればいい…と思っていたのですが、どうも、これは違うな…と3年ほど前に気づきました
先日、日本の出生数が過去最低となっていると報道が出ました。 結婚しても「子供を産むべき」という人はどんどん減っているそうです。 「少子高齢化」と言われていますが、どうも、その速度が加速しそうです。 日本では、2008年までは人口が増え続けてきました。 鎌倉時代は750万人 江戸時代は1200万人 明治時代は3300万人 終戦の年は7200万人 そして2008年に1億2千808万人のピークを迎えました。 2022年10月の時点での日本の人口は1億2592万人。
一倉定さんという伝説のコンサルタントさんがいますが、彼の有名な語録の中に というものがあるそうです。 昔々に聞いたことがあり、 「そうそう…すべては社長の責任…」 と一気に背負っていた気がします。 しかし、一倉さんがどう思ってこの言葉を出したのか分かりませんが、かなり気が楽になる言い訳…言い分を目にしました(笑)。 例えば、会社で何か問題があったとき、あなたは ◆自分の責任 ◆他の人(社員、部下、取引先など)の責任 この2つの責任の割合はどれくらいと考えます
人は期待された通りの人になるこんな言葉を聞いたことはないでしょうか? または「ピグマリオン効果」はいかがでしょう。 ピグマリオン効果とは「人間は期待された通りに成果を出す傾向がある」というもので、1960年代にある大学で行われた実験結果より導き出されたものです。 みなさんは、部下や周りの人のことを、どのような眼差しで見ているでしょうか? 「落ち着きがないから、いつもミスをする…」 「意見を言えと言っても、なかなか口を開かない…」 など、ある種ネガティブな決めつけをし
VUCA(ヴーカ)の時代と言う言葉、聞いたことありますか? Volatility(変動性・不安定さ) Uncertainty(不確実性・不確定さ) Complexity(複雑性) Ambiguity(曖昧性・不明確さ) という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、要するに 『これから何が起きるのか分からない世の中だよね』 ってことです。 私は、自律型指示ゼロ経営・チームづくりを世の中に広めようとしていますが、だからと言って、管理型の組織が悪だとは思っていません。
20年ほど前、実家の美容室でマネージャーをしていた時、社員たちからいつも不平不満のシャワーを浴びていました。 基本「人」の問題なのですが、その時に言われていたのが 「給与はいいんですが…」 のひと言です。 私は、社員から不満を言われるのが嫌で…というか、もちろん、社員にはいい給与を支払いたかったので、悪い待遇はしていませんでした。 まぁ、簡単に言うと 「給与ちゃんと払ってるんだから文句言わないでね…」 と心の中では思っていたのですが、「そこは問題ないのですが…」
部下や子ども… 「ほめて育てる?」 「叱って育てる?」 研修の時によくする質問です。 あなたはいかがでしょうか? 色々意見はありますが、 「ほめる方が基本的にはいいと思います。しかし、場合によっては、叱ることも必要ではないかと…」 という意見がとても多いです。 しかし、アドラー心理学では、「ほめる」ことも「叱る」ことも、両方共に否定をしています。 ◆「ほめる」弊害「ほめる」という事に、弊害があることをご存じでしょうか? 「いやいや…私は結構昔からほめられて育っ
企業さまに研修に行くと、意外と定期的な「会議」「ミーティング」をしていない場合があります。 あっても、「ホウレンソウ」に終始して、本当にやりたい会議ができていない…という事もあります。 「会議」「ミーティング」は、いわゆる「話し合い」の場ですが、きっちりとしたものでなくても、「ちょっといい?」などの立ち話も「話し合い」の場をつくることができます。 とある書籍に 「日本人は、会社以外でのコミュニケーションが少ない」 とありました。 多くの会社さまの悩みで「指示をしな
ビジネスシーンで当たり前のように言われいている 「ホウレンソウ」 ご存じない方はいらっしゃらないと思いますが、念のため… 「報告、連絡、相談」 ですね。 これを疑う人はまずいないと思うのですが、実は指示ゼロでは、ここも疑ってかかります(笑)。 「報告、連絡、相談」は、管理する組織には必要なことです。 「なんで報告しないんだ!」 という上司は、ピリピリと「ホウレンソウくらい常識だろ」と思っています。 しかし、指示ゼロ経営は現場、チーム単位で意思決定をするので、
自分の思いを「伝える」って難しいですよね。 自分としては、部下の能力はもっと高いのだから、頑張って欲しいと思い 「なんで、これくらいの結果しか出せないの?お前なら、もっとできるだろ!」 などと、ちょっと発破をかける…なんてこと、ありますよね。 しかし、本人からしたら、 「こんなに頑張ってるのに、どうやってもっと頑張ればいいんだ…」 と落ち込んでしまうこともあります。 上司は信頼関係ができていると思い込んでいても、部下はそうではないことなんてザラにあります。 と
「会議をやっても、結局なんか、決まらないんだよね…」 決まらない会議だけでなく、意見が出なかったり、決めても結局誰も動かなかったり… 「もっと、ちゃんと成果の出る会議がしたい!!!」 と思う経営者さんリーダーさん、多いですよね。 会議(ちょっとしたミーティングも含む)って、私たち、小さいころからやってますよね。 学校のクラスでの話し合い、班ごとの話し合い…など…。 しかし、その「お作法(やり方)」って教えてもらったことありますか? 幼いころからあれだけやってきた
「仕事を自分事として捉えて欲しい…」と悩む経営者さまへ というお題にしましたが、「本当~そうですよ~~~」と声が聞こえてきそうです(笑)。 もっと、普段の言葉でいうと 「なんで、もっと仕事を自分事としてとらえて仕事しないんだ?」 とか 「なんか、仕事を他人事だと思ってる気がする…」 とか 「仕事なんだから、せめて、給与分くらい働いて欲しいよ…」 なんて、ちょっと愚痴っぽい言葉が、脳内を駆け巡ることがあるでしょう。 そんな風に経営者や幹部さんが思い煩っているときの社員