見出し画像

ハッピーアースデイ大阪テーマソング作詞作曲 東森啓さん インタビュー~ハッピーアースデイ大阪10周年企画~

ハッピーアースデイ大阪は今年度で10周年!

ということで、この機会に、ハッピーアースデイ大阪がどのようにできたのか、どんな想いで続いているのかを歴代のメンバーの方たちに聞くことにしました。

第5回目は、学生時代にハッピーアースデイ大阪のテーマソングを作詞作曲した社会人実行委員の東森啓さんにインタビューをしました。

東森啓さん

大学1年生の冬から実行委員として活動し、現在社会人実行委員
学生時代にハッピーアースデイ大阪テーマソングを作詞作曲し、アースデイバンドボーカルを務める

こちらから↓
ハッピーアースデイ大阪テーマソング

啓さんってアースデイ何年目なんですか?

1回生の冬からやから丸4年目くらい。次のアースデイで5回目になります。

で、5年目を迎える啓さんですが、アースデイに入って変わったことありましたら聞かせていただきたいです!

1回生の冬から参加しました、そのときまでは別の団体に入っていました。イベントを作る系の環境フェスティバルとか…。
アースデイに入ると社会人の人も学生も色んな大学生もいたから、なんかその和気あいあいとやってるみたいな(笑)。
社会人って最初壁のように感じてたけど、「壁じゃないん」って思うような変化はハッピーアースデイ大阪ではあったかな。年齢を超えて、一つのイベントを作り上げるというのが、このハッピーアースデイ大阪を通じた変化ですね。
多分それだけじゃないと思うけど(笑)。

今回何で啓さんにインタビューしたかといいますと、とあるものをつくったということでインタビューさせていただきました!

あ、そういうことですね。はい、そういうチョイス(笑)。

ハッピーアースデイ大阪テーマソングの作詞作曲をされたと思うんですけど、つくった経緯を教えてください!

まず、美里がきっかけなんですね。

↑ハッピーアースデイ大阪2019学生事務局長 清水美里(後日取材記事アップ!)

そのとき学生が一人一つずつ企画を考えてて、「バンドをやりたい!」って美里が言うてて、僕はボーカル経験があるから「ぜひ一緒にやりませんか?」って誘われたのがきっかけで、アースデイバンドをすることになって…。
で、実はさっき言うた環境フェスティバルでもテーマソングを作ってて、テーマソングをアースデイでもぜひ作ってほしいと言われて。僕も作りたかったし「ぜひ作ろう!」ってので作りました!
きっかけとしては、バンドをするからテーマソングを作ったという感じです!

それって啓さんが大学2回生のときですか?

そう!2回生のとき!
で、バンドを結成したんやけど結成しだしたのが12月?1月?のときでした。

けっこう本番直前ですね!

そう!みんなこの時期やらなあかんことやっとたらいつの間にかこの時期になっちゃって。で、たぶんこの時期たぶんテーマソングまだできてないです…。
だから、テーマソング自体はね2カ月でつくりました!多分…はい。

りょうだいさんが事務局長のときですか?

↑ハッピーアースデイ大阪2017学生事務局長 谷口亮大さん(クリック→インタビュー記事あります)

そう!りょうだいが事務局長のときやからハッピーアースデイ大阪2017で初披露しました!
多分YouTubeにもあります(笑)。

こちらから↓
ハッピーアースデイ大阪2017 動画

それに絡めてなんですけど、ハッピーアースデイ大阪に居ったからできたことというのはアースデイバンド以外にもなんかありますか?

めちゃめちゃあります。
まずは、なんかやっぱり「自分がこれしたい!」っていう企画をやるっていうところで、僕は天気が好きやったから天気関係をぜひやりたいなと思って。
みんなに分かりやすいようにペットボトルの中に雲作ろうみたいなやつをやったりとか、フォレストエリアのところにステージを作って実際やったりとかして。あとはエコ楽器かな。
僕の場合最初出店チームやったから、出店ってなったらイベントにいって出店周りでアースデイの事を知ってないといけないから、僕はそういうのを意識して出店周りをした記憶がめちゃくちゃあるから、説明する力がついたと思う!
あとは、アースデイがあったから環境問題とか人権問題とか社会問題・課題とかに意識がいくようになったのが得たことだと思います。

良かったと思える瞬間ありましたら教えてください!

毎回なんだかんだ最後の打ち上げかな、やっぱり!
結構その瞬間良かったりとか歌を歌えてその最後舞台で「ありがとうございました」っていう瞬間も良かったりするけど、なんだかんだ打ち上げで、みんなで作り上げてきたものの結果が来場者数にも出るし、最後に「がんばったね」って言える瞬間は1人でできないから、僕1人でアースデイバンドもできなかったし、それをやっぱり感じる瞬間に良かったなって思う。

アースデイの活動で嬉しいとか悔しいとかすべて合わせて一番記憶に残っていることってありますか?

僕が一番記憶に残っていることは夜警なのよ。なんで夜警かっていうと、僕が2回生の時に同期の4人で夜警をしたのよ。何が起きるかっていうたら、まぁ寝ないですよね(笑)。交代で回るから。そのときに、朝日を見ました(笑)
朝日を見てその時が1日目と2日目の間の夜警やって、朝日が昇ってくる瞬間を見たときにしみじみとこの朝日を見ながら「今日でアースデイ終わるんや」って思った瞬間かな。アースデイ中に思えって話やけど(笑)。

学生のときからアースデイをやってて今年新卒で社会人になって変化ってやっぱりありますか?

あります!まず、このイベントの軸になっているのが学生主体。今までの社会人の皆さんは「どう関わってきたんやろう」っていうのをめっちゃ考えるようになった。
そうなってくると出てくるのが、今の社会人の人たちすごいなって。仕事をしている中で学生とのミーティングに参加して意見を伝えたりしながら、うまいこと学生がやりやすいようにやってるっていうのが社会人のメンバーなのかなって。僕は学生の時からのメンバーだから同期もおんなじこと思ってると思う。
社会人になったらどれくらい関わったらいいのかなとかをめちゃめちゃ考えるようになった。

同じアプローチってわけにはいかないですもんね

そうそう!4回生になった時からもうある程度後輩から意見を出してほしいなとかいう意識はあったけど、社会人になると、そんなミーティングなどに行けてるわけじゃないから、どれくらい関わったらいいのか考えるようになりました。

アースデイ歴5年目の啓さんですが、アースデイが変わったとかはあったりするんですか?

そもそも僕らが入った時は学生がいなかったから、まず「学生が増えた!」って感じですね。
でも、学生が増えたからできることも増えるんやけど、みんなできてるって訳じゃなくなったかなと思う。僕がやってた時って全員が動かないとイベントが出来ないってくらいの人数。だから社会人の人もすごい来てた。正直、ミーティングにもガッツリ来てたし。学生が増えたことで社会人だいぶ減ってると思う。でも、それは社会人からすると多分学生だけで本当にできるようになってきたってことやと思う。
もちろん学生が増えたからできることの幅も広がるけど、全員が全員「アースデイいいな」って思って続けられるのかなって正直まだクエスチョンマークがつくところかな。
それは、まだまだこれからアースデイが変わっていかないといけないところなのかなと思う。


ここで新メンバーのたくみから、新メンバーらしい不安を啓さんに質問しました。

僕は今回が初めてのアースデイで不安もすごく大きいんですけど、啓さんが初めて迎える前と迎えた後って何か心境の変化あったりしますか?

まさにそれで、アースデイ当日迎える前はめちゃめちゃ不安やし、僕は冬から入ったからほとんど正直出店以外の事何もわからないし、「リユース食器何?」からスタートしたのよ。「ちゃんとできるのだろうか」とか…。でも、当日を迎えるとやっぱり楽しい。で、アースデイの1番の良さはアースデイを楽しむ時間がある。その時にこのイベントすごいなって思える。自分が楽しめるから。出店のところに行ってご飯を食べたりとか、企画に行ってちょっとやってみるとかが出来たりした時に、「こんなイベント一緒に作ってたんや!」ってなるし、「こんな楽しいイベントずっと続けていきたいな!」ってなる。だから、1回目迎えるまでは正直不安で分からないで当たり前だと思う。それが僕もそうでしたって感じです。全然心配しなくていいしこれで当日迎えて楽しかったなって思えたら続けたらいいし、それで続けた結果、自分に得るものがあればいいのかな。楽しめばいいよ!

ちなみに今までは過去とか振り返ってもらったんですけど、これからのハッピーアースデイ大阪はどうなってほしいと思いますか?

アースデイの難しいところっていうか、僕の考えは極論最終アースデイの達成できる一番の良いところって「毎日がアースデイ」なんよ。アースデイイベントをわざわざしなくても、ちゃんと地球の事を考えるのもそうやけど、毎日やってる状態が最終形やと思うんね。
そうなるためにどうなっていくかっていうので、普段アースデイの事を考えられるような1つのきっかけがアースデイイベント。
そのアースデイイベントを通じて来てくれた来場者さんも自分たちも日ごろ考えられるような感じが将来的になったらいいのかなぁ。今の問題なんて絶対変わるし更新していくんやろうけど、それがある意味アースデイイベントの良さやと思う。今こうなってるからこれからどうするかを毎回考えなきゃ。
将来、見えへんけど未来。それを毎日みんなが考えてたら、必然とイベントしなくてもいいとなるのがアースデイの未来なんかなぁ。そのためにやってるってなんか変な感じやけど、そうなのかなぁと思います。
かつ、楽しい。やっぱり毎日幸せやな、楽しいなみたいな感じなんかなと思います。

関連してなんですけど、数十年後(2030年)これからの地球環境問題はどうなると思いますか?

日本ってすごい遅れてる。わけわからんくらい。この間、賞選ばれたよね、化石賞。化石賞は侮辱されてて、「石炭とか石油の資源をむちゃくちゃ使ってますね」っていう国に送られる賞。ブラジルとかオーストラリアは採れるのよ。石油とか石炭が採れちゃうからそれを使う。それは採れるし使うってのは分かるけど、日本って採れないのに使ってる。
世界的にみても、それって何に繋がるかって言うたらCO2 の排出に繋がって地球環境問題の地球温暖化にめちゃくちゃ直接繋がることを日本がしてるみたいに評価された。
実は僕4回生の時にデンマークに行ってて、デンマークで結構色々聞いてたり見てたりすると、普段から環境のこと考えてるかというと、そんなにで、考えてはいるやろうけど、生活は一緒。タバコ吸ってる人、歩きたばこむっちゃ多いし、なんなら日本より多いし、車も走ってるし、一緒やと思うんやけど、それに対して質問しました。
「現地の学生にどうなんですか?」と。
「環境を考えるのは当たり前の事なんじゃないですか?」って返されたわけ。
アースデイの実行委員はアースデイやってるから環境のこと考えるかも知らんけど、普通の人は考えている人少ないと思う。

アースデイの実行委員同士では話すけど、なかなか他の人とは喋りませんね。

でも、デンマークの学生から出てきた言葉が「当たり前のことじゃないんですか?」って。世界全体がそうなってたら今の環境問題がもうちょっと問題を大きくせずに進むだろうけど、多分、世界は何もしないからもっとひどくなると思う。
でかい台風来るやろうし、暑い日も続くやろうし、雨が多くなるんって言うんかな。なんかどんよりとした空気になるんじゃないかなぁ…。
だから、毎日雨で憂鬱やなぁって気持ちで会社に行ったりとか、学校行く人が増える。生活に直接つながりそう。
じゃあ、「僕に何ができるんやろう」っていうのは、なかなかでかいことは1人ではできないから、こういうアースデイイベントとかで繋げてやるしかないんかな。

学生メンバーにむけて最後に一言!

楽しもう!
楽しけりゃ何でもいいと思う。あと失敗してください。失敗したほうがいいと思う!

ありがとうございました!

こちらから↓
啓さんが作詞作曲したアースデイテーマソング

インタビュー企画はまだまだ続きますのでよろしくお願いします!

ハッピーアースデイ大阪の情報はこちらから↓
ホームページ
Twitter
Facebook
Instagram

SNSでは最新情報を更新中!

#ハッピーアースデイ大阪 #アースデイ #地球 #環境 #イベント #社会 #ブログ #コラム #インタビュー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?