しかさんと、しか太郎さん

しかさんと、しか太郎さん

最近の記事

特別な日と、おいしいごはん

秋は涼しくて、旬のものがおいしくて、一番わくわくし、元気でいられます。 そんな大好きな秋に、しかの誕生日に加え 特別な日が増えました。 しか太郎さんの誕生日と、記念日。 まずはしかの誕生日。 大好物のチーズに、 大人のあじがしたレーズンバター。 一気にたべてしまうには勿体ない。 〆の味にしたくて最後までとっておくほどでした。 プレゼントにもらった海の世界に詰まった宝物。 そば畑で小さな花を満開に咲かせる頃。 次に訪れるのはしか太郎さんの誕生日 小学校の教室が本格イタ

    • 海と星の旅

      すっかり季節が変わって、10月に入ります。 今年も残るところ、あと3ヶ月ということで、早いものです。 心地の良い秋を迎えたので、少し今年の夏を振り返ってみたいと思います。 8月にしかさんと海と星をみる旅に出てきました。 京都の丹後にある「海と星の見える丘公園」という場所へ。 当日は、レンタカーを借りて慣れないくねくね山道を運転。福井県の小浜でいくらとサーモン丼をチャージして目的地へと向かいました。 目的地の宿泊施設は山に囲まれたところにあって、夜は天体観測にもって

      • 水をもとめて鴨川

        ながいこと海に潜りに行けず、 どうしたらいいもんか、、と思いついたのは鴨川水遊び。 「しか太郎さん、鴨川に行きたいです。」 水の音、ひんやりした温度。 これこれ!心が踊ります。 水も踊っているように見えます♪ ぴょん、ぴょん、と渡る飛び石。 子供はもちろん、大人になっても楽しいもんです。 スーツを着たサラリーマンもぴょん、ぴょん してました。 西日がさしてきたら、しか太郎さんの影にそっとかくれんぼ。 ぐるーり、歩いていると座って下さい、と言わんばかりのベンチ。 その

        • 夏の楽しみをつくる

          梅シロップを作りましょう! しか太郎さんが、リクエストしてくれました。 梅仕事。いい響き。 古民家によく合う手仕事です。 今年は不作でしたが、庭の梅で作れたら理想です。 今回は、スーパーに並んでいた梅にお世話になります。 長期保存するものは、清潔に保つ下準備が大切。 熱湯で瓶を洗います。 流水で洗い、 ヘタを一つずつとり、 梅と、氷砂糖を交互に入れます。 氷砂糖の涼しげで夢の詰まった、透明感。 偶然、楽しいが降ってくることもあるけど、 未来に楽しみをつくるのもいい

          大河内山荘物語

          6月に入ってすぐのこと。しかさんと庭園を観に行こうということで、京都市右京区にある大河内山荘へ足を運んだ。 ちなみに大河内山荘は、今年の3月に嵐山に行った時に、入ろうか入らまいか悩んだ末に通り過ぎていたので、2ヶ月ぶりに念願が叶ったことになる。 JRの嵯峨嵐山駅から得意の寄り道をしながら歩いたので、2人は目的地に辿り着くまでの道中を十分に楽しんだ。 道端に咲いている紫陽花や、気になる食品サンプルの写真を撮ったり、野宮神社の鳥居を撮ったりした。 撮影:しか太郎 撮影:

          お散歩のコツ

          しか太郎さんとは、散歩の相性がとてもいいんです。 歩くスピード、気になるもの、導かれる道、好奇心。 お散歩については、シリーズ化できるほどの 話題と距離を歩いていますが、 今回は、お散歩のなにを楽しんでいるのかご紹介します。 いつも、直感で方向を決め、こっち!と決めると 「いいですよ」と、しかファーストしてくれます。 さぁ、今日はどのコースに行ってみましょうか! 王道な通りよりも知らない道、通ったことのない道が好き。 それも、静かな、時代がとまったような昔からの暮らしが

          『 キッチン 』と、『 今日の人生 』

          久しぶりに小説を借りて読んでみた。 吉本ばななさんの『 キッチン 』だ。しかさんおすすめの本は、お弁当に入れるタコウインナーのようなシルエットのかわいらしい本だった。コロナウィルスの影響で、外に出る機会が減っていたので、ちょうど良い読書時間になった。 家族を失った主人公が、一つ年下の青年の家に居候をして、そこで死について、生きることについて感じて、前へ進んでいく話。と、ざっくり概要を書いてみたが、あまりちゃんと説明できていないような気がする。 ともあれ、生活をしていて、

          『 キッチン 』と、『 今日の人生 』

          アイスの時間

          5月14日、晴れ。 天気が良くて空を見上げると、太陽をぐるりと包み込むように日暈を見ることができた。あいにく、ぼくはバイクで移動していたので、それをゆっくり見ることはできなかったのだけれど、赤信号で止まるたびに空を見上げた。 「 しかさん、すごく綺麗な日暈が出てましたが、見てましたか 」 と家に着いたときに訊ねてみたが、しかさんは気づいていなかったらしく、 「 しか太郎さんはよく見つけますね 」 と笑顔で返してくれた。きっと上を向いていることが多いのだろうか。 そ

          アルプス一万尺の勘違い

          先日、『 アルプス一万尺 』の歌をミュージシャンのハンバートハンバートがいい感じで歌っていたので、しかさんとシェアすることにした。 聴いているだけで癒される素晴らしいメロディーだ。 しかさんとこの歌を共有していて、衝撃的な事実を知ってしまった。 しか太郎は、ずっと『 アルプス一万尺 』の歌詞を、 「 アルプス一万尺、子ヤギの上で踊りましょう 」 と思っていたが、 「 しか太郎さん、それはこやりですよ 」 と指摘してもらったことだ。たしかに、ずっとおかしいと思って

          アルプス一万尺の勘違い

          5本指で、届ける言葉

          手紙は、相手を思い浮かべながら書きますね。 他愛ない日常や、相手への感謝、想い、約束など? 意図通り受け取ることもあれば、勘違いが生まれることも。 1月に公開された映画、「ラストレター」を見てきました。 https://last-letter-movie.jp/sp/ 映画は、ひょんな勘違いから、昔の片思いの相手に会えたり、不思議な出会いがあったり、そんなお話。 映像の綺麗さや、純粋なストーリー、透き通る声が印象的な挿入歌、なんとも後味の良い映画でした。 す

          5本指で、届ける言葉

          雨降りのベランダより

          ポツポツポツ、雨音で目が覚める。 布団の中から携帯電話の時計を確認する。時計は5時半を表示していた。 そう言えば、ベランダに昨日干した洗濯物がそのままの状態だったよな…。寝ぼけ気味な頭の中に、雨に打たれる洗濯物の様子が浮かんできた。 いつもより重たい体を起こして、ベランダに向かう。 想像した光景が目の前にあった。しっかり乾いていた洗濯物たちは、水も滴る洗い立ての状態に。しか太郎は、そんな時、 「見なかったことに」 …ということはできず、その洗濯物をすぐさま部屋の中

          雨降りのベランダより

          それゆけ、なわとび

          大好きな街歩きや、モーニング、ご飯屋さんめぐりが 気軽に出来なくなってしまったので、日常を。 しか太郎さんは、いつもなわとびをリュックに忍ばせてます。 始まりは、冬、しか太郎さんの極度な冷え性対策として 提案したような、、?、、だったかな? とびたいですと言ったら、リュックの奥底から絡まって 出てくることもあるし、コートのポケットからひょいと でてくることも。 二重とびに長けるしか太郎さん。 交差とびや、あやとびは苦手なようでしたが、 みるみる急成長です。 最近は運

          貸切のモーニング

          いつものように二条駅でしかさんと待ち合わせ。 今日はモーニングに行くというのに、外は雨模様だった。ここ数日のモーニングを振り返ってみると、3回連続で雨降り。 「雨降りだと、きっとお客さんも少ないはず。今日は貸切モーニングかな」という期待を抱きつつ、三条商店街を歩いていく。千本通りから堀川通りまで続く長いアーケードのおかげで雨の日でも傘いらず。「365日晴れの街」は、今日も健在だ。商店街を堀川通りまで歩いて、少し南に下がったところにお目当のBOGOTAはあった。 クリーム

          しとしと HORIZON

          「おはようございます。今日も雨ですね。」 雨でもおかまいなく歩き回るわたしたちは、長靴で集合。 嵯峨嵐山駅から歩いて数分のところにあるcafe HORIZON ホライズンって、、あぁ、NEW HORIZON! 英語の教科書でおなじみのワード。そう、地平線という意味。 茶色い煉瓦に、地球色に塗られた外壁。 その色合いがいいと、しか太郎さんは気に入ってました。 レトロな取っ手に、ほんのり見える店内、格子の扉。 やー、可愛いですね。さて、入りましょうか! 入店に気づいて、4人

          おはようチロルさん

          雨降りの朝、二条駅から傘をさして、とある喫茶店に向かった。 この喫茶店に来るのは、今回が2回目。最初に来たのは、去年の秋のことだった。久しぶりにモーニングを食べにきたというのに、あいにくの雨模様。 二条駅から自転車を押して向かうと、赤色と黒色のシックなテントが見えてくる。この色の組み合わせはどこかで見たんじゃないかなと思って振り返ってみると、思い当たる節があった。 1回目に来店した時に、接客してくれたベレー帽をかぶった店員さんの着ていた服の色である。今日もあの店員さんに