マガジンのカバー画像

asahisakuto 朝日焼作陶館スタッフつれづれ日記

448
京都・宇治にある、朝日焼。 登り窯の横にかまえた陶芸教室、朝日焼作陶館  「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる 窯元ならではの陶芸教室の、のんびりつれづれ日記です。
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

お伊勢参り

お伊勢参り

こんにちは。
今日はお伊勢参りに行ってきたお話です。
お出かけ話です。

お伊勢さんに訪れるのは今回で。。2回目?
20年ぶりぐらいかもしれません。

まず最初のミッションは、
朝の早起き(そこからかい)笑)
子供達への朝ごはんと昼ご飯の準備が
ありますからね。
そして、近畿圏外から来ている
友人たちとの待ち合わせ。
コレが緊張するのです。
何せ、私も怪しいもんで・・(笑
(方向音痴ではないのです

もっとみる
甲冑(かっちゅう)屋さん

甲冑(かっちゅう)屋さん

こんにちは。
今日は、心荒ぶれる陶芸のお話から離れ、
とある場所にある、
甲冑を作っている所を訪れたので
そのお話をいたします。

個の工房でつくられる甲冑は、
胸当てやカブトなどを鉄板
(何の素材かは分かりませんでした)
から形作り、組み紐も編み、
装飾などをして販売しているようです。

甲冑展示室には大河ドラマのポスターが
やたらと貼ってあったので、
そちらの需要もあるんだなーと、
作っている

もっとみる
つる

つる

こんにちは。
今日はとあるところへお出かけしたので、
そのお話をします。
冒頭の写真は、ツル。野生のツル。
(飼われている鶴って、あまり聞きませんが)

野生の鶴があちこちに降り立ち、
何かをついばんでいました。

冬の間飛来し、春先に帰っていくのかな?
時期が来たときに、一斉に飛び立ち、
綺麗な編成を組んで飛び去る姿も
密かな人気なんだそうです。
これらの鶴はナベツルと呼ばれているそう。

多く

もっとみる
松灰

松灰

こんにちは。
今日は灰のお話。

良く、登り窯は何の木で焚くのですか?と
尋ねられるのですが、
朝日焼では「赤松」だけを使って、
窯焚きが行われます。

コスト?そりゃ、掛かりますよね~。
でも、焼き残った灰を集めて、
ゴミやアクを取り除き、釉薬の原料に使いますので、
無駄ばかりではありません。

扉近くは、外界と近いので冷めやすいです。
なので、ワザと薪を壁に立てかけるように放り込み、
冷めるの

もっとみる
佐川美術館(楽館)

佐川美術館(楽館)

こんにちは。
今日は、お出かけのお話です。
以前に「エッシャー展」に行ったという
お話を書きましたが、その続き。

この美術館には、お茶室があります。
『楽焼(らくやき)』で有名な、
楽吉左衛門(らくきちざえもん)が設計の草案をした
そんな(すんごい)茶室です。
このお茶室に入るには予約が必要なので、
見て見たい方は予約していってくださいね。
見どころ満載です。
こんなお屋敷に住んでゴロゴロしたく

もっとみる
登り窯が始まるよ~

登り窯が始まるよ~

こんにちは。
今日の話題は、2024年3月の世界線です。
いよいよ登り窯の窯詰めが始まりました。

登り窯って、作品がたくさん入るので、
準備自体は、ずっと以前から
静かに始まっているのですが、
いよいよ棚が組まれ、
窯詰めが始まろうとしております。

実際に作品を詰め始める、ここからが
また頑張り所で、体がしんどいのなんのって。
階段じゃん?入れる器って沢山あるじゃん?
体が重いじゃん(物理)?

もっとみる
掃除

掃除

こんにちは。
今日は、掃除からお話が始まります。
朝日焼は、細かい場所や、古い登り窯の中など、
掃除が行き届いていない場所もありますが、
基本は毎日、朝日焼の前の道、
工房から登り窯の前、教室は掃除しておりますので、
汚い場所、そんなには無いです。
が、いつも以上に美しく掃除する時があります。

そう、察しのいい方なら、
この辺でこの世界線がどこにあるか、、
分かると思います。

そうです、202

もっとみる