![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133800486/rectangle_large_type_2_83db7b5802bc1d2f572dba531cf47de0.jpeg?width=800)
こんにちは。
今日は灰のお話。
良く、登り窯は何の木で焚くのですか?と
尋ねられるのですが、
朝日焼では「赤松」だけを使って、
窯焚きが行われます。
コスト?そりゃ、掛かりますよね~。
でも、焼き残った灰を集めて、
ゴミやアクを取り除き、釉薬の原料に使いますので、
無駄ばかりではありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1710312790596-GaJRL6Yoz9.jpg?width=800)
モケモケしたものが全部灰。
![](https://assets.st-note.com/img/1710312865746-9Zy1wn05fT.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1710312909820-8K4vUihDeH.jpg?width=800)
(薪を放り込む口の近く)
扉近くは、外界と近いので冷めやすいです。
なので、ワザと薪を壁に立てかけるように放り込み、
冷めるのと熱いのとのせめぎ合いで
面白い色合いが出るのを狙います。
なので、灰も壁近くに残ります。
今回も、左右の扉近くは面白い良い色合いの器が
集中して取れました。
(ここでイイ色の物が取れるとマジ安心する)
今、窯出しが終わり、灰が集められております。
一階の窯では微々たる量しか取れませんので、
数回分溜めます。
朝日焼の伊羅保釉(いらぼゆう)に使われます。
と、言うところで今日は終わり。
多分、登り窯の話題も一旦お終い。
また、日常に戻りますね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?