BtoBマーケ初心者インハウスライターが「THE MODEL」を読めるようになるまで
いろいろご縁があり、2020年9月〜BtoBマーケティングのメディアでインハウスライターをすることになった。
BtoBマーケティングの経験は皆無だったが「受かったし何とかなるでしょ!」と思って、とりあえず初出社し、いろいろレクチャーを受けたのだが。。
何言ってるかさっぱり分からなかった。
翌日から記事執筆することになっていたが、書ける自信がない。そもそも弊社製品って何?レベル。笑えない。勉強しなくてはと思った。
で、上司に「おすすめの本を教えてください」と言ったら紹介してくれたのがこれ。
「THE MODEL」はBtoBマーケティングの教科書ともいえる本だ。当時の私は、目次を読んで何も理解できなかった。ごめんなさい。
(よって、すぐに買わずセールで買った 笑)
この記事はBtoBマーケティング超初心者の私が、「The model」を読めるまで勉強した話です。
BtoBマーケティングって何?と思っている本当の本当の初心者の参考になるはず。
まずはマーケティングの基礎を学ぶ
BtoBマーケティング超初心者だが、マーケティング思考自体はそこそこある……はず。
私は仕事でSEOライティングやPR記事を書いた経験があるし、SNSマーケティングもやっている。ブログを書いて効果分析もしていた。マーケティング系メディアでの執筆経験もあった。
おそらくだが採用の決め手の一つは、「マーケティング超初心者ではない」という事実だ。
BtoBマーケティングは未経験だけど今までやってきたマーケティング経験自体は役に立ったと思っている。
端くれながらもマーケティング思考を学び始めたのはライターを始めて2年目くらいだったのではないか。
よって、ここでは入社以前に「マーケティングを学ぶためにやったこと」を書く。
私が入社以前にマーケを勉強した方法とは以下の通り。
・ブログで検索上位を目指すために勉強
・アフィリエイトやアドセンスで稼ぐ
・インスタやツイッターの勉強、運用、マネタイズ
・特にインスタは某メディアの担当になるくらい頑張った
読んだ本はこういうの。
5冊読むの面倒だし、ブログもインスタもやらないよ…という人は、とりあえず「沈黙のWebマーケティング」を読むのがいいのでは。
(無料で公開されてるのすごい)
(書籍版のほうが解説あって読みやすいよ!)
本を読みまくる
話を戻すと、マーケティング経験自体はそこそこあるが、上司の言ってることが分からない。明日から書けると思えない。だが書くしかない。
与えられたテーマに関する本を買って読んだ。
テーマがカスタマージャーニーならこれ。
MA(マーケティングオートメーション)ならこれとか
(少し古いけど概念は学べた)
インサイドセールスならこれとか
以下略。とにかく本を買いまくった結果、半年でBtoBマーケ系の本を10冊購入していた。趣味なので経費は出ない(笑)。
よく分からないからググって出てきた本を買っていたが、これはあまりおすすめできない。BtoBマーケティングの概要がつかめないからだ。
よって、BtoBマーケティングのガチ初心者にとって一番分かりやすい本はこれだと思う。(概要をつかむという意味で)
概要をつかんでから個々の施策について学べばよかったなぁと今なら思う。
先述の上司もそうだが、本当のマーケ初心者はマーケ上級者が勧めてくる本を、最初に読んではいけない。原則として、SNSで「BtoBマーケ界有名人の◯◯さんが勧めてた」本は後で読むべきだ。というのも、彼らが勧めるのは大抵初心者に合った本ではないから。だって彼らをフォローする人はそこそこ知識がある人たちだもの。
よって、初心者には意味がわからんのだ(笑)。(というレベルまで知識が無かった…。上司は悪くないよ)
BtoBマーケティングメディアを読みまくる
並行して、ありとあらゆるBtoBマーケティングメディアを読みまくった。
私はライターなので、競合が何を書いてるのか気になったというのもあるが。
BtoBマーケ支援をおこなう「才流」の中の人たちが書いた「SAIRU NOTE」。
Webマーケティングの最新情報が読める「Web担」こと「Web担当者Forum」。
BtoB向けのサイト制作を行う「baige」の社員によるオウンドメディア「Knowledge/baige」。
などなど。SNSでBtoBマーケの人をフォローして、その人が書いたnoteも読んでた。これは一例に過ぎないので、自分の好みの方を見つけてみましょう。
ウェビナーに参加しまくった
BtoB業界では無料ウェビナーが星の数だけ開催されている。
個人で参加して良さそうなものを探して参加した。
もちろん、競合NGなウェビナーは参加してはダメだ。(そもそも、無料ウェビナーは何のために開催されてるかって、「知識と引き換えに個人情報を得て、ゆくゆくはお客さんにするため」なので、自分がお客さんになりそうもないウェビナーは参加してはいけない)
ただ、BtoB業界のウェビナーは平日昼間開催が多いので、仕事の許可をもらえなければなかなか厳しいかもしれない。
弊社もウェビナーをよく開催してたので、業務中に録画を視聴していた。
一番無難で勉強になるのは、自社のウェビナーを見せてもらうことだ。ウェビナーは自社のことを理解できる教材でもある。
弊社のメディアを読みまくる
弊社はとあるBtoBマーケ系事業を展開している企業だ。
上記のメディアほど有名ではないものの(申し訳ないが…)、BtoBマーケ系の記事がたくさんあるため、自分の執筆するメディアをたくさん読んだ。
私のミッションはCVを取ることなので、ところどころで自社製品の紹介をしなくてはならない。でも、自社製品が何なのかすら分からない(笑)。そこでトップページ、機能ページ、導入事例、セミナーページなどを読み込んだ。
トップページがどんな作りで、自社製品の紹介はこう書く、お客様の声を読む……記事を書くときは弊社HPのことを常に思い浮かべた。オウンドメディアは自社の代表なのだからズレがあってはいけないから。
どこも自社ページは事業の顔なので、作り込んでいるはずだ。
なぜこの位置に機能ページがあり、なぜこんなキャッチコピーを付けたのか?などには理由がある。それを考えることもマーケティングだ。
私がフリーランスで製品紹介をするときも、製品紹介ページの作り・文章はかなり参考にしている。
まとめ
私のようなBtoBマーケ界に縁もゆかりも無い人間が、いきなりBtoBマーケの記事を執筆するのはなかなか大変だった。最初の頃は何を書いているか分からず、解説や修正&FBに助けられた。
この世界の本は2,000円くらいするのだが、勉強のためなら総額を考えてはいけない。経費ではないけど(笑)。
上記はほぼ勤務外に趣味としてやったことだが、これだけしてもまだ足りないと思っている。
半年経ち、やっと「The model」を読めるようになり、自分の中で一区切りがついたと思った。(読むの遅くなってごめんなさい)
BtoBビジネス界に足を踏み入れて間もないけど、「初心者だから書けません」なんて言いたくない。経験者と書いた記事とも戦わなければならない。そのためなら何でもやるのだ。
というわけで、BtoBマーケティングに関する記事制作をもっとやってみたいです。興味を持ったらご依頼お待ちしています(宣伝)。
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