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スガシカオとハチクロを履修して、「神様のボート」を読めばいい人生だった

もうすぐ、noteの連続更新が1000日になるなァ
と、思っている。
たぶん年内だよなぁ、くらいな感じで
最初の3日、30日、3ヶ月、1年を乗り越えたような感慨はなくて
ずいぶんとぼんやりしている。

この1000日を歩みだすキッカケは無職になったことで
半年と少し無職を満喫して
(仕事がなくなって、仕事がストレスだったことを知って、いまも会社に行きたくないのに、もう無職にはなりたくない)
社会復帰して
病気になって
休職して
また働いて

最初のころは毎日エッセイが書けなかったり(最初にピアノ日記の毎日更新をはじめた)
途中でなぜか、エッセイを毎日2本書いてみたり(それなりの期間やっていたと思う)
音声配信をしたり
動画編集を強化した時期もあったり
病気になったときは、療養中のキツさやショックはもちろんだけれど、頭の処理速度がぐんと落ちて(IQが下がっていたらしい)
エッセイは2ヶ月くらいお休みしたりしていたし
最近は予約投稿の力を使いまくっているので、これを毎日更新と言っていいのか怪しいけれど
書くことと弾くこと、わたしなりに作ることと生きることを考えてきた1000日だったと思う。
まだ1000日経ってないけど。

最初にはじめた取り組みは、もちろん「とりあえず書くこと」だけど
そのあと作ったマガジンは「君に伝えたい百の言葉」だった。

たぶん、誰かに伝えるべきだ。と思っていた。
伝えるべきなのに何を伝えていいかわらかなくて、
わからないなりに百個紡いだら答えが見つかるのではないだろうか。という目論見だった。

百の言葉を書いていたら、日記みたいな日常を書くのが楽しくなってきた。
というか、伝えたいことばっかり毎日書けないわ。
日記と日常、小説の狭間みたいなのが増えてきたので、「わたしのはなし」というマガジンを新設した。

そんなふうにマガジンを整理しながら「君に伝えたい百の言葉」をやっぱり探していたんだと思う。
わたしの大切なものってなんだっけ。

いま、1000日を目前にして
たぶん、わたしが何度も飽きずに話しているこの物語たちが
大切なものなんじゃないかって。

積み重ねられたガラクタを蹴り飛ばして拾い集めて
きっとこれが答えだと思う。


1.拝啓 スガシカオさま

自分のエッセイをスガシカオで検索したら出てきたものを拾い集めたら、41本。多くない??
(検索窓に、@アカウント名+半角スペース+単語で検索できるのは、みなさんご存知だろうか。この場合は、【@hangloose05 スガシカオ】で検索してみた)

まだ連続更新する前に書いたnoteに、スガシカオさん本人からリプライもらったりしてうれしかったな〜〜〜

スガシカオに関する話題はたくさんあって、
「午後のパレード」「黄金の月」「Happy Birthday」「Thank You」「Progress」「バクダンジュース」
曲の話もたくさんしたし、
わたし自身の怪我と、スガさんの突発性難聴のこととかも書いたーーーような気がする。

わたしの魂の一部はスガシカオでできている。
圧倒的スガシカオである。


2.ハチミツとクローバー

わたしの魂の一部は、ハチミツとクローバーでできている。
これも、間違いない。

竹本くんと家のこと
あゆとしそのはなし
「書きたい」と言った、はぐちゃんのこと
「ひとりぼっちになってしまう」と言った野宮さんのこと

いまでも、ひとつひとつがきらきらと輝く宝物で
ハチクロと生きてゆけるならば、わたしの人生って怖くない。

たぶん、何度もする話じゃないから、書いた回数は少ないけれど。
1000日歩んでいたら、絶対にたどり着く。
語らずにはいられないのが、わたしにとってのハチクロでした。

うまく書けたかどうかはわからないけれど
魂の一部を切り出した、わたしにとっての渾身の一撃の物語たち。


3.葉子さんのこと

江國香織さんの小説「神様のボート」の葉子さんの話を、延々としている。
葉子さんの好きなところは決まっていて、

・洗うべきお皿があること
・コーヒーと煙草とチョコレートでできた身体を持っていること
・希望というのは、過去とか未来じゃなくて、いまここにあること

このはなしを、繰り返ししている。

マガジンにまとめてみたら話している回数は少なかったけれど
春の嵐みたいに、季節のごあいさつみたいに、ずいぶん前から、忘れることなく話し続けている。
だから、1年後も10年後も
わたしが、葉子さんより、うんと年上になったとしても
わたしは、葉子さんの話をすると思う。


4.コーヒーとわたし

自分の記事を「コーヒー」で検索したら、ものすごいことになってしまった…
ので、タイトルやサムネ画像に「コーヒー」がついているものを拾って集めました。

もう5年以上、「コーヒーをペーパドリップして冷蔵庫にぶちこむ」っていう暮らしをしているんだけど
ペーパードリップが好きっていうのと
やっぱりインスタントコーヒーが好きってずっと言ってる。

季節に1回ずつくらい「インスタントコーヒーも最高だなァ」って言ってるんだよ。
それも、初めて気づいたみたいに……
そのことに初めて気づいた、2022年秋でした。

あと、年々スタバへの愛も増しているね!
もう少し書き続けたら、スタバの話だけでマガジン作れる気がする。


5.食べることと生きること

このマガジンは、1年以上前に作ってたんだけど。

食べるのは面倒。食うより寝たい。はずだった

そうなんだよ。
食べるものにはこだわりがないし、食べるの面倒なタイプなんだよ。

だから、おいしい食べ物の紹介なんて全然なくて
食べることは他人とのコミュニケーションであり
面倒ながらも食べることは、生きようと努めること。

「食べることと生きること」って、本当にそのタイトルの作品がまとまったなあと思います。


(まとめ)

つまりは、スガシカオとハチクロを履修して、神様のボートを読めばわたしになれると思います。
あと、ユーミン聞けばバッチリです。
ユーミンのことは本当に尊敬しているので、あんまり投げやりに話せないので、登場回数は多くないと思います。

あとはスタバでコーヒー飲んで
なに食べてもおいしいと思い、「満腹」にたどりつけたら100点です。
「満腹」っていいよね……満たされる腹って。最高じゃないか

この1000日のあいだ、味覚と嗅覚が消失して、コーヒーと水の違いがわからなくなって、
そのあと味覚と嗅覚がバグりだして、食べ物からへんな味が時期があったりしたけど(コーヒーから虫の味がしたりしてた。虫食べたことないけど)、
いやこれほんと生き延びてよかったね。
コーヒーが美味しい毎日です。

味覚がバグっていたとき、フラペチーノだけ妙にハッピーに飲めたので、スタバにはすごく救われました。
いまではいろんなもの結構食べれるようになったけど、「治った」ていう気分で生きていると、ときどき酷い目に合うので、いまでも用心しながら暮らしています。
でも、よくなったよかったな〜〜〜
ていうか、生きててよかったなぁ。
「なに食べてもいいタイプだから平気」って思ってたけど、結構なストレスだったんだよな〜〜〜


1000日を目前に、自分の好きなものが見つかるなんて思わなかったので
ここまで歩いてきてよかったなあと思っています。
欲しいものって探したって見つからないっていうか
欲しいものって、欲しいときに見つからないのかもしれないから
「欲しかったこと」を抱えて、忘れちゃったほうがよくても覚えて、努めて生きてゆくことが大事なんだなあ。
などと、ばかみたいに思っています。

2022年秋
松永ねる @旅の途中



今日のサムネイルと、マガジンの写真(スガシカオのやつ以外)は、アマノさんにお借りしています。多謝

【photo】 amano yasuhiro
https://note.com/hiro_pic09
https://twitter.com/hiro_57p
https://www.instagram.com/hiro.pic09/


※now playing
最近これめっちゃ聞いてる。スガシカオのいちばん新しいCDです




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