【声かけ】子どもの「やる気」に合わせた「声かけ」方法とは。
「熱血」から真逆の立ち位置にいるJUNです。
こんな僕でも「熱血教師」にあこがれたこともありました。自分の「内向キャラ」を完全に封印し、朝から「学校に響き渡るような声で挨拶をする」と自分に誓った若かりし頃もありました。
本日は、そんな話題。
過去にこんな記事を書きました。
ざっくり説明すると、
「統率する集団の特性とリーダーの特性には、相性があるよ。」
という話です。
だからこそ、担任によって子どもたちは違った姿を見せるのです。
本日は、そんな話題。
担任の特性が子どもに影響を与えるのは、納得していただけると思うのですが、なんと「話し方」のようなちょっとしたことでも、影響を与えるということが分かっているのです。
そんな、「ちょっとした話し方」の工夫についてまとめましたので、ぜひとも、子どもさんの様子を伺いつつ、「声かけ」方法を変えてみてくださいね。
▼子どもの「やる気」に合わせた「声かけ」方法とは。
さて、ここで話題としたい声かけ方法は、2種類あります。
の2種類をご用意いたしました。
あなたがよく使う「声かけ」方法は、どちらでしょうか。
無論、どちらも使いこなせるほうが良いのですが、意識しないとかたよりがちになってしまうものですよね。
では、肝心な子どもの「やる気」との関係をご紹介します。
ずばり、
「子どもがやる気全開のときは、『言い切り型』が効果的。」
であり、
「子どもが、ぼんやり退屈状態のときは、『問いかけ型』が効果的。」
ということを、ボストン大学でマーケティングを研究するヘンリク・ハグベット教授が明らかにしました。
#影響力の武器 実践編
言われてみれば、そうですよね。
退屈している低モチベーションの人に「やればできる!」という「言い切り型」で語ってもタイミングによっては上滑りする可能性がありそうです。
一方、やる気MAXで集まっている集団に「問いかけ型」で問いかけると、「冷静になって心変わりする」という可能性もあるのです。
やはり、リーダーとしては、「自分の思いを伝えたい」わけですから、子どもたちのモチベーション度合いを的確に感じ取り、その子どもたちに合わせた「声かけ」を工夫する必要がありそうです。
▼「声かけ」だけじゃない使い方とは。
ここまで、「言い切り型」と「問いかけ型」の違いと使い方をさらっと解説してきましたが、何も「声かけ」だけではないのです。
ぜひ、子どもたちにも教えてあげてほしいのですが、なんと、
「目標の立て方にも応用できる。」
ということが分かっています。
例えば、新年の目標を立てるなんて一大イベントが控えている人は、自分の達成したい目標を「問いかけ型」で記入してみるなんて方法はいかがでしょう。
という記述になります。
なぜ、「問いかけ型」を採用した方がよいのかというと、ハグベットさんの研究で、
ということが示されたからです。
多くの人が、目標の記述に、
「今年こそ、〇〇をする!」
みたいな「言い切り型」を採用するでしょう。その方が、なんだか勢いがあって達成できそうですしね。
もちろん、具体的な行動に移す癖ができている人は、全く持って構いません。
しかし、「いつも目標を立てっぱなしでいつの間にか忘れちゃうんだよな。」という人は、「言い切り型」は大変危険です。
なぜか、
「忘れた頃に『言い切り型』の目標を発見したもんなら、全然できていない現状と言い切った過去の自分を関連させて、甚大なダメージをくらう。」
からです。
ぜひとも、自分からの大ダメージをくらわないためにも、「問いかけ型」目標を立てて、日々こつこつと自分の期待に応えていきましょう。
▼まとめ。
本記事では、「相手のモチベーションによって声かけを工夫しよう!」という内容をまとめました。
ぜひとも、新しい目標に向かってこつこつ進んでいくことができるよう、「声かけ」でサポートしてあげてくださいね。
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