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「ポジティブなリーダーが良い。」とも言えない理由。

根っからの「内向性」の持ち主ながら、「外向性」を装うことで生き抜いてきたJUNです。

ちまたでは、「本当の自分」なんて言われますが、もしかしたら「本当の自分」なんてないのかもしれません。

本日は、そんな話題。

人間は時と場合、必要性によってキャラを変えられます。そして、そのキャラ変が、集団を率いるために功を奏する場合があるのです。

では、「どんなとき」に「どうすれば良いのか」を書いていきますね。

▶「リーダー」こそ、「自分の気分」に敏感になるべし。

当たり前ですが、人間には感情があります。さらに、感情は常に一定ではありません。

外部からの刺激により、簡単に気分が上がったり下がったりするものです。

しかし、大人のあなたは、自分の気分で仕事内容を変えたり、辞めたりすることはできないでしょう。

さらに、大人のあなたが忘れてはならないのは、

「あなたの気分が、あなたが統率する集団に影響を与えている。」

ということです。

もっと言えば、

「あなたの気分により、あなたが率いる集団の学習効率が上がったり下がったりするということ。」

だからこそ、リーダーは、自分の気分をしっかりと捉え、さらに、使いこなさなくてはならないのです。

では、さらに具体的な話を次章に書いていきますね。

▶「ポジティブ」と「ネガティブ」が集団に与える影響とは。

早速おもしろい実験を1つ。

ヴィクトリア・ヴィッサーさんらの研究チームは、リーダーと呼ばれる人たちを対象に次のような実験をしました。
#ネガティブな感情が成功を呼ぶ

「ビジネススクールの学生300人に対して、同じ指示を出したあと、『創造性を試す課題』と『分析的能力を試す課題』の2つの課題に取り組んでもらう。」

という実験を行いました。

この実験のおもしろいところは、指示の出し方を変えたところ。

片方を、「幸福感にあふれたポジティブ指示」、もう一方を「悲しみが溢れたネガティブ指示」にしたのです。

さぁ、結果はどのようになったと思いますか。

結果は、

「ポジティブ指示は、『創造性課題』に対する成果を2倍にした。」

というのです。じゃあ、「ネガティブ指示の意味がないのか。」というとそうでもありません。

なんと、

「ネガティブな指示は、『分析的課題成果』を4倍にした。」

というのです。

ここから言えることは、

「どのような課題に取り組むのかにより、指示の仕方を工夫することで成果を上げることができる。」

ということなのです。

▶まとめ。

本記事では、「指示の仕方は時として場合を考えよう。」という内容をまとめました。

この実験からも分かるのですが、リーダーの振る舞いというのはかなり重要です。

しかし、いつも「ポジティブ」でいれば良いかといえば、そうでもない。

もっと言うと、「怒り」という感情も、「出すべきとき」というのがあるのです。間違っても、「怒りを連発」して、そのもつべき効果を下げないようにしてくださいね!

もちろん、常に「ネガティブ」も心配されますからやめましょう。

ということは、結論、「リーダーこそ、自分の感情を受け止め、出し方を工夫する。」必要がありそうです。

言うは易しですが、子どもの学習効果をあげるためと思い、頭の隅においておきましょう!!


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