歩き始めたら「目的」を探そう
この記事は、「不登校の教科書シリーズ」となります。
前回の記事は、こちら。
「不登校」といっても、その理由は様々で複雑多岐に渡っています。
だからこそ、「こーしなさい、あーしなさい。」は、ほぼほぼ価値がない。
僕が不登校現役だったとき、たくさんのサポーターさんにお越しいただいたり、訪問したりとマッチングしていただいたのですが、残念ながら不成立となりました。
複雑多岐な不登校ですから、僕の体験談もあまり意味がありません。
じゃあ、「意味があることって何なのよ?」という疑問にお答えしようと、ここからは、意味のあることを書いていきます。
▼人生は、自分で選ぶからおもしろい
世間には、「夢がある」と豪語している人が少なからずいると思いますが、ぜひ、そのような人に出会った時、「それって、本当にあなたの夢ですか?」と聞いてみましょう。
#やめたほうがいい
何を性格が悪いことを言っているのかと思われたと思いますが、意外と”あるある”なのは、「世間体夢の持ち主って結構いるよねー。」ってこと。
例えば、「あなたの夢って何ですか?」と聞かれたときに、その場で考える程度の「その場夢」とか、夢ってほどじゃないけれど、なれたらいいなぁくらいで答える「理想夢」。夢はでかい方がいい!と自分を大きく見せたいという思い100%の「仮初夢」などなど。
「夢」は、いいように扱われています。
そんな「夢」が本物なのかどうか確かめるには、「それって、本当にあなたの夢ですか?」という質問が一番。
#だからやめなさい
多くの人は、自分の「夢」と言いながら、「あの人みたいになりたい!」というように「誰かの成功した姿を自分の夢」としてしまっているのです。
これ、意外と多いはず。
しかし、この「誰かの夢を追いかける」パターンは、ほぼほぼ叶いません。だって、叶えたいと思っていないから。
そもそも、「自分が叶えたい夢」であれば、まずは、「自分で決める」ことが大前提。
誰に何を入れようと関係ない。だって、「自分が叶えたい夢」なんだから。そして、そこにオリジナリティが生まれる。
もちろん、人に言うと「何それ?本気?」とか、「いやいや、そんなんムリっしょ?」というリアクションが返ってくるでしょう。いや、それが正解!だって、自分のオリジナリティを出しているのですから、「あなたの夢が叶った姿はあなた意外想像できない!」のであり、「あなたの夢は、相手の想像を超えていい!」のです。
iPhonだって、「そんな使いにくいの、誰も使わないよ!」と言われたし、Amazonだって、最初はオンライン本屋さんで「オンラインって言ったって、本の市場が小さいんだから無理」って言われていたんだから。
「誰もが見たことのないものを創るってことは、周囲から否定されることと同義」なのです!
「否定されてこと夢である」ととらえ、無理じゃね?と言われたら、心の中で「よし!」と思いましょう。
▼まずは、「目的」をもつこと
さて、夢をもつのであれば、自分はどこの路線で力を発揮していくのかを見定めないと話は始まりません。
言い換えれば、「自分の好き」を見つけるところから。それは、別記事に書いてあるので、そっちを見てもらうこととして👇
進んで行く方向性を決めたのであれば、絶対に必要なのは、「目的」と「目標」です。
「いや、その違いが分からん!」という人のために、ざっくり解説。
こんな感じでございます。
うっすら理解できたのなら、まずは、「目的」を決めましょう。
「自分が好きなことにとことん取り組んだ先にどんな自分が待っているのか。」をじっくり考えましょう。
大切なことは2回以上言う主義なので、繰り返すと、目的地にたどり着いた姿は、「あなたの理想であり、誰かの理想ではない。」のです。
否定される訳でもなければ、正解なんてない。今は、おぼろ気に想像する程度でかまいません。今のところ言えるのは、「目的を達成したいのであれば、行動しないと叶わない」というのは確定しています。
そんな取り組み方に「不登校」は最適だということを次回は書いていきます。
次の記事は、こちら👇
いただいたサポートは、地域の「居場所」へ寄付させていただきます!