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「行動」を変えるなら「意志」よりも「工夫」がおすすめな理由。

常に「新しいこと」を求めているJUNです。

「授業づくり」でもそう。同じ流れで授業をすることが耐えられないのです。もちろん、同じ流れの方が安心する子どもさんもいるのですが、どうも「新しいこと」を入れたくなってしまう質なのですよね。

その反面。ルーティン的なものも多い。確実に実行しているのは「学校に朝7時に着くこと」と、「寝る前にnoteを1記事投稿すること」。

これが、1日のはじめと終わりのルーティンとなっております。

そんな生活をかれこれ数年続けているのですが、先日こんな記事を書きました。

「自分を変えたい!」と思っていても「行動」しないと変わらないという内容でございます。

本記事は、情報の付け足し。「『行動』するためには、何も大げさな『変化』じゃなくていいんだよ。」という優しい内容。

「来年こそは理想の自分の近づきたい!」と思っている方。ぜひぜひ、目標達成に向かうための作戦を立ててみてくださいね。

▼「意志」に頼らずに「行動」を変える方法。

ちなみに、あなたには「やめたいと思っている習慣」なんぞありますか?

例えば、ついつい「食べ過ぎてしまう」とか「飲みすぎてしまう」というようなこと。

「分かっているんだけど…」という言い訳がちらつきますが、そんな”つい”が起こりやすい習慣ほど「意志力」に頼るのはおすすめしません。

なぜなら、「意志力」は当てにならないからです。

「クッキーを我慢した人の実験」をざっくりご紹介します。

実験参加者は、お腹のすいた状態で待合室へ通されます。待合室のテーブルには、「クッキー」と「大根」が置かれていました。
#大根は調理済み

お腹がすいているですから、当然「クッキー食べたい!」と思いますよね。そこで、一方のグループには、「どうぞどうぞ。」と勧め、もう一方のグループには、「あなたたちは、大根しか食べてはいけません。」と指示をしたのです。
#鬼

その後、難しい問題にチャレンジしてもらったのですが、考えることを放棄して先にギブアップしたグループはどちらだと思いますか?

そう、「大根チーム」だったのです!

彼らは、「クッキー我慢大会」を経てからの問題チャレンジだったため、「クッキー我慢大会」で「意志力」を消耗していたのでした。

このように、いつも「意志力」に頼って理想を叶えようとしていると、ムラが出てしまうかもしれません。

それよりも、良い方法が「工夫する」ということ。

「食べ過ぎ・飲みすぎ」は簡単です。

「食べ物や飲み物を必要以上にストックしておかない」とか「冷蔵庫を開ける前に誰かに許可を取る」とか。何かしら「面倒な手立て」を自分に対してしかけておくことで解決できます。

こんな実験を紹介しましょう。

ある映画館でポップコーンが無料で配られました。一方のグループには、「Mサイズ」、もう一方には「Lサイズ」とサイズ違いのポップコーンが配られたのです。

しかし、そのポップコーンにはある細工がしてありました。めちゃくちゃ「まずかった」のです。

なぜ、そんなひどいことをしたのかというと、「食べきってほしくなかった。」というシンプルな理由。

この実験では、「サイズの違いによってポップコーンを食べる量に違いは出るのか」を調べたかったのです。

この実験結果がおもしろい。

なんと、5日前に作られたまずいポップコーンを「Lサイズをもらった人の方がMサイズの人よりも多く食べていた」ということが分かったのです。

そう、僕たちは「入れ物の大きさによって食べる量が変わる」ということ。だからこそ、「食べ過ぎ・飲みすぎ」の人は、シンプルに「入れ物の量を少なくする」ことによってわるい癖を防ぐことができるのです。
#スイッチ!

余談ですが、この結果を僕たちは認識していないみたい。どうやら、「入れ物サイズで食べる量が変わるなんて馬鹿なこと起きる訳がない!」とポップコーン実験の参加者たちは自覚0だったようです。

何はともあれ、「自分を変えたい」と思って「我慢」するよりも、「仕組み」から変えてしまった方がより自然に変化をもたらせるのです。

▼まとめ。

本記事では、「本当に目標を達成したいのなら、意志力を使わない工夫を考えよう!」という内容をまとめました。

これは、子どもたちの「勉強」とか「早寝・早起き」とか、ありとあらゆる習慣に応用できます。

ぜひとも、互いに気持ちよく生活できるような「工夫」をさり気なく取り入れてみてくださいね。



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