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「ネガティブ」対策になるコミュニティの使い方とは

落ち込んでいても、落ち込んでいると思われないJUNです。

逆に、喜んでいてもそれほど変わらないという。単純に、感情表現が平坦なのだと認識しております。

これまでにいくつも「ネガティブ感情」についての記事を書いてきました。

この記事を解説すると、「ネガティブ感情は、使いこなすことで逆に成果につながるよ!」というものです。

ただ、「やっぱり『ネガティブ』はつらいよ・・・。」という声も聞こえてきます。

そこで、本記事では、「ネガティブになったときのための対策方法」について話題としたいと思います。

ぜひとも、参考にしていただけたら幸いです。

▼「ネガティブ感情」対策になる簡単な「準備」とは。

そういえば、こんな記事も書いていました。

この中で紹介している「紙に書き出す」という方法も効果的ですが、本日、ご紹介するものは、もっとダイナミックなものでございます。

ずばり、

「自分について別の角度から考える。」

という方法。

分かります。きっと「?」が浮かんだことでしょう。

もうちょっと状況を具体的にしていけば「なるほど!」と思ってもらえるはず。

例えば、「学校でうまくいかないことがあった。」そして、「もういいや。」と「ネガティブ感情」に巻き込まれてしまいましたよ。という状況としましょう。

そんなときは、

「『学校』以外の自分の居場所で活躍している『自分』について考えてみる。」

という方法が、実は効果的な「対策」になるのです。

僕がいうまでもなく、人間というのは「複数のコミュニティーで存在できる生き物」です。

「家庭」での「あなた」がいれば、「学校」での「あなた」がいて、「友達」と接する「あなた」もいれば、「習い事」で活躍する「あなた」もいる。

このように、「あなた」という存在は、一人であったとしても、所属するコミュニティーの数だけ「あなた」という存在があるわけです。

この「コミュニティー」を最大限に利用しようというのが、本日の「対策」方法。

「『学校』というコミュニティーでうまくいかない状況で『ネガティブ』になったのであれば、『習い事』というコミュニティーで活躍する『自分』を思い返してみる。」

この方法が、思った以上の効果を発揮してくれるのです。

もちろん、根拠となる実験がありますよ。

心理学者のジェフリー・コーエンさんは、ステレオタイプ脅威を抱えている可能性のあるアフリカ系アメリカ人の学生に、学期の初めの10分間、「自分が大切にしている価値観」について書き出してもらったのです。

その結果、

「この取り組みを行わなかった学生に比べて、人種間の成績差が40%も減少した。」

というから、効果絶大ですよね。

この実験が示唆することは、

「私は、できないんだ。」という「思い込み」を、「別の活躍場面を思い返すだけで打破できる」ということなのです。

見方を変えれば、「思い込みの力ってすごい!」とも言えるのですが、何はともあれ、「自分を卑下するような思い込みは、本当に成果を奪ってしまうから気を付けよう」ということですね。

そんな、「ネガティブな思いこみ」に対処するためにも、「様々なコミュニティーに所属しておく」ということも「対策」の1つとなり得るのです。

▼まとめ。

本記事では、「多様な『自分』をもっておこう!」という内容をまとめました。

これは、「子ども」とか「大人」とか関係ありません。

たとえ「仕事」でうまくいかなかったとしても、「家族の大黒柱」、「思いやりのある友人」などなど、「仕事以外の自分」を頭の中に登場させるだけで、大分救われるのです。

ぜひとも、「突然現れるネガティブ」に対抗できるよう「輝いている自分」を頭の中にストックしておきましょう!!

他にもレジリエンスを発揮する方法をまとめた記事がこちら👇

ぜひとも、必要に応じて読んでみてくださいね。


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