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読むことと書くことと

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大切にしたい「読み書き」のこと
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#読書

習慣と、生きることと

習慣と、生きることと

会社員としてフルタイムで働きながら、駆け抜けるように日々を過ごしている。

余裕があるかと聞かれると、余裕はない。
仕事は本格的に忙しくなってきた。
家に帰って、子どもたちにご飯を食べさせて、お風呂に入れて、本を読んで寝る。
子どもたちを寝かしつけながら、誰よりも早く寝てしまうのは私だ。

そのぶん、早く起きることにしている。

深夜までノンアル片手に本を読むスタイルから、子どもと共に寝て、早く起

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好きを散りばめて

好きを散りばめて

暇さえあれば好きなことをしている、と思う。

朝起きてラジオを聞きながらお弁当を作る。
ラジオもお弁当作りも好き。

朝ごはんにお粥を作って食べる。
余裕があったらコーヒーを淹れる。

運転しながら本を読む。

お昼にはお弁当を食べながら本を読む。
まちなかに勤め始めたから、お昼は美味しいランチを食べたいな、なんて思ってたけど、自分の作るお弁当以上に食べたいものが今のとこない。

帰ったらノンアル

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読む

読む

長らく読書から遠ざかっていた。

小さい頃は本ばかり読む子どもだった。
徒歩20分の小学校の帰り道を、本を読みながら歩いて帰った。
読みたい本がある時には、それは何よりも優先されるべきことで、本を読んでいる途中に友だちが家に遊びにきても「本読んでるから」と断ったほど。

いつだって本は生活の一部だったんだけど、子どもが生まれてからは読めなくなった。
ページ上の文章をなぞれなくなり、読んでも頭に入っ

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続|本を片手にたずさえて

続|本を片手にたずさえて

昨日の投稿のつづきのはなし。

「なに読んでんの?」
24時半。
かなり酔っぱらって、1人でギャーギャー騒ぎながら帰ってきた姉が、ソファーで本を読んでいた私のとなりにドカッと座って聞いてきた。
「村上春樹の、羊をめ…」「はぁ!?だるっ!!早く寝ろよ!!」
題名も聞かずに一蹴し、電気を消して部屋を出て行った。
真っ暗な部屋でため息をつく。
普段まともな人間ほど、酒癖がわるい。

「ずっと気になってる

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