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起業して半年−動かなければ、事業も自分も何も発展しない

今日、12月20日でHana to Sora-花卜宙-を開業してから半年が経ちました。1年の折り返し地点ということで、この半年間を自分なりに振り返ってみました。元は友人知人に向けたfacebookの投稿ですが、個人で起業されたり易者という仕事にご興味がある方の参考になるかもと思い、こちらにも転載します。

■突然はじまった易者の道

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当時は受託していた仕事の関係もあったので複業として易の仕事をしようと、その開始日のみを決めていました。これに向けてサービスサイトを考えたり鑑定プランの設計や記事作りなど、空いた時間で少しずつ準備を進めていました。その矢先、受託の仕事を終了する流れが舞い込み、突然にして100%のリソースで易者道を邁進する環境が出来上がりました(余談ですが、これは今でも事業運で施した風水術の仕業だと思っています…)。当時は勝手に外堀が埋まっていくような感覚で、いま思い返してもやはり"決断"した記憶はないのですが、違和感なくこの流れを受け入れたと言うことは、きっとこれを望む自分がいたのだと思います。

■この半年の気づきと学び

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これまで十数年企業で働いて、大半の時間を経営企画という仕事に費やしてきました。社会人MBAに通ったりもしていたので、一般的には経営や事業企画に関するひと通りの知識がある方だと思うのですが、この半年を振り返ってみると、

1. 「わかる」と「できる」はまったく違う
2. 動かなければ、事業も自分も何も発展しない

この2つを味わい尽くす半年でした。
字面だけ追うと当たり前すぎてわざわざこんな所に書くのも憚られるのですが、この当たり前でありきたりな言葉が私にとってはとても味わい深いものだったりします。

個人起業家は文字通り「個人」、孤独というか、壁打ちが欲しいー!と叫びたくなるぐらいに"仲間"が欲しくなったのも、人生で初めての経験でした。そんな中、秋には個人起業家が集まる学びと実践の場に恵まれ、今は地に足つけながらサービス作りに向き合うことができています。

立ち上げたばかりということもあって、ちょっと意図して動くだけで自分にもサービスにも積み上がっていく感触があり、今はまだそんな些細なことが嬉しかったりもします。暗中模索する中、上手くいかないことも多々ありますが、血肉になっていると言う意味での喜びです。

■全くの新参者として

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「非科学」という言葉が正しいかは分かりませんが、何事も合理的に目の前に見えることが全てという世界を生きてきた私にとっては、「占い」という業界もよく知らないうえに、これを使う人たちとの接点もほとんどない中でのスタートでした。

※易は中国古来の占術です。これを説く『易経』は、東洋哲学や倫理を伝える書として日本では経営者やビジネスパーソン向けに超訳されていたりします。

どこかで機会があれば書きたいと思っていたのですが、実は私は「占い」を入り口にこの世界に入っていません。易の哲学に心動くものがあり、学んでみたい、やってみたいという気持ちが湧いてきて、知的好奇心以外の何物でもない動機で易を学び始めました。今だからこそ言えますが、卍易風水の鑑定を受けずにあの学びの場にいたのは、おそらく私1人だったのではないかと思います。何の前情報もなかったおかげで、純粋に易の起源や世界観を学び、自意識を可視化する手段としての「易」の為せる業に感動し、これを職業にするという顛末に至っているのだと思います。

この半年の間だけでも、世代や職種、国境すら越えてご連絡くださる方々とのご縁に恵まれました。次の半年は1つ大きなチャレンジを予定しているのですが、易の導く先でもある「上手くいってもいかなくてもどちらでも良い」という手放しの精神で、引き続き地道に積み上げていきたいと思います。

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