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だしの世界

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昭和の台所では、母が丁寧にかつおやいりこを煮出し、料理の味の基本となるだしを引いていた姿が脳裏の片隅にありました。 その後、様々な便利なものが世の中に登場し、顆粒タイプのだしや… もっと読む
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記事一覧

いりこ和風カレー鍋

いりこ和風カレー鍋

鍋=優しい味のイメージを変えるスパイスの効いたカレー鍋ができました。
いりこの力強い味と、ぴりっと辛いカレーの相性がなんども食べたくなる味です。
お肉の味付けと油揚げの味付けを一手間加えることで、カレーの辛味と甘い味付けのお肉が新しいカレー鍋の味わいになりました。
カレーのじゃがいもといりこが特に相性が良く、だしがらも最後まで美味しくいただけます。
だしが効いた〆はコシのある讃岐うどんをお楽しみく

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伊吹産いりこ

伊吹産いりこ

瀬戸内海香川県沖に浮かぶ小さな島「伊吹島」は良質ないりこが獲れる産地として全国で知られています。その中でもとりわけ良質ないりこを仕入れるには、漁協との長年の信頼関係が必要です。私たち“花の将”は、「さぬきうどんブーム」が起きる前から伊吹産のいりこに目を付け、自身の目と舌で品質を確かめ、うどん店主の厳しい目に応えるために厳選したいりこを、長きにわたり仕入れてまいりました。今や「伊吹産いりこ」は確かな

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“いりこ”へのこだわり

“いりこ”へのこだわり

さぬきうどんのだしの基本は“いりこ”
日本一うどんの消費量が多く【うどん県】と称される香川県のさぬきうどん。実はさぬきうどんのだしのベースは“いりこ”ということをご存知でしょうか?“いりこ”とは煮干し(カタクチイワシ)のことで、西日本エリアでの呼称です。花の将”を立ち上げた丸一倉庫は香川県で創業約80年になる乾物屋です。 老舗有名うどん店から新しいお店まで、様々ないりこを県下のうどん店に卸し、店主

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わかめと豆腐のいりこ味噌汁

わかめと豆腐のいりこ味噌汁

わかめと豆腐のいりこ味噌汁
いりこの旨味を存分に味わうシンプルなお味噌汁。豆腐はお好みでつるっとした食感を楽しめる絹ごし、食べ応えのある木綿を使い分けてください。

https://hananosyo.jp/f/recipe/recipe-1044

小松菜と油揚げの煮浸し

小松菜と油揚げの煮浸し

小松菜と油揚げの煮浸し
八方だしをつかったレシピです。小松菜はカルシウムが牛乳の8倍も含まれている冬には欠かせない食材です。
煮浸しは3−4日保存もできるので、たくさん作ってお弁当のおかずにもお使いいただけます。
いりこだしと油揚げの相性が良く、いりこの素材をそのままいれても美味しくいただけます。

https://hananosyo.jp/f/recipe/recipe-1043

切り干し大根の煮物

切り干し大根の煮物

切り干し大根の煮物
食物繊維やカルシウムが豊富な切り干し大根。定番の乾物で簡単に使えて栄養価も高い万能食材です。水で戻す際に、歯ごたえが少し残るように戻すと食感も楽しめます。

https://hananosyo.jp/f/recipe/recipe-1042

焼き豆腐と白味噌たれが讃岐流 いりこ白味噌おでん

焼き豆腐と白味噌たれが讃岐流 いりこ白味噌おでん

いりこ白味噌おでん
【味の特徴と作り方のレシピについて】
鍋=讃岐の定番白味噌おでんを家庭でも食べやすい市販の焼き豆腐で作りました。
臭みがない伊吹いりこのだしだからこそ一つ一つの具材がより美味しくいただけます。豆腐と白味噌の相性が讃岐おでんならではの美味しさです。
白味噌はお好みでゆずを乗せると香りが楽しめます。

https://hananosyo.jp/f/recipe/recipe-104

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だしの引き方

手軽に本格的な天然素材だしが楽しめます。
昭和の台所では、母が丁寧にかつおやいりこを煮出し、料理の味の基本となるだしを引いていた姿が脳裏の片隅にありました。

その後、様々な便利なものが世の中に登場し、顆粒タイプのだしや、素材を粉末にして早くだしが引ける商品が登場。また夫婦共働きが一般化し、子どもたちは習い事や勉強に忙しくなり、家族みんなでいっしょに食事を楽しむ機会が減ってしまいました。

しかし
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