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好きな仕事をやり続けるために「どんな努力をすればいいのか」

私はいまここでは「ライター」という職業を名乗っているのですが、少し前、一時期はライターの仕事をやれていなかったときがありました。どうしてそうなったのか、そこから抜け出すために何をしたのか、思い出しながら書いてみますね。

私が一時期、ライターの仕事をやれなかった理由

私がほとんどライターの仕事をやっていなかった時期というのは、いろいろな要因が重なっていました。まずはその理由を挙げてみます。

・某メディアの編集部で働いていたが、ライターの仕事ができなかった(ゼロではなかったけれど、執筆よりも編集がメインだった)
・空いた時間がつくれない、主婦業でいっぱいいっぱいだった(このときはまだ主婦3年目、家事の手の抜き方がわからない……)
・家庭の事情で生活リズムが変わった(外での勤務日数を減らしたりして、家庭優先になっていました。ライターの仕事なんてできない……)

この時期は、友人に会っても「なんだか疲れてるね?」って言われていたことをよく覚えています。やりたいことがあるのに、やれないという状況は私にとってはかなりストレスが溜まるというか、我慢はできるけれどいつ爆発してもおかしくない状態でした。

事実、夫ともよく喧嘩をしていました。いつも私が泣いてばかり。

「もうイヤだ……」

「別にそこまで頑張らなくてもいい、手伝うから」

「頑張らなくてもいいって、じゃあ、どうすればいいの?」

とまあ、恥ずかしながらこんな会話ばかりで(汗)。時間的にも、精神的にもギリギリの生活をしていたので、こういう状態では私は「仕事のために書く」ということができなかったのです。

ライターの仕事をやるために私が取った行動

主婦をやめるという選択肢は私にはなかったので、会社をやめました。2019年3月のことです。1年3ヵ月働いた職場を離れて、フリーランスに。それから今までもずっと、ひとつの会社に属することはなくなりました。

会社をやめたことで、気づいたこともあります。

・通勤の負担がなくなって、体力に余裕がうまれた
・自分で選んだ仕事ができるようになった
・クライアント(誰と仕事をするか)も選べるようになった
・人間関係に悩まなくなり、エネルギーを仕事に向けられるようになった

フリーランスには社会保険の類がないので、それはデメリットですよね。収入も安定とは言えないし、今なんてまさに世の中がこういう状況ですので、前年度よりもマイナスになるかも……(頑張って働かなくちゃ!)。

とはいえ、環境を変えただけでは仕事はやってきません。本当に自分のやりたいことをやっていくには、さらにやるべきことがあります。

仕事を獲得するために私が心がけていること

ライターさんやバリバリのフリーランスの方なら当たり前のことかもしれませんが、私は今こんなふうに日頃から心がけています。

・「ライターの仕事がやりたい」とまわりに言う(直接会えるクライアント、友人、飲み会で久しぶりに会った人にも)
・SNSを使って自分の近況を発信する(ずっと音沙汰がなかった人が、意外と連絡をくれたりします)
・常に新しいことをやり続ける(ライターとして即戦力となれるように日々努力。書けないものをなくしたいって私は思ってる)
・人間関係を大切にする(合う合わないもあるけれど、いつかどこかで一緒に仕事をするかもしれない。リスペクトの精神で)
・仕事をくれそうな人には、とりあえず1回会ってみる(絶対に仕事に繋がるとは言い切れないけれど、会って話さないと先に進まないので。営業活動ですね)

こんなところかな? 先にフリーランスのライターとして活動していた知人から「フリーでやるなら自分で動かないとね」とアドバイスしてもらったことで、私のやる気にも火がつきました!

でもそれだけじゃあ仕事はすぐには見つからなくて、ライター以外にも編集や講師の仕事もやりつつ、常に自分の経験値を増やしながら、いつライティングの仕事が来てもいいようにレベル上げしていた、みたいな感じです。

おわりに(実際のところは、という話)

仕事のとり方って、「どうすればいいの?」って悩む方も多いかなと思ったのでシェアさせていただきました。

初めてのクライアントさんとのお仕事では、ほぼ100%「ポートフォリオや過去の実績を教えてください」と言われるので、まずはなんらかのお仕事をして実績を作ることが必要ですよね(ライター募集を見ると、経験1年以上が望ましい、とあったりするので1年以上の実績を作ることも目標になるかな)。

私の経験上から言えることは、良い仕事をすれば、次もまた頼んでもらえるということ。リピーターさんになっていただければ、自分で営業をしていく回数も少なくなっていきます。

もちろん自分が本当にやりたいお仕事ならば、全力アピール! ライターをやりたい人はたくさんいるから、「私を選んでほしい」と言えるための武器が、1つでも多くあるといいのかなと思っています。

noteを読んでくださり有難うございます!創ることを通して、今を生きる人の力になるコンテンツを届けることが私の喜びです。