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「言うことを聞かせる」「相手を変える」ことよりも有効なこと

いつもありがとうございます。

仕事場では部下やメンバーに怒ることや家庭では子どもに対して

「どうして言うこと聞かないの!」

「何で出来ないの!」と

怒ってしまったり、イライラしてしまうことはありませんか。

しかし、怒ったあとは「相手のモチベーション、やる気」が下がる一方で再度、同じミスを繰り返すことや関係がこじれることも。

今回、お伝えしたいことは

「相手を変えることは出来ない」

「言うことを聞かせる」

例えば、子育てにおいて「子ども」に対して「どうして親の言うことが聞けないの」と怒ってしまったり、イライラしてしまうことがあります。

しかし、怒ることで「子どもの対応が変わる」こともあるとは思いますが、それは「怒られたくない」という感情からその行動を止めることもあると思います。また、怒っても同じことを繰り返してしまいイライラが増えてしまうということも。

ここで重要なことが、冒頭でもお伝えいたしました

相手を変えることは出来ない」ということです。ここでは「子ども」ですが、いくら親だからと言って難しいことです。

では何が問題なのか。

物事を見る時の出発点がとても重要

今回の場合ですと「子ども」を注意し「親の言うことを聞くようにする」ということですが、これだと出発点は「子どもへの声掛け」です。

しかし、これではイタチごっこになってしまいます。

だからこそ、出発点を「自分(この場合は親)」に持っていきます

・先ずは自分(親)の考え、視点を変えること
・自分(親)の感情を変えること
・そして、子どもへの声掛けをや態度を変えること
・そこで初めて、子どもが変わり始める
・益々、自分(親)の気持ちが変わっていく

このように自分自身を変えていくことが大切です。

「相手を変えるのではなく、自分を変える」

これは、仕事場でも同じことです。新入社員についつい怒ってしまうこともあると思います。しかし、自分の視点を「入社3ヵ月、6ヵ月なのにここまで出来ている」などプラスの視点を持つようにしたり、「自分にも責任はないか」と指導方法を見つめなおすことのように自分に出発点を持っていくことにより、相手(新入社員)への声かけが「注意」からではなく、別の声掛けから始まると思います。

このように子育ての場においても「今」出来ていることや「今」の成長をみようと自分の視点を変えていくと「言うこと聞かせる」という視点からは外れ、別の声掛けを子どもにしていると思います。

どうしても自分自身が求めているものを相手にも共用してしまいそうになりますが、先ずは視点を相手ではなく自分に持っていき、自分を出発点に考えていきましょう。

原因論ではなく

子どもや新入社員など相手に「原因」を持っていき「怒る」ことは簡単なことです。しかし、それでは本当に自分が求めているものからは遠ざかってしまいます。もし、近づいたとしてもそれは「怒られたくない」というネガティブな感情からかもしれません。

そのようにならない為にも、矢印の最初は「相手ではなく自分」に持っていきましょう。

相手を変えることは出来ませんが自分を変えることは出来る

その視点で考え、行動し、声掛けなどをすると

自ずと相手の行動が変わっているかもしれません。



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