京都巡り#105 夕陽美し知恩院と金戒光明寺ライトアップ
アオイです。11月26日、東山に行きました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🌇
知恩院
梅小路公園からバスに乗って祇園方面へ。四条に入ってから乗客が爆増した。祇園のバス停で降りる時、人混みをかき分けて降りるのが大変だった。
激混みの八坂神社から歩いて数分で、知恩院に着いた。新門からバスやタクシーがわんさか出てくる。
道の奥で三門が待ち構えている。紅葉もちょうど見頃だ。
受付で庭園共通券を買った。これで友禅苑と方丈庭園両方に入れる。友禅庵は昨年の紅葉巡りで入ったことはあるが、方丈庭園に入るのは初めて。
普陀落の池。凄まじく見頃。昼間でもリフレクションを見ることができた。
華厳庵。
見上げると、圧倒的美しさの紅葉がそこに……!!見頃の紅葉、青空、庵、池、リフレクション、苔という私好み組み合わせセット詰め合わせだ!
鹿野園。昨年のライトアップも、この庭園で知恩院に心惹かれた。今年も変わらず心惹かれた。
東山の景色。15時過ぎで、日が傾いてきて、夕陽っぽい色合い。
階段を昇って、御影堂へ行く。
紅葉が燃え上がる。
御影堂。ライトアップのド派手な輝きはまだ無い。客層は外国人が多い。やはり祇園は人気の観光スポット。でも人は多くない。
納骨堂。お昼はこんな景色なんだ。正面からの写真は、無人になるまで粘って撮影した。
紅葉越しの橋も素敵だ。池は濁って固まっていた。どういう状態?
御影堂の天井に「忘れ傘」があるらしく、来ていた人たちは天井を見つめいていた。私も目を凝らして探したものの、見つけることができなかった。
金具の写真を熱心に撮っている人がいたので、真似して撮ってみた。これ、光明寺でも見かけたなぁ。
方丈庭園へ。ドキドキ。方丈庭園を方丈から眺めるのではなく、庭を歩いて見るタイプ。珍しい。
入ると広がる絶景、ときめく心。
奥まった場所で、静謐で、深い緑の景色で、紅葉の赤がアクセント。水のように流れる枯山水。色彩豊かで落ち着く場所。知恩院、今年のベスト紅葉スポットかもしれない。
紅葉を見る度に思うことがある。私はこの美しい絶景を見るために生まれてきたんだな……、と。そんなことを昨年も書いたような気がする。
二十五菩薩の庭。臨終の時、私は美しい絶景を見ながら死ぬことができるだろうか?最期の楽しみにしたい。
権現堂。紅葉が美しすぎてため息が出る。
こんな家に住みたい。石燈籠近くの看板をよく見ると、「東照宮」と書いてある。
ここもまた、徳川家ゆかりの場所だった。京都にも、徳川家ゆかりスポットが多いことに気付いた秋。先程の住みたいと思った建物は、お茶室だ。葵庵という。アオイ……。
この先も庭園があるのか!?意外と広い、庭園。
夕陽がこぼれ落ちる階段を上って、山亭庭園へ。
山亭庭園。閉門時間が近くなっていたのもあって、人はあまりいなかった。
夕日に照らされる京都市を眺められた。
閉門時間が近づいてきたので、警備員の呼びかけで皆ぞろぞろと出ていった。
金戒光明寺(ライトアップ)
祇園のバス停から、金戒光明寺へ。金戒光明寺は昨年、昼に行ったことがあった。夜にも行きたかったが、結局行けずじまいになってしまっていた。
バス停には、修学旅行生と思しき人達の行列があった。日曜日に修学旅行って、休日を損しているなぁと思うのは私だけだろうか?学校行事は平日の方が良い派の主張である。
その修学旅行生達は、どのバスに乗るか分からず、バスが来るたびに乗ったり降りたりを繰り返していた。見知らぬ地域のバスに乗るのは結構難しい。
私はそんな様子を眺めながら目当てのバスに乗り、金戒光明寺の最寄りで降りた。住宅街を歩いて金戒光明寺へ。
ライトアップの開始時間まで30分以上時間はあったが、人はいた。ライトアップ待ちの人だろう。
紅葉は見頃!!
階段の上から撮影している人がいっぱいいたので、私も撮ってみる。なるほど、これは夕陽と紅葉と山門の絶景……。
紅葉もさることながら、夕焼けも美しすぎないか?
夕焼けの逆方向から出てきた、光り輝く大きくて真ん丸な月も撮ってしまう。今日は満月なのだろうか?
京都タワーが見えた!ライトアップ30分前から来て良かった。
待ち人が多かったからなのか、受付開始時間が10分早まった。その時、手が乾燥して靴袋に靴を入れるのに手間取ってしまった。
本来の開門時間になるまで、阿弥陀堂で待つことになった。正座しようと思ったら足がつった。いつしか私は、そういう体になってしまっていた。
庭園。
紫雲の庭へ。目を見張るほどの絶景。しかし通路が狭いので撮影しづらい。人も写り込んでしまう。開門直後は避けた方がいいのかもしれない。じっくり撮れないのが苦しい。
紅葉だけでなく竹林も輝いているのが嬉しい。
燃える紅葉の夜。
闇の中に確かに存在する山門。ここは「三門」じゃなくて「山門」なんだ。
まとめ
知恩院は昼、金戒光明寺は夜に訪れた。昨年は逆で、知恩院は夜、金戒光明寺は昼に訪れていた。
昼と夜では、同じ景色も違うように見える。また、知恩院の方丈庭園のように、夜に入れない場所は昼に入ることができる。昼と夜の違いを楽しむために、同じ場所へ行くの良い。
昼と夜ではこんなにも違うのだ。昼夜の違いにこだわり始めると、季節ごとの違いも気になってきてしまう。
金戒光明寺の春の景色を見たい。知恩院は春にも行ったことがある。でも、夏の景色も少し気になる……。私の京都巡りに終わりなど無いのだ。
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