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ポジウィルを使って転職した記録#5 褒められて喜び感じる

アオイです。今回は5回目の面談の記録です。私がPOSIWILL CAREERを通じてどのように考え方が変わっていったのか、トレーナーとどんな風に関わってきたかなど、自分の感情に焦点を当ててじっくり書いています。それではよろしくお願いいたします。

前回の話はこちらから↓

【POSIWILL CAREERゴール】
自分の中から自信が常に湧いてきて、他人の評価に左右されず、自分自身で物事を決断できる状態になる


【転職理由】
京都で一人暮らしがしたい、正社員になりたい

【転職活動の悩み】
・京都に移住したいので転職活動を始めたが、正社員経験が無いかつ、自分に自信が無くて不安で仕方がない
・自分の長所が分からない
・仕事で何がしたいのか分からない
・就活にトラウマを感じている
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【目標】
4ヶ月後に転職する

心境の変化

気が付けば次の面談が楽しみになっていた。面談の始まりには「今日も仕事終わりでしたか?お疲れ様です!」と山口さんは言ってくれる。嬉しい。私にとって挨拶でしかなったはずの「お疲れ様です」が、ちゃんと意味を持っている。そこで今日の仕事の話を少々して前回の面談の感想を言ってから、面談に入っていくのがいつもの流れだ。
前回の面談から信頼度が上がったこともあり、山口さんと話すのが楽しみだった。この日も私は仕事終わりに、いつものレンタルスペースに急いで向かうのであった。


面談⑤自分では気付かぬ長所

今日もまた、「お疲れ様です!」から始まった。その日は仕事量は多くなかったが、今回の面談は前回とそんなに日が空いておらず、告白などにだいぶ精神を使ったため疲労がものすごかった。その事を話すと、山口さんはもう一度「お疲れ様です」と言ってくれた。嬉しい。

私は前回の面談後の告白までの出来事や、それを受けて考えたことを話した。そして改めて山口さんに感謝の言葉を伝えた。既にSlackでも送っていたが、直接伝えたかった。

「いえいえ、とんでもないです」

と山口さんは言った。そんな謙遜することでもないのに。泣いて喜んでくれてもいいのに。いや、今泣かれたら面談が進められなくて困るな、なんて考えていた。どうしたら山口さんは喜んでくれるのか。私が転職活動を成功させて一人暮らしできたら、成長できたら、泣いて喜んでくれるだろうか。私は「山口さんを泣いて喜ばせる」という裏目標を作った。その日が来るように、私は転職活動を頑張ると誓った。


今回は今までの職歴について話した。前職のこと、現職のこと、何の仕事が好きで何の仕事が苦手だったか……話しながら整理して、そこから自分の価値観が浮かび上がってきた。


私は新人に対して優しく接するようにしている。それは私が新人だった頃、上司達が優しくしてくれて気を遣ってくれた経験があったからだった。新人の頃は当たり前だが仕事も全然できないし、新人が仕事をすればそれを確認する業務が増えるのだ。なので当時の私は「他の人の手間が増える」とかなり気を遣ってしまっていた。それで新しい環境に居るとなると、結構疲れてしまう。仕事も覚えなくてはならない、気を遣ってしまう、新しい環境……最初の数ヶ月を乗り越えられればいいのだが、逆に乗り越えられないと早期退職に繋がってしまう。せっかく入ってもらったのにそれでは困る。
なので私は新人に声を掛けて様子を見たり、新人の行った仕事の確認業務を積極的に行ったりした。もちろん私の業務内容に新人教育があり、それを全うする意味もあった。

その話を聞いて山口さんは「素敵ですね!」と褒めてくれた。嬉しかった。「嬉しいです!何ならもっと褒めてください」と言いたいほどだった。しかしそれを言うのは恥ずかしくて、「素敵ですか?」と聞き返すことしかできなかった。

また、私は好奇心が強い方で、他部署の業務も積極的に行っていた事も話すと「すごいです、僕にはなかなかできません」とまた褒められた。「すごいですか?」とまた私は聞き返した。
ここで私は褒められた言葉を書いておこう、と急いでメモをした。単純に嬉しかったことを忘れたくないというのもあったが、どんな時に褒められたかを書いて、褒める時のタイミングを把握できれば自分で自分を褒める時にも使えそうだと思ったからだった。


今回の面談では、自覚していなかった自分の長所が浮かび上がった。新人に優しくするのも、好奇心が強いのも普通のことだと思っていた。それらは当然であって、特別ではないと思っていた。でもそれらは私の長所だった。
そして転職活動に向けて転職サイトやエージェントに登録して、京都の求人数を確認しましょうということになった。最後に山口さんは「転職というゴールを目指しましょうね」と締めくくった。

転職というゴール……その言葉に違和感があった。確かに「転職はゴール」だ。しかし転職してそこで終わり、ではない。無事に終えられてもその後の人生は続く。その後の一人暮らしで心身ともに安定して生きていけるようにPOSIWILL CAREERに申し込んだんだ。

「転職のその先の事も考えてPOSIWILL CAREERに申し込んだんです」

山口さんに私の強い意志を伝え、私の違和感は無くなった。

POSIWILL CAREERに全てを賭けていた。自分の夢を叶えるため、そして自分の足で生きるため。私は真剣だった。


不安でいっぱいだけど

転職活動は正直トラウマもあり不安だ。正社員経験の無い私がエージェントに相手にされるのか。ちなみに既卒就活では職歴がアルバイトのみだったので、どこに行っても相手にされなかった。そもそも「こういうことがしたい!」と思える仕事も無いし、経歴がよろしくないとされる私なんかが「こういう仕事に興味がある」と言うのは正直おこがましいと思ってしまう。どれだけやる気があっても正社員経験が無いと信用を得るのが難しいのかもしれない。もちろん採用にもコストがかかるのは知っていて、経歴を参照する気持ちも分かるのだが……。この悩みを山口さんに相談してみる。

「正社員に限らず正社員登用も視野に入れて、苦手な仕事は避けましょう。そして自分の良さ・やる気を最大限出せるようにするのが大事です。まずは幅広く求人を見て、気になったものをピックアップしてください」

うん、そうだよなと思いつつ、まだまだ踏ん切りがつかない。トラウマは根深い。

年齢のことも気になっていた。現在20代後半……ここで正社員にならなければ、今後が苦しいのでは?キャリアの選択肢を狭めてしまうのでは?長期的なキャリアを考えて就職しないといけないのでは? でも何が起きるか分からないし、それに合わせて柔軟に対応できるようにならないといけないのでは?悩みは尽きない。

「僕も転職活動時は不安でした。後日コメントいたしますね」

山口さんも不安だったのか。そういえば私は山口さんのことを全然知らない。最初に送られてきたプロフィールの情報ぐらいしか知らない。次に話す時、山口さんの事を知ることができるのかもしれないと思うとワクワクしていた。


また、私が「分かりづらいと思いますが、褒められて実は嬉しく思っています」と送ったら、

「面談を始めた当初と比べて、より表情が明るくなったと昨日の面談で感じました!」

と山口さんから返信が来た。どうやら顔に出ていたようだ。

転職活動は不安がいっぱいだ。でも私は1人じゃない。伴走してくれる人がいる。「最後まで山口さんと頑張りたい」って、次の面談の時に言うと決めた。それまでに、転職サイトやエージェントに登録して求人を探してみよう。私は次の面談が楽しみで仕方なかった。


今回の得た学び

・当たり前にしていることが、自分の長所や強みかもしれない。自分では気付きにくくて、他の人からの視点を得て初めて気付くこともある。


P.S.

正直、トレーナーに対してこんなに信頼することになるとは思っていなかった。初回面談から1ヶ月程である。短期間で自分の意識も変わってきた。高額な投資だったが、やって良かったとこの時から思っていた。


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