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ポジウィルを使って転職した記録#6 愛を大事に距離を置く

アオイです。今回は6回目の面談の記録です。私がPOSIWILL CAREERを通じてどのように考え方が変わっていったのか、トレーナーとどんな風に関わってきたかなど、自分の感情に焦点を当ててじっくり書いています。それではよろしくお願いいたします。

前回の話はこちらから↓

【POSIWILL CAREERゴール】
自分の中から自信が常に湧いてきて、他人の評価に左右されず、自分自身で物事を決断できる状態になる


【転職理由】
京都で一人暮らしがしたい、正社員になりたい

【転職活動の悩み】
・京都に移住したいので転職活動を始めたが、正社員経験が無いかつ、自分に自信が無くて不安で仕方がない
・自分の長所が分からない
・仕事で何がしたいのか分からない
・就活にトラウマを感じている
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【目標】
4ヶ月後に転職する

予期せぬ出来事

私は次の面談の日を楽しみに待っていた。そんな時、知らない番号からの着信が残っていた。「誰からだろう?」と疑問に思いながらメールをチェックする。ポジウィルからだった。そのメールには、山口さんが諸事情により長期の休みに入ることが書かれていた。先程の着信もポジウィルから来ていたものだった。

えっ……どういうこと?何が起こったのか分からない。私は動揺した。そして、新たなトレーナーを紹介していいかと聞かれていた。この時点で、転職目標期限まであと2ヶ月。途中でやめることなんてできない。私は了承した。

新たなトレーナーは杉山さんという人だった。送られた経歴を読んでみた。大手の人材業界で数年働き、夢のため退職し、海外へ渡航と書いていた。何か……すごそうな人だと思った。山口さんと違って、私の身近に居ないタイプの人だ。今までの私の情報は杉山さんに引き継ぎされているようだ。杉山さんと面談日程を改めて調整して、最初に挨拶の時間、次の日に本格的な面談に入るという2日間のスケジュールを組んだ。


動きを止めないで

杉山さんとの挨拶の日まで1週間程の空白期間ができてしまった。その間、動きを止めるのは非常に勿体ないと感じた。この空白期間中に既に転職エージェントとの面談の予定は入っていたが、他にできることはないのか。

いよいよ転職活動を始めようとする時に、トレーナーとの信頼関係がリセットされてしまったことがとても痛い。私がトレーナーを信頼できなければ、せっかく高額投資したのに上手くPOSIWILL CAREERのサービスを活用できなくなってしまう。なるべく早くトレーナーを信じられるようにならないと。
まずは杉山さんのことを知ろうと思い、どんな人か調べることにした。Twitterを探してみた。見つけた。固定ツイートを見てみるとプロポーズにとてつもない労力をかけていることが分かる。行動力がすごい。1人の人間のためにそこまでできるのか。常に自分が最優先の私には考えられなかった。日々のツイートもポジティブ全開で、めちゃくちゃ明るくて超アクティブな人なのかなと思っていた。


次に今までの面談から浮かび上がってきた自分のことについて整理しようと思った。八木仁平の『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んでその中のワークに取り組むことにした。



自分の気持ちを言語化するために、アウトプットについての本を読んだ。樺沢紫苑『極アウトプット 「伝える力」で人生が決まる』を読んでみた。


この著者は『アウトプット大全』で有名だが、学生向けに書かれた『極アウトプット』の方がすぐに読めそうだと思い、そちらにした(もちろん社会人でも活用できる内容だ)。その中に書いてあった「ポジティブ3行日記」を実際に行うことにした。ジャーナリングアプリを使って日記を書く習慣をつけた。私はmuuteというアプリを使っている。AIが自分の投稿を分析して1週間ごとと1ヶ月に1度、フィードバックをくれる。


自主的な取り組みを行って空白期間を過ごしつつ、同時に京都の求人も探していた。しかし、これが良いというものが分からない。そもそも転職活動や人生の軸がはっきり決まっておらず、希望の業界や職種すら不明瞭であった。次の面談で軸を決めるためのワークをすると山口さんは言っていたが……。求人を見ても何もできず、応募していいのかどうかも分からず、不安と焦りが積もってきた。私は挨拶の前だったが、杉山さんにこの不安の感情を吐露することにした。

「現状は、今すぐ応募せず、アオイさんの『未来のありたい姿』を言語化することを優先してみてはいかがでしょうか?」

次の面談から「未来」について考えていき、4Lワークというものをするらしい。まだ応募という段階ではなかった、ホッとした。


挨拶の時間

トレーナー交代から1週間少し、ようやくである。仕事終わりにいつもと同じレンタルスペースに行き、いつものようにスマホのセッティングをする。いつもの時間、画面に現れたのはいつもと違う人。当然だが山口さんではない。ものすごく違和感があった。

想像していた超ポジティブアクティブとは思えない位に落ち着きのある人が私に挨拶をした。その人こそが、私の新しいトレーナーである杉山さんだった。
互いの自己紹介を済まし、これまでの山口さんとの面談についての感想を聞かれて、「だんだん面談が楽しみになってきていました」と答えた。次に京都についての話をした。杉山さんは京都をあまり知らないので、私におすすめの場所を聞いた。1人で行くか、複数人で行くかによって変わるので悩んだが、鴨川をすすめた。

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京都と言えば鴨川だ。等間隔だ。24時間見られる上、見物料もかからないしおすすめだ。

その後趣味の話や今後の面談の進め方の話をして、最後に要望がないかどうかを聞かれた。まずは、面談後にアウトプット(長文)を送るようにしているので、それについて何かしらの反応をしてくださいと頼んだ。次に、言おうかどうか迷ったが、前回の面談から面談中にもらった褒め言葉を書くようにして、自分で自分を褒めるべきタイミングを把握しようとしている事を伝えた。

「ということなので、……褒めてください」
「分かりました、良いと思ったところはどんどん伝えます」

図らずも褒めの強要をしてしまった。でも杉山さんは分かってくれたようだ。

最後に、要望というか心配事だったが、杉山さんは急遽私の担当になったことによってハードスケジュールになっているのではないか、それにより私への連絡がおろそかになることはないのかと率直に聞いた。私の夢を確実に叶えるためにポジウィルに申し込んだんだ。なので「そこは大丈夫なのか?」という気持ちはもちろんある。また私がサービスを受ける立場であっても、リーダー業務の職業病なのか、相手の仕事量を見てしまうところがある。負担が大きそうだと心配になる。それは仕事だから別に心配しなくてもいいのに。
「スケジュールも調整しているので大丈夫です、心配しないでください」と杉山さんは言った。そう言うしかないよな。

そして挨拶の時間は終わった。話す前は不安7割・期待3割の気持ちだった。話してみて不安は解消されたようだった。趣味の話は楽しかった。そして明日も面談である。


面談⑥4Lワーク

昨日ぶりの杉山さんだった。予告されていた4Lワークに取り組んだ。Labor(仕事),Love(愛),Learning(勉強),Leisure(余暇)の4つのLから未来の理想を考えるものだ。私の優先順位はというと、

1.Love(愛)
2.Labor(仕事)
3.Leisure(余暇)
4.Learning(勉強)

だった。こう見ると家族やパートナーを大事にする良い人みたいに見えるが、家族の干渉から逃れたい(そのために一人暮らしするという理由もある)し、そもそもパートナーは存在しない。結婚願望も今は無い。何が愛だ。家族と距離を置くのが愛なのか。「愛」とは何?まるで哲学みたいだ。
昔から人の目を気にせず、好きなことを好きなようにしたかった。親は過干渉だ。例えば「友達と遊びに行く」と言うと、何時から何時までどこへ誰と遊びに行き何をするのか、と毎回聞かれる。私は答えるのが煩わしかった。元々親は心配性の上に、かつて私の友達関係に親が口出ししたことがある。それ以降干渉も強くなった記憶がある。当時の私は友達関係を親に口出しされたことに、違和感を持っていた。

その話を聞いて、杉山さんは「今だったら、どうしますか?」と聞いた。私は色々考えて何個か発言したが結論としては、
「あの時に戻っても幼いし力も持っていないので、どうすることもできないと思います……」
と答えた。

「その答えでもいいと思いますよ」

杉山さんはそう言った。「どうすることもできない」でもいいのか。絶対に解決策が必要だと思っていた。

仕事についても、現職の経験からひどい人が居ないところがいい、心理的安全性のある職場がいいと考えていた。

家も職場も他人の目を気にしているところがあった。どちらにしても私は心理的な安全が保証されていないと生きづらくなってしまうようだ。元々繊細で傷つきやすく、1日の中に1人で居られる時間が無いとものすごく苦しい。そして、どういう人と関係が良かったのかをSlackで共有することになった。


今回の面談で、転職活動や人生の軸が見えつつあった。杉山さんに特に不満は無い。でも……山口さんへの喪失感は消えない。どうしようもないことだ。それでも少し涙が出てしまった。


今回の得た学び

・予期せぬ事態が起きても、今何ができるかを考えて行動に移す。


P.S.

トレーナー交代の件、面談回数やサポート期間はかなり柔軟に対応してくれた。この後に続くnoteでも書いていくが、杉山さんは私の要望を聞き入れてくれたので至れり尽くせりだと思った。


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