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ポジウィルを使って転職した記録#4 恋は執着そして終着

アオイです。今回は4回目の面談の記録です。私がPOSIWILL CAREERを通じてどのように考え方が変わっていったのか、トレーナーとどんな風に関わってきたかなど、自分の感情に焦点を当ててじっくり書いています。それではよろしくお願いいたします。 

前回の話はこちらから↓

【POSIWILL CAREERゴール】
自分の中から自信が常に湧いてきて、他人の評価に左右されず、自分自身で物事を決断できる状態になる


【転職理由】
京都で一人暮らしがしたい、正社員になりたい

【転職活動の悩み】
・京都に移住したいので転職活動を始めたが、正社員経験が無いかつ、自分に自信が無くて不安で仕方がない
・自分の長所が分からない
・仕事で何がしたいのか分からない
・就活にトラウマを感じている
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【目標】
4ヶ月後に転職する

引きずり続ける恋の悩み

事前ワークに取り組んでいる時、今でも引きずり続けているネガティブ体験があることに気付いた。それは「慕っている人に何でも話しすぎて嫌がられてしまった」という経験だ。私はその人のことを慕っていた。慕っていたし、好きだった。恋をしていた。その人は皆に優しく、私も心を開いていた。優しく面白い人だったので、私はついからかってしまうことも多かったが、笑って許してくれた。そして私の就職先が見つからず卒業した時も話を聞いてくれた。

私のその人に対する執着心が強くなっていくのは、就活の相談を聞いてもらった時からである。卒業してから会う機会も減ったので、自分からその人を誘わなくてはならない。なので私はしつこくならない程度にその人を誘って、話を聞いてもらうことを何回かした。しかし、相手と予定がなかなか合わないことが増えてきて焦りを感じた。「もしかして避けられているのでは……?」と思ってしまった。どうしても会いたい。話を聞いてほしい。そもそも告白すらできていない。どうしよう。

期間を空けて次に誘った時、やはり予定が合わなかった。絶対に会いたい。強引に誘った。相手からは「あなたの親じゃないんだから、こっちの都合もある」とやんわり注意された。やっぱり、嫌がられていたのかな……と思った私は、「どうしても話したいことがある、今までのことを謝りたい」と意を決して送った。次に会う時、謝ってから告白するつもりだった。そして「あなたは私を避けていると思う」とも送ってしまった。そこからは会う約束も有耶無耶になり、結局連絡を取り合うことも気まずくなってしまい、もちろん会うこともなかった。そこから数年経って現在に至り、次第に私はその人への恋愛感情も無くなっていった。


このネガティブ体験から、私は人に相談することに抵抗を感じるようになった。元々相談するのが苦手なのに、さらに心の内を話すことが怖くなった。話せばその人に執着してしまうかもしれない。依存して迷惑をかけてしまう。もう関係を壊したくない、自分から関係を壊しにいったくせにそんな事を思っていた。


話そうと思ったきっかけ

私はPOSIWILL CAREERに申し込んだ後も、POSIWILL CAREER体験談を定期的に読み漁っていた。他のユーザーがどうやって活用していたかを見ていて、良いものがあれば取り入れるようにしていた。

すると、「恋愛の悩みも聞いてもらった」という書き込みを発見した。恋愛のことも話してもいいの!?と驚いた。そしたら、もうこの機会に話すしかないじゃないか。ここで話さなければ、おそらくずっと引きずり続けることになる。でも私は恋愛の悩みすら誰にも話したことはなかった。周りが恋話をしていても、私からは一切発せずただ静かに聞いている人だった。画面越しで、最近知り合った人に初めて打ち明ける……文字に起こせば謎の状況だが果たして上手く話せるのか?不安だった。そして前回の面談終わりへと繋がっていく。

山口さんは「何が悲しかったか・なぜそれが起こったか・今ならどうするか」を次の面談までに考えてきてくださいと宿題を出した。私はそれらを書き起こし、整理した。整理のために好きだった人とのやり取りを見ようとしたら心がめちゃくちゃ痛んでしまい、まともに見ることすら難しかった。


面談④後押しされたくて

私は人生で初めての恋愛相談を山口さんにすることになった。事前に恋愛のことを話すとは一切言っていなかったのもあり、ものすごく緊張した。

一通り話し終わって、私は認知の歪みがあったことに気付いた。「予定が合わないのは避けられているから」「注意されるのは嫌われているから」と決めつけていた。また執着心も強かったので、「この人をコントロールしたい」と思っていた。もはや恋なのかも分からなくなっていた。自分のことばかり考えていた。

「今だったら、どうしますか?」と、予め考えてきてくださいと言われていた質問をされた。今だったら、あの時のことを謝りたい。あの時好きだったと言いたい。でも今も連絡が取れるのか、分からない。もし連絡が取れても無視されたらどうしよう。

「言わずに後悔するか、言ってから後悔するかどちらがいいのでしょうか」

…………決めた。私は言う。そもそも相談したのは、この気持ちを片付けたかったという思いが心の隅にずっとあったからだった。あの出来事があってから数年経つが、たまにその人と普通に話せる関係になっている夢を何回か見ている。ずっと心残りだった。本当は言いたかったのだ。でも私はこれ以上傷つきたくなくて動けなかった。誰かに後押しされたかったのかもしれない。連絡が取れなくても、無視されても、送ってみなければ分からない。他人の行動は他人が決める。私にはコントロールできない。

面談終わりの帰りの電車で、勇気を出してその人に「久しぶり」とメッセージを送った。しばらくして返信が来た。来るとは思わなかった。このことも兼ねて面談のアウトプットを山口さんに送った。「早速行動に移されたんですね!さすがです!!」と山口さんから来た。ようやく心が楽になった気がする。面談時間を割いてまで話を聴いてくれた山口さんのおかげだ。


くすぶり続けた恋の終わり

その後もその人とやり取りを続けてみたが、こちらから質問しなければ返信が来なくなってしまった。数日待ってみた。やはり来ない。話の流れで今までのことを話そうと思っていたが、仕方ない。よし、ここで今までのことを謝って、好きだったと伝えよう。私は事前に用意していた文章を送信した。結局、その人からの返信は無かった。

なぜ返信しないのか、ようやく伝えられた私の気持ちを無下にしているんじゃないかと最初は怒っていた。でも、相手が無下にしているかどうかは分からない。相手からの反応が無いと色々考えてしまうが、もしかしたら相手の心の内で何か変化が起きているかもしれない。

私は職場での出来事を思い出した。当たりの強い上司から「私が10出しても1も返してくれない、あなたは0.5すら返さない」と言われたことがあった。こちらがアドバイスなどをしているのに、あなたはアドバイスを受けて行動してくれないということだ。私はその上司が怖くて、0.1でさえ返そうにも返せない状態だった。

私は決して上司の気持ちを無下にしていたわけではない。心の内では葛藤していて、行動を起こしたくてもまた注意されると思ってしまったり、実際に相談しても冷たく返されてしまい何を相談すればいいのか分からなくなったりして、結果行動に移せなかった。表面に出なくても、何も変わっていないわけではないのだ。何かしらの葛藤が起こって表面に出てこれないのだ。

職場での経験から、反応が無くても悪い方向に考えず、せめて心の内に何らかの反応が起こってほしいと良い方向に考えることにした。ようやくくすぶり続けていた恋にけりをつけることができた。とても長かった。


謝罪と告白をしたことにより、私の心は大分軽くなった。心の重荷が取れた。今までの面談ではほんの少しだけ前進したという感じだったが、今回の面談にてぐぐっと変化が起きて成長できた。大きな1歩を踏み出せた。もちろん山口さんへの信頼もぐぐっと上がった。当時は山口さんのおかげで変われたと思っていたが、実際山口さんは私のネガティブ体験を整理して私の気持ちを確かめただけで、「こうしてください」と指示しているわけではなかった。私がその行動をすると自分で決めることができたのだ、と後に振り返った時に思った。


今回の得た学び

・反応が無くても何も変わっていないと決めつけず、心の内で何か変化があることを信じておく。

・他人の気持ちはコントロールできない。


P.S.

今までの悩みを吐き出して整理してもらう良い機会なので、誰にも言えない悩みがあるなら是非ここで言ってしまった方がいい。


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