31日間連続投稿【4日目】 あえて情報を遮断して、心の平穏を保つ

今日は何気ない朝になるはずだった。突然、通常進行だったニュースが特別編成に切り替わった。Jアラートである。

2、3分で通常に戻ると思っていたが、終わらない。終わるわけがない。この国にミサイルが落ちる可能性があるのだから。対象地域に住んでいる人が避難できなかったら大変だ。

しかし、私は対象地域に住んでいない。言ってしまえば安全な方だ。同じ情報を短時間、ずっと繰り返し聞いているうちに、胸がどんどん苦しくなってくる。他のチャンネルにしてみても当然ながら同じ情報ばかり。息が詰まるような感じにもなってきた。

胸が苦しくなっちゃだめなのかな……。大事な情報だから。でも私の住む地域はひとまず安全だ。特別編成に苦しくなって、息が詰まりそうになるのは良くないことなのか。

とりあえずTwitterのトレンドを見てみた。私と同じように、胸が苦しくなっている人はいないのだろうか。

「ミサイルのせいで最悪の目覚めだった」や、「Jアラートがうるさい」というつぶやきに、「本当に危ない時、どうするんだ」という返信、「これは政府の陰謀だ」など、色々な人の思いが渦巻いていた。タイミングの問題だろうか、私と同じ心境の人がその時は見当たらなかった。

観たいコーナーがあったので通常に戻るのを待っていたのだが、このままではもっと苦しくなるだけだ。こうなったらテレビを消そう。

すると、静かな朝がそこにあった。この国に危険な物が飛んできていることが信じられないくらい、本当に静かな朝でしかなかった。

そしてTwitterで見つけた、心が落ち着くツボを押して深呼吸をしていたら、気分も落ち着いた。



……という今朝の出来事だった。情報を遮断することは、心の平穏を保つために必要な事だ、という学びを得た。

思えば数ヶ月前のあの襲撃事件や、今現在も行われている侵攻などのニュースを見ていても、やはり私は胸が苦しくなっていた。

今日のnoteで伝えたかったことは、こちらの方のツイートで大体分かってしまうという……。書いている時にこのツイートを思い出した。最近はショッキングな事件が起こると、このようなツイートがよく流れてくるので非常に助かる。


世界で起こったこと全てを、自分事に捉える必要もないのである。苦しくなった時ほど、自分のことを大事にしよう。

(960文字/約1時間20分)

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