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京都巡り#39 なんやかんやで大原野へ行く

アオイです。9月から10月にかけて、大原野へ行きました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🌻

大原野のヒマワリ畑

台風接近中の曇天の9月の京都、私はヒマワリを見に行くことにした。大原野には遅咲きのヒマワリが毎年9月に咲くからだ。


向日町駅からバスに乗り、終点の南春日町で降りる。

着いた。のどかな場所だ。ここは本当に京都市内なのか?ちなみに西京区である。

ヒマワリ畑はここから歩いて10分ほどだ。道にひまわり畑の案内も貼っていた。親切。


もうすぐ稲刈りの季節なのかぁ。セミの鳴き声はもうしない。今週は猛暑再びという感じの週だったが、今日は曇っていて風も涼しく、過ごしやすい。コオロギの鳴き声がする。秋めいている。


案内に沿って、歩いていく。

のどかな景色だ。だがここは、京都市西京区だ。ひとくちに「京都市」といっても、色んな顔がある。観光地、寺社仏閣、オフィス街、繁華街、山、川、渓谷、田園……この全てが京都市内に揃っている。


彼岸花が咲いていた。もうそんな季節。


ヒマワリを発見した!ぐったりしているけれど。


少し奥に行くと、もっと広い畑があった。見頃は過ぎているが、こちらは先程のよりかは元気そう。


品種も色々あった。


「ヒマワリ畑」という感じの写真が撮れた。曇天なのが残念。植物園のこともあり、ヒマワリと私のタイミングがことごとく合わない。


正面向いて綺麗に並んでいるスポットがあった。ここが写真スポットである。


展望台にも登った。ヒマワリ畑が一望できる。夏の終わりにヒマワリが見られて良かった……。


帰り道、Googleマップを見ながらぼーっと歩いていたら、イタチのような細長い茶色い生物が目の前を走り抜けた。びっくり。写真のタイミングは逃した。野生の生き物を確認できる街、京都。


この辺り、9月下旬にはフジバカマなる花も咲くらしい。都合がつけば行きたい。……行けるだろうか?


大原野のフジバカマ園

時が経って10月1日。先日のヒマワリ畑と同じく、バスで南春日町まで向かった。

バス停のすぐそばで、カカシが案内してくれた。


のどかな道だ。

ピンクの花がある。これがフジバカマだろうか?

コスモスだった。コスモスも秋の花だなぁ。去年は亀岡まで見に行ったんだっけ……。

亀岡・夢コスモス園



すぐそこに、フジバカマ園があった。

受付で名前を書く。受付の人から、今日はアサギマダラはいないと告げられた。珍しい蝶がいるようだ。今日は30℃という10月とは思えない暑さだった。


この花が今回の目的である、フジバカマ。いわゆる絶滅危惧種のようだ。知らなかった。


タムラソウやオミナエシ、ワレモコウも咲いていた。どの花も初めて見た。


アサギマダラではないが蝶がいっぱい飛んでいた。蝶以外も飛んでいた。羽音にビビりながら撮影していた。


フジバカマのある景色。のどかだ……。


ミズアオイという花もあった。「アオイ」を名乗る者としては、気になった。


小さい青紫の花。奥ゆかしい。


ミズアオイと水の、涼しげな景色。


帰り道のこの景色が、私の心に刺さった。空と山と塔。刺さるなぁ。

帰りのバス、田園風景に彼岸花が綺麗に咲いていた。秋を感じる……。



まとめ

大原野に来るのは久しぶりだった。西京区に来たのは、6月の善峯寺以来だ。

タイトルの「なんやかんや」は適当に付けたわけではなく、大原野の公式HPが由来である。

今年はヒマワリをしっかり見ることができないと思っていたが、どうにか間に合った。遅咲きのヒマワリがあって良かった。ヒマワリの見頃は思ったより短い。植物の見頃に、タイミング良く見に行けるようになりたい。


フジバカマは秋の七草だ。春の七草のように七草粥にして食べるのかと思ったが、観賞用らしい。


秋の花は夏のヒマワリ、ハイビスカスという大きく咲く花とは違い、小ぶりだけど奥ゆかしく咲く花が多いような気がする。萩や紫式部といった花がそうだ。次の京都巡りで紹介できると思う。




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