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このカフェに行くためだけに一人で小田原に行った

一人旅をしたことがなかった。
でも、憂鬱なこの気持ちをどうにかしたくて、新幹線に乗った。

本当はもっと遠くまで行くつもりだったけれど、急に思い立ったわたしはなんにも荷物を持ってきていなかったので、新幹線が止まる駅を調べ(把握していない)、その駅周辺にあるお店屋さんを調べた。

そんなこんなでたどり着いたお店の話を紹介する。

📍nico cafe

古民家カフェ「nico cafe」


外見からとっても素敵だ。
築約100年の建物を改装していて、
歴史風致建築物に指定されているんだとか。

ちょっとドキドキしながら入ると、また一気に世界観に引き込まれる。

個人的には照明が好き

外装も内装もこだわりが感じられて居心地がいい。
お店の所々にある置き物にセンスが感じられて好きすぎる。

メニューも可愛くて、どれも美味しそうでワクワクする。
注文して、待っている間、周りを見渡すと、本がたくさんあったので普段は読まないような本や雑誌を見つけて、ぼーっとした時間を過ごす。

店主の趣味が出ている本たち


カフェでの本との出合いもわたしは結構好きだ。

今回わたしがいただいたのが

小田原レモンのクレープ

クレープ生地がもちもち〜!
自家製のレモンジャムが甘酸っぱくて、ほんのり苦味も感じられてとっても美味しい🍋
真ん中に乗っているバタークリームはくどくなく、さっぱりとしていて、ジャムとの相性抜群。

お供には・・・

妻(つま)コーヒーラテ

もこもこの泡が乗っていて、
運ばれてきた瞬間にワクワク☺️(名前もかわいい)
お店の方が「のんびりしていってくださいね」って言葉と共に置いてくださって、その言葉通りコーヒーの量もカップいっぱいで嬉しくなっちゃう。

クレープとの相性は言うまでもなく最高でした。


ほっと一息ついたわたしは、ある張り紙を目にする。
なんと2階には雑貨屋さんがあるようで、そこもお邪魔することに。

ワクワクしちゃう階段(手すり必須)


ちょっと急でこわい階段を登っていくと・・・
和室の中にかわいい、でも個性的な空間が広がっていた。

お店のオリジナルキャラ(?)

ヘンテコなんだけれど、手作りならではの愛らしさがある。
つい最近一人暮らしを始めたばかりだったわたしは、買おうか迷った。
お守りがわりに。


ZINE

ZINEも発見!
本屋さんではなく、カフェで出合えるなんて、と感激した。

ああ、もうすごくいい。
他にもあったいろんな雑貨たちを眺めながら、のんびりさせていただいた。



さあ、そろそろお店を出て、次のところに行こうかを思ったら、もう17:00くらいになっていて、ほぼ全てのお店が閉まっていた。
小田原って早い。

わたしの初めての一人旅(新幹線乗ったから、旅ってことにしてもいい?)は、nico cafeではじまり、nico cafeで幕を閉じた。

さっきまで抱えていたはずのモヤモヤはどこかに消え去り、
なんだか満ち満ちている気持ちになった。


このセンスが好き!!!!


どうしようもなくなったとき、また行こう。












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