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【美術展】キース・ヴァン・ドンゲン展―フォーヴィスムからレザネフォル

お暑うございます

昨今、予約制の美術館が増えましたが、この美術館も例外ではありません。まあ、ここの広さを考えると、密になりやすいことは確かです。とはいえ、ピカソほどは混んでいないようで、前日でも朝二番目の予約が取れました。

キース・ヴァン・ドンゲンはオランダ生まれ、パリで活躍した画家です。

第1章 新印象派からフォーヴィスムへ
第2章 フォーヴィスムの余波
第3章 レザネフォル

フォーブは野獣だそうですが、ケモノという感じはしないので、当時の画壇には新鮮な描き方だったということでしょうか。

メンバーの方々が還暦を迎えようかというプログレバンドのライブに行ったことがありますが(以前の作品は音源を聴いたことがある程度)
「”まだプログレやってんの?”って言われることがあるけど、プログレッシブは前衛的という意味なのに”まだ”ってねぇ」
とMCで苦笑いしていたのと似ているかも、と思い出しました。

レザネフォルは狂騒の時代。特にモンパルナスは盛り上がっていた頃ですね。藤田嗣治と交流はあったのかしら、と思いました。ピカソを通じて知り合っていてもおかしくない……共通の知り合いがピカソというのもまた凄い話ですが。

スラリとした女性の絵が多く、肖像画を依頼したくなる気持ちはわかりました。肌を描く時の、緑や青の使い方が好きです。

あれ?ポストカードは?
ルオー(この美術館はルオーのコレクションがあります)輸入カード、和レトロはありましたが……ポスターの絵なんて素敵だったのに。残念。

藤田嗣治の猫と和レトロカード

さて、お花を見ながら買物して帰りましょう。

ここだけ日向だったので神々しい感じに
シモツケはそろそろ終わり
青い花は涼しげ
山吹は実がついていました

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