仕事を辞めたいときの選択肢1

ここからは、実際に辞めたい場合の選択肢について私の意見も交えてお話ししますね。
(過去にストレスで倒れてしまった経験から記しています)
今、すでに仕事がしんどい、辞めたい、
と思っている方、どうして良いか分からない方
の選択肢として参考にしていただければ幸いです。


仕事が辛くて辞めたい時の選択肢


私の場合、とりあえず転職サイトに登録しエージェントさんとの面談を試みましたが、忙しい中での職務経歴書や履歴書の作成、自己分析などは非常に辛いものがありました。

そんな経験を経て思う選択肢のオススメの順番は上から以下の通りです。

①休職を取得する
②とりあえず退職する
③転職をする
④独立する
上位2つは今はとりあえず休みたい方、
下位2つはすぐ働きたい方、向けの手段になります。
私は精神疾患を患っていたため休むことが必須でした。そして、休んだ結果として良いことしかなかったので上位2つの休み推しで進めさせていただきます。笑

通常、仕事を辞めたいという時には真っ先に転職活動しなければ!
という考えが浮かぶと思います。しかし個人的にはしんどい中での転職活動はあまりお勧めしません。

極論、仕事で心がしんどい中無理をして転職活動はしなくても良い。
と考えています。 
理由をまとめるとこんな感じ。

①今以上に精神的な負荷がかかってしまう
書類の作成だけでなく選考が進むと面接のストレスや、内定を同時にもらった時にもどちらを選ぼうか、受けたいところとのスケジューリングがうまく行かないなどのストレスが生じます。

②転職先をまともに選ぶ余裕が無い
「この状況から逃げたい」と言う心理状態から次の行動を選ぶと、視野が狭い状態で探してしまいがち。じっくり今の自分と向き合って「何が嫌なのか」「どういう仕事が合っているのか」を考える時間は必要だと思います。(世の中に仕事は五万とありますよ!

もちろんバイタリティがあって、マルチタスクを余裕でこなせます!という方は、在職中に活動して良い転職先に巡り会えればそれ以上のことはありません。
ただ、私の経験からすると、在職中の転職活動は体力を消耗します。その方の体調にもよりますが、実は気づかぬうちに精神疾患を患っていた!というケースも少なくないと思います。 
そんな中で無理をしてさらにストレスがかかると身体はさらに壊れてしまいますよね。

私の場合は、軽度の鬱症状が出ていたので、その中での転職活動はしんどいだけでした。

じゃあどうしたら良いんだ!

と、なりますよね。
安心してください。日本は保証が整ったお国です。いろいろな制度がありますので、私が知ってる範囲でご紹介していきますね。
まず第一にお勧めしたいのは、

①休職を取得する

です。ご存知の方も多いかと思いますが
「休職制度」とは、簡単に言うと
仕事を辞めずに休みながらお金もある程度いただける制度です。これは会社が制度として準備していることがほとんど。

そして休んでいる間は
会社からではなく保険機関から
手当をいただけます。(つまり会社からの持ち出しはほとんどありません)
なのでゆっくり休めて且つ、会社にもお金の面での迷惑はかからない、生活もなんとかなりそうなお勧めの手段です。

=================

休職中は会社が加入している公的な保険から支給される「傷病手当」が支払われます。

(※会社で保険に入っていない方は残念ながら対象外になってしまいます)

概算でお給料の約3分の2ほど支給されるので最低限の生活は保証されます。
詳しい条件や制度については自治体や国のHPから確認してみてください。

分かりやすいページをリンクしておきますね

=================

詳しくは会社の規則にもよると思いますので、就業規則を確認するか上司、人事にご相談いただくのが間違いありませんがひとまずは私の経験をお話しします。

私は、仕事がしんどくて会社に行くことが憂鬱になり始めた頃、まずは信頼できる上司に相談をしました。
正直に「精神的にしんどいです」とお話しをしました。もちろん具体的に何がしんどいのか、ということも伝えましたが実際に襲ってくる憂鬱感や不眠に症状など軽く話していました。

上司はかなり心配してくれましたが会社の状況もあり、環境は改善しませんでした。
これで、変われる会社もあればそうでない会社もあると思います。

どちらにしても、このジャブを打つという作業が非常に重要だったと感じています。
なぜかというと、いきなり精神科の診断書を持ってきて
「休職したいです」
と伝えてももちろん大丈夫ですが、管理する立場からすると寝耳に水状態で
「もっと早く言ってよ〜」となるからです。
これを事前に、辛いアピールすることで
「あ、あの時言ってくれてたもんな…」
となる訳です。
上司が部下のことを管理するのは責務なので、
正直にお伝えして逆ギレするということは社会人としてなんだなんだ無いか思います。(稀にあったらごめんなさい。でもその方は上司失格!)
なので、必ず状況は事前に報告することをおすすめします。
そして、私の場合は
倒れた後→精神科受診→医者からもらった休職の診断書を会社に提出→休職
という流れでお休みに入りましたがここまで来ると回復が大変なので、事前にメンタルクリニックに受診することをおすすめします。
※メンタルクリニックはかなり混雑しますので、早めに予約してくださいね

その中で、憂鬱な症状や体に不具合があれば相談してみてください。

私は適応障害と診断され、最低でも2ヶ月の休職を言い渡されました。
精神的にかなりしんどい状況であれば先生に相談して何かしらのアドバイスをいただけると思います。休職したい、と素直に伝えても良いかもしれません。その後、病名が付けば休暇期間を記した診断書をクリニックから貰い、会社に提出することで休職に踏み切れます。
もし、クリニックで何も診断されなかった場合は会社の管理部へ休職したい、という旨を相談してみても良いかもしれません。

休暇に入ればだいぶゆっくり過ごせますから様々なストレスから解放されます。

是非、選択肢の一つとして考えてみてくださいね。

トラウマ解消のためのカウンセリングを学んでいます。「トラウマ」は誰にでもあるものです。特別に悩んでいる人だけでなく、歯医者さんに行くような感覚でカウンセリングを受け、気軽に心を解放できる社会にしたい。共感いただけた方のサポートはこの学びに使わせていただきます!