叫びたくなる衝動
この躁鬱の症状には、
波があります。
めちゃくちゃ元気な日
もあれば、
打って変わって
死体のように過ごす日もある
このギャップが激しい分、
本人も苦しむんだと思います。
元気になった!
と思ったら
裏切られる
の繰り返しですからね。
そんなわけで、今回は
「死体のような1日」
の過ごし方とその時内面で起こっていること
について書いていきたいと思います。
まず、死体の日は
朝起きた瞬間からわかります。
「あ!ダメな日だ‥」
となります。それは朝から
『今日1日をあなたは絶望感と一緒に過ごしてください』
という絶対命令を頂いたような感覚です。
「は、はぁ。かしこまりました。。」
と従わざるを得ません。
そうすると1日、
“悲しみと絶望感とどう付き合っていくか”
を考えなければいけません。
もちろん無理はできないですし、
なんなら起き上がっているのもしんどくて、
トイレや食器の片付け(洗いじゃなく片付けです)の
数歩動くという行動すらきつい時もあります。
脳の、体に指令を出す部門がなんかもううまく機能していないんじゃないか?と思います。笑
そして、ひとつ前の記事で書いた
身体の感覚が常にある訳ですが、
これが辛いのなんのって!
大きめのクロさんが出てくると、
(※クロさんについては前の記事をご覧ください)
この小さな身体の中にクロさんと私の人格が
一緒にいることが苦痛になります。
同じ空間に居たくないんです。
私は症状がひどくなるとその思いが強くなり、
叫びたくなります。
この身体から脱出したい
という強い衝動から
叫びたいんです。
最近はよく芸能人が、自ら命を落とすケースが
増えていますよね。
客観的な視点から見れば
もっと周りを頼ればよかったのに
とか
他の方法があったんじゃないか
とか
何も死ななくても良かったのに
などと助かる方法を考えてしまいますが、
当の本人としては、
窮地に立たされるまでになった段階で
もはや根本原因はどうでもよく、
原因を解決すれば済む話とかでもなくて、
その原因からくる
体や心の症状が行き過ぎた結果
として、
他の選択肢を考える余裕が無くなり
ただ単に
この身体から脱出したい
の欲求が1番になって
行動に出てしまうのではないかな、と思います。
これはあくまでも私の見解ですが、
クロさんがあまりにも大きくなると
身体という小さな箱の中での
同居がいよいよ出来なくなる…
のではないかと。
ただ、どんな事があっても
神様から頂いた大切な大切な身体。
自分の体は宝物です。
自らの手で失うなんて、
とんでもありません!
私はそんな症状に苦しみながらも、
この大切な身体を守るため、
色々なチャレンジをしていきました…!
トラウマ解消のためのカウンセリングを学んでいます。「トラウマ」は誰にでもあるものです。特別に悩んでいる人だけでなく、歯医者さんに行くような感覚でカウンセリングを受け、気軽に心を解放できる社会にしたい。共感いただけた方のサポートはこの学びに使わせていただきます!