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”真面目”と”継続力”と”負けず嫌い”の負の相乗効果
”上手く生きる力”が足りない私。人の2倍も3倍も努力してやっと、人並みの結果が出ているような気がする。
そんな私は大学3年生になり、就活を意識し出した。
”人よりできない分、人より早く、沢山、努力しなければ”という自分の弱みを自覚した動機
”なんでも早めに準備しなければ”という単なる真面目な性格が出た動機
そんな動機から、インターンや説明会に闇雲に応募したり、SPIの勉強を始めてみたりする。
でも、弱音を吐くと、もう疲れを感じている。
”成功してキャリアを積みたい””自分を成長させたい”そんなキラキラしてかっこいい動機なんて全くない。
”馬鹿にされたくない”という認めたくない気持ち、人と比べないことを大事にしたいのに。
”生きていくためには働かなくてはいけない”という義務的な、諦めの気持ち。
暗く思い気持ちが就活の動機になっているから、体力・精神ともに削られるのが早い。
もっと息抜きをしたいのけれど、ここで出てくるのが”真面目さ”と”継続力”という長所らしきもの。
真面目すぎて、上手く休む方法が分からない。理屈ではないけれど、1日何もしない日を作ると、どうしても自分が許せない。そして、遅れたのではないかと心配になる。
そして、真面目さから派生した能力かもしれない”継続力”もまた息抜きの邪魔をする。私は1度決めてしまえば、もう中々やめない。筋トレも、英語の勉強も、noteも、日記もなかなか止めない。
今は3日に1回くらい「もうダメだ」と落ち込み、次の朝起きたら回復している。
でも、「もうダメだ」が3日に1回じゃ済まなくなるかもしれない。
真面目な人には「ほどほどでいいや」というマインドが必要だと思う。あらかじめ目標を低く設定して、頑張りをセーブする。低い目標にしても必要以上に頑張るから、結局その目標以上の結果が出せると思う。(私みたいに”上手く生きる”ことが苦手だと別かもしれない)
でも、ここで今度は私の長所かつ弱点である「負けず嫌い」が入ってくる。「ほどほど」が許せない。「負けなければいいや」と思っていても(思うようにしようとしても)、その中でも上へ、上へといかなければ、気が済まない。
見下したいとかではなくて、上に行かないと、「ほどほど」や「負けてはいないレベル」にすら留まれないのではないかと不安なのだ。
私の長所である部分それぞれは、他の長所と相性が悪く、負の相乗効果を発揮して私を苦しめる。
同じ長所を持つ人で、正の相乗効果をはっきする人もいるだろう。
その人と私の違いは、持っている”気質”の違いだろう。
私は海が凪の状態を保っていればいい。大きな動きもなく、安定していればいい。少しでも波が立てば、嵐がくるかもと恐る。
私と同じ長所で正の相乗効果を発揮できる人は、海に波が立っていて欲しいのだろう。嵐の予兆かもしれない波でも、サーフィンができる喜びに変えてしまう。
私の手札は本当に相性が悪い。いいカードを持っていたって、相性が悪ければなんの役にも立たないではないか。
もう1回、天性のガチャガチャを引き直したい。それか、今から10連ガチャをしてデッキを変えたい。
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