変化の切り抜け方と2022年に向けて
11/11の記事にもあった秋に揺れに揺れまくって一皮むけて落ち着いた内容を整理していこうと思います。11/11の記事は結構反響を頂いて、「わかる」「そこに悩んでたら〇〇で解決できるかも」など共感だけでなく手をさしのべてくれるメッセージを多くいただきました。めちゃくちゃありがとうございます!
キャリアで悩んでいる人にみてもらえたら、闇からの脱出きっかけになるかもです。
脱出できた&脱出後も沼っていないのはみなさんのおかげなので、恩返しのためにも友人知人関係なく悩める方の相談役に喜んでなるのでご連絡ください。 もちろん肌や髪の悩み、美容サロン探しの悩み相談もウェルカムです♪
まずは以前のnoteにもかいた「病んでたんです、わたし」の時をふりかえってみます。
スケジュールの取捨選択の軸
東京都女性起業家プログラムAPT Womenの選考にドキドキしながら応募し、面接をすすめていき参加確定があったときは、とてもとてもうれしかった。
応募の目的はいま思えば「ヒトモノカネがないなかで認知拡大の方法を知りたい」「女性起業家とつながりたい」の2つだったと思う。
同時期に横浜市立大医学部×東京デザインプレックスのストリートメディカルゼミの選考にも合格し、2つのカリキュラムの年内スケジュールが確定。
スケジュールがいっぱいになりそうだったので選考が進んでいたプログラムは途中棄権をした。(もちろん選考落ちもたくさん)
取捨選択の基準をつくるために、Faview事業が計画通りに進んでいない中で何を大事に時間を作るかをまず定めた。計画通りに進んでいない理由として
・UX違和感への課題(のちにビジョン連結の課題と判明)
・Faview認知の課題(のちにUX違和感への課題と判明)
・ヘルスケア、メディカル業界のつながり強化
この3つが大きい課題と思い、対応できるものを取捨選択。
もちろん
・資金繰り
の課題も。
この課題を明確にすることによって「いっぱいっぱいでヤバイ」状態から逃れるための「やらないことの決定」をすることができた。
比較の苦しみと強い想いの気づき
2つのプログラムが同時期にスタートし、一気に新しいひととのつながりができた。それと同時にものすごい量の情報が毎日のように流れてくる。
目の前のことでいっぱいすぎて、得ていた情報が興味の枠を超えない予想できるものだったことに気付く。(コンサルファーム時代にここは学んでたはずなのにクセで興味範囲のものしかインプットしていなかったことにも気づく)
世界が広がったのと同時に「ひととの比較」にさいなまれた。
「あの人は事業立ち上げて同じくらいなのにもうVC調達してる」
「あの人はもう世界のマーケット進出を考えてる」
「あの人は」「あの人は」「あの人は」・・
計画通りに進んでいない自分に悲しくなったし、まだ課題だらけの中一緒にやってくれてるFaviewメンバー・登録してくれてるFaviewユーザーに申し訳なくなった。
経営者として私はいいのだろうか、夫にも生活面で不安定な思いをさせてるしいいのだろうか、と一気に闇落ち。
闇落ちしてても毎日のFaviewメンバー打合せやプログラムはあるわけで・・思い切ってAPT同期に今の悩みを打ち明けたことから好転していったように思う。
私からするとキラキラしまくってる人に悩みを相談することがとても勇気がいった。経営者なのに悩んではいけないっていう想いが強かった。
ただびっくりしたことに同じように悩んでいる同期が多かったこと。
「みんな比較して悩んでいたんだ」っていう1つの発見がとっても大きな発見だった。
Faviewメンバーにも課題共有をさせてもらったときにもう1つの大きな発見は「どうなろうとも私が描いているFaviewで実現できる未来は実現したい」という想い。ここで腹が座った気がする。
ドカンと大きくできればいいけど、しなくてもいい。Faviewが描く未来は必ずくるし、こないと困るひとがいるから、ほふく前進でもいいから未来につながることをやっていきたい。
だれのための事業なのかをチーム内で再整理できた時期でもあった。
描く未来
美容サロンというわくわくするジャンルの中で、いかに寄り添い合える状況をつくっていけるか。美容はゼロをプラスにするイメージを持たれがちだけど、肌トラブルがあるような場合はマイナスをゼロにすることになる。
マイナスをいかに早く自分で察知し、美容サロンの施術者(美容のプロたち)と一緒に生活の中でやっていくか。
病院などメディカル機関はタイトルがタイトルなだけに、生活の中に喜んで入れることは難しい。
美容と医療が業界の壁を越えてお客様の生活にはっぴー要素として寄り添っていくことをFaviewは体現していきます。
APTを通じてビジョンとソリューションの連結がうまくいっていなかった部分を現在改良中です!
寄り添っていくための長いお付き合いができる美容施術者(初期は美容師)との出会い
自分の肌髪トラブルを早く気づくための情報共有と観測
相談ができるエリア無関係の各美容プロとのつながり
最初はテストマーケティングとして検証をすすめていくので、面白そうだなと思ってくださった方はぜひご登録ください!
(登録先の変更も検討しているので再度お友達登録が必要になる可能性があります。LINEでいち早くご案内するのでご登録いただけると嬉しいです)
変化や闇の切り抜ける私なりの手段
この秋からの経験の中で学んだことは
やらないことを決める
自分や事業にとって必要不可欠なものを絞る(課題を絞るのと同じ)
怖がらずに他者に悩みを打ち明けてみる
この3つは案外相関関係にあると思ってる。
やらないことを決めるのは一番ハードで、決めた後にちゃんと意識して行動できるかも難しい。気づいたら、やらないと決めたことのことで悩んでる(あれがまだできてないと悩む)ことが多い。
事業だったらMVPだし、個人だったらライフスタイルに関係するのかも。
全部全部できたら一番いいのだけど、時間は有限で平等だから難しい。時間は平等だからこそ、ほんとはいま焦ってやらなくてもいいのかもしれない。
何をやりたくないかを決めることが優先順位につながって、目の前をクリアにしてくれる。最近よく言われる「手放し」もこれなのかなと思う。
2021年総括と2022年に向けて
会社員をやめ独立した2020年秋。美容業界で仕事はしたいし、こういうのあったらいいなで思い描いてた構想や方法をやってる会社がないと知る。
2020年冬のMeeTalkイベントや東京創業ステーションで女性起業家のパワフルさに初めて触れて、「ないなら自分でやってみよう」から計画がスタート。
2021年2月にLPとプロトタイプだけで初めてピッチに参加。
2021年4月に勢いで会社設立。
2021年7月にプロトタイプの改修版をリリース。この時期にいろんなプログラム選考で事業計画説明をする。
2021年夏終わり~プログラム開始とVCさんへのプレゼン。で病む。
2021年冬になんか吹っ切れて事業の楽しさが戻る。
いままた会社員になったら過去の1.5倍は価値出せるなって思うほど自分で計画してやってみて、身銭切った2021年。計画なんてくそくらえ的な感じで「やってみた」に尽きる1年だったなと。(石橋叩いて渡るタイプなのでもちろん計画たててたけど、そのとおり行かなさ過ぎた)その分、リスクヘッジや予測の引きだしはふえた。
特に一皮むけた今の個人での仕事(Faview投資やライスワークのため)の中の時間密度はその前と比べてめっちゃあがったなあと思う。
女性起業家や医療従事者で知り合った人たちの引き出しも借りれるから一皮むけれたんだろうな、と思う出会いと挑戦の1年。
2022年は拡がりの1年にしたい。Faviewも自分も。
FaviewUXテスト後はとにかく認知・文化醸成!新しい手段を知ってもらう、体験してもらうために拡げる。
ストリートメディカルや美容サロンのビジネス特性、地方医療の観点からしても街づくりに興味があってゆかりの地の播州、奈良、伊勢での引き出しを拡げる(というか知らなさすぎるので準備から・・)
情報インプットのくせを意識して拡げていく年にするぞー!
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