ミスターガラス アンブレイカブル愛が溢れたので、つづきは別の日に書きます

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ネタバレあり。

シャマラン監督のアンブレイカブル、スプリット、今作のミスターガラス。
三部作の完結編。
シャマラン監督の中では2000年のアンブレイカブルが一番好き。
アンブレイカブルは当時の劇場での評価はイマイチで、DVDで評価が上がった作品。
俺もレンタルで観て、ハマってDVDを買った。
シャマラン監督はシックスセンスで一世を風靡した。
シックスセンスはホラー色が強く、それ程ホラー映画に興味のなかったので、あまりそそれられなかった。
「絶対にオチを言わないでください」的なCMがあった気がするが、あっという間にオチも広まったので衝撃度は少なかった。
アンブレイカブルの主演は、ブルース・ウィルスで、シックスセンスも同じ。
劇場に足を運んだ人はシックスセンス的なものを期待したと思う。
CMもホラー色が強く、シックスセンスに寄せているのを感じた。
シックスセンスと一緒でオチに衝撃はあるのだけど、アンブレイカブルはホラー映画ではなくヒーロー映画なんだよね(笑)

ヒーローとヴィランのはじまりの物語。
つまりビギンズってやつ。
今はMCUやヒロアカなどで認知度は広まったので、オチを楽しめたと思うんだけど、当時の客層的には「?」と謎マークが浮かんだのではないか。
逆に、俺のようなアメコミ好きな人間には、ぶっ刺さるよね。
劇中でも、サミュエル・Ⅼ・ジャクソン演じるイライジャはアメコミに例える話を頻繁にし、それが物語の根幹に繋がっているからね。
アンブレイカブルが10年以上かけて、じわじわと認知されて出来たのがスプリット。
こっちは、アンブレイカブルの続編でありながら、単独作の色合いが強い。
つまり、これから観ても大丈夫ですよって話。
あとで口コミでわかる時代ではななくなっているので、正しい戦略である。アンブレイカブルファンは観にいくからね。
スプリットのほうは逆にヒーローもの感は薄く、ホラー風味なので、これから観ても大丈夫。
そして、三部作の最後はミスター・ガラス。
ミスター・ガラスはサミュエル・Ⅼ・ジャクソンの名乗っている名前。
彼は先天的に骨が弱い病気にかかっている。
ちょっとした衝撃でも骨が砕けてしまう。
階段で、転びでもしたら、文字通りガラスのように砕けてしまう。
そんな彼の持つパワーは天才的な頭脳。
しかし、ミスター・ガラスはヒーローではない。
頭脳を使ってヒーローを追い詰めるヴィラン側の人間なのだ。
彼はアンブレイカブルでブルース・ウィリス演じるデビットが、ただの中年のオヤジではなく、超人であることを証明する。
デビットはスーパーマン、自分はライバルのレックス・ルーサーというアメコミの構図を実現するために、たくさんの人を犠牲にする。
それがアンブレイカブルの物語。
ミスター・ガラスは、精神病院に入れられ、デビットは監視者(オーバーシーアー)というヒーローとなり街を護るようになっている。
と、結構な量を書いてしまったので、つづく。
いやあ、アンブレイカブル好きすぎるから、いっぱい書いてしまうわw

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