
マンツーマンという働き方
ずーっとお客さんに進められてきたのですが、、、
なかなか手をつけれずw、年も変わったということでようやくnote始めてみました。
有名店で働いてる訳でも、
メディアに露出している訳でもなく、
三軒茶屋という都会からちょっとずれた街でフリーランス美容師をしているので、僕をご存知の方が中々いないと思います。
なので僕がどのような考えで仕事をしているかを自己紹介も含めご紹介させていただきます。
都内数店舗を経験して、マンツーマン美容師に!
美容師は一般的に、高校を卒業し専門学校2年通い20歳から働き始めます。
僕もその流れ通り美容学校卒業した年の4月に表参道、三軒茶屋、吉祥寺にあるお店に就職をしました。
美容業界では有名なお店で、就職するにも4次審査まであり入るのにも一苦労。
そんなお店で1年アシスタントとして働きました。
**そんな苦労して入ったお店をたった1年でやめてしまう!?
**
そう思った方もいらっしゃいますかね??
「同じ職場で3年も働かない奴なんてクソだ」
今の美容業界はどうか知りませんが、
当時はこのような考え方が当たり前でした。
ですがこの時僕は迷いもなくお店をやめましたw
去年で30歳になり、この時から10年経ちましたが、
"お客さんにとって居心地の良い空間にする。"
その考えは1mm足りとも変わっていません。
入社して1年目、何個も上の先輩に歯向いながらこの考えをぶつけました。
しかし美容師業界特有のくだらない体育会系を全面に出してこられ、全く伝わらない先輩がいました。
少し生意気ではありますが、今でも間違っていない自信があります。
もちろんすごく尊敬する先輩もたくさんいました。
かっこいい姿を見せてくれて、僕が今美容師を続けているのも、
その方がいてくれたおかげと言っていい方もいらっしゃいます。
しかしそのダメな先輩の事を見てみないフリをする、
会社としての傾向??が感じられ、辞めるしかないなと思い退社しました。
そのあとは全て会社のしがらみがなさそうなw、個人店(スタッフが10人以下の小規模なお店)、もしくは地域密着型サロンと言えばわかりやすいですかね?
そんなサロンを北千住、渋谷、代々木、と転々と経験しました。
、、、、、
自己紹介とはちょっとずれるのですが、
もしこの記事をみている貴方が美容師のアシスタントだとしたら、、
お店を辞める事は悪い事ではありませんよ!
美容師は本当に素晴らしい職業です。
これからたくさん記事を書いてそれをわかってもらえるよう頑張りますが、
もし人間関係、環境、待遇などでストレスを感じ美容師をやめてしまおうと思っているくらいなら、すぐそこのお店をやめて、次のお店で死ぬほど頑張ってください。
スタイリストになって自分を求めてくれる方々が増えた時、
初めて美容師という職業の素晴らしさがわかります!!
話が脱線してしまいましたが、
そんな経験をして、24歳の時に今働いている土地、三軒茶屋に戻ってきました。
今いるお店の1つ前のお店です。
そこでスタイリストとしてお客さんを増やして行きました。
この時から、
『お迎えからお見送りまで、全て自分がしたい』
そう思うようになってきました。
しかしこちらは雇われてお給料を頂いている身、
こんな理想論が中々通るはずもないです。
なのでここで初めて「マンツーマン」という言葉を軸に新たなるお店探しをしました。
マンツーマン=自分を売れるチャンスが広がる=良くも悪くも結果が自分に直で返ってくる
すでに指名で担当させて頂いてるお客さんもいたため、場所も三軒茶屋と決めていましたし、今ではよく耳にしますが、当時はマンツーマンスタイルな美容室は多くなかった為、お店探しもスムーズに行きました。
それが今働いているお店です。
環境が変わり今までアシスタントに任せていた仕事も全部自分でできます。
マンツーマン
II
自分を売れるチャンスが広がる
II
良くも悪くも結果が自分に直で返ってくる
カットの技術、接客など色々な場面で説明できるのですが、全て話すとキリがないので
「シャンプー」
に絞って話を続けていきます。
過去にシャンプーを行きたがらない美容師の先輩がいました。
TV番組の、スカッとする系の番組でw、シャンプー嫌いの先輩を持った美容師アシスタントのエピソードをやっていたのも見かけたし、多分こういう美容師ちょいちょいいるのかもしれませんね。
働き方は人様々です。自分のお客さんを一人でも多く切ってあげたい!
そう考えてる美容師もたくさんいる訳で、そんな方は自分の手を空ける為にもシャンプーをアシスタントに任せるという事も多いです。
しかし、めんどくさいから、腰が痛くなるから、などの理由で先輩風ふかしてアシスタントにシャンプーいかせる美容師もいます、というかその先輩やTVの中の美容師がそういうタイプw
ほんと考えれません。シャンプーも立派な武器なのに、、
と思ってしまいます。
なぜ僕がアシスタントにシャンプーを行かせたくないかというと、
答えはシンプル。
僕の方がシャンプー上手いからですw
技術は教えてあげれる、けど生まれ持った手だけはその人にしかありません。
僕はその手に恵まれました。
身長が186cmあるおかげで手が人より大きいです。なので昔からお客さんにシャンプーは褒められて、アシスタント時代にシャンプー指名もたくさんとっていました。
不器用プラス手が大きいので細いパーマを巻くのが大変だったり、
威圧感があるって先輩に理不尽に怒られたり(鏡に入ってくるな!は流石にキレそうになったなw)
そんな大きい手が今では最大の武器になっています。
もしアシスタントがいた場合、
お客さんが失客してしまった時の要素として、そのスタイリストの力不足の他にアシスタントのシャンプーが悪かったのではないか?シャンプー中の接客がよくなかったのではないか?など、可能性はいくらでもあります。
失客をアシスタントのせいにする事自体ナンセンスですが、できないスタイリストに限ってアシスタントのせいにする傾向が強い気がします。僕も過去に理不尽に怒られた経験があります。(シャンプー指名とってる時点で絶対僕のせいじゃないのにw)
それがマンツーマンだと上手ければ、必ず戻ってきてくれるし、気に入らなければもうそのお客さんと会うことはないでしょう。
実にシンプルでわかりやすいし、もし失客してしまった時の原因も自分でわかりやすいです。
そんなマンツーマンな働き方、僕とすごい相性がいいんです。
この働き方になってから指名のお客さんが今までの比にならないくらい増えました。
何より毎日が楽しい!
そりゃそうです。
マンツーマンをしているとシャンプー中の時間も含め、お客さんとの時間が長いので仲良くもなります。
そうなってしまうと、お客さんは全員仲が良い。仲良い人の髪だけを毎日担当していればいいのだから。
きっと僕が楽しんでいる、それが今僕の周りにいる方々も楽しんでくれているに繋がり、今の大きな輪に繋がったんではないかと思います。
こうして出来上がったのが今の最高な環境です。
次なるステップは?
一見、だったらそのままでいいじゃん。
と思われがちですが、マンツーマンのデメリットももちろんあります。
それは全てに対して限界がすぐに見えてしまうという事。
簡単に言えば予約件数。
全て一人でやっている為稼働時間が限られてしまいます。
なので1日に予約が取れる件数が限られてしまいます。
現に、前と比べてご予約をお断りする機会が多くなってきてしまっています。
しかし空きを作るために今までよりもスピーディーに仕事をしてお客さんとの時間を減らしたくもありません。
1度稼働時間を長くしてしまえと、朝10時から深夜3時まで営業をした事がありましたw
けどよくないですねw
絶対このままだと体壊すなと。
なので次のステップは、
僕みたいな美容師さんを増やして、こういう美容師さんを求めてるお客さんの希望に答えるという事。
それを行いやすいお店を作る事。
今のお店で店長を経験し、
今はフリーランス美容師としてこの次のステージにステップアップすべく
日々奮闘中です。
技術、考え方、そしてこれからの行動、
全てをここnoteにかき、みなさんと共有していく事で、
こんな美容師もいるぞと、少しでも繋がれたらなと思っています。
文才もない、ただの三茶の美容師ですが、
こんな記事を書いて行こうと思っていますので皆さまよろしくお願い致します。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました^^
そんなマンツーマン美容師NOBUの個人メディアです。
お客さんのリアルな声も見れますので、覗いてみてください☆
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