インスパイアシアター 11/11 @高鍋美術館 ~ 大分&宮崎 JLY project ~ 想定外の衝撃
1.インスパイアシアター
高鍋町美術館で行われた「インスパイアシアター2023 by Young Artists OITA-MIYAZAKI」(以後インスパイアシアター)に行ってきました。
インスパイアシアターは、大分で開催されている「Live Festival in OITA 2023」にプログラムされており、JAPAN LIVE YELL project事業の一環です。
大分と宮崎で8組の若手アーティストで、県とジャンルの違う作家同志がペアになり、「美術組」と「受け手組」に別れます。「美術組」が制作した作品から「受け手組」はインスパイアを受けて別のメディアに変換する。
公演ではアート作品の展示と各種表現を同時に楽しむという趣旨ということでした。
2.観る前のはなし
用事があっていけない予定でしたが、SNSで当日券あるって見たので調整して時間ギリギリに到着。前情報はSNSで流れてきてた告知だけ。
全部見た後にはわかるんですが、告知の内容を見たときに何をやるのかが、私にはいまいちぴんときていない状況でした。(ちゃんと書かれてましたが、読めてませんでした。)
広報ヴィジュアルはポップでお洒落な感じでデザインされていて、いかにも楽しそうな感じ。
トークショーも含めて約90分の公演で500円。
受付でパンフレットを貰います。
表紙合わせて20頁でインタビューがぎっしり載ってます。
公演中撮影不可だったりするし、何年もたった後にどんな話をトークとかで聞いてたのかはどうしても忘れちゃったりするのでこういう形として残るものがあるのは好きです。
3.観た後のはなし
勝手に広報ヴィジュアルから楽しい感じかと思っていたんですが、見てる途中でもうお腹一杯、というかはみだしちゃってる状態。
入場料が500円でしたが、テレビでよくある定食頼んだらおまけで小鉢が出てきて、そのあと更に丼とカレーが出てくるような感じ。もう食べれないよおばちゃん。
↑に乗せたパンフレットにある通り、4ペアの公演が、演劇・映画・身体表現・音楽(+美術作品)で行われるのですが、転換の時間はあるとはいえ、次々に様々な形で表現が流れ込んでくるので、頭の切り替えと整理が大変でした。
悪い意味ではなく、1年間かけてペアで作られてきた作品の凝縮されたエネルギー(しかも色んな色のもの)が強かった!という印象です。
4.所感
ネタバレがあるとまずいかどうかわからないので、細かい話は抜きにしますが、演劇・映画・身体表現・音楽(+美術作品)どれも、際立っていたと思います。
個人的にはアホみたいに突き抜けた表現の方が好きなので、今回の様な何が飛び出てくるかわからない実験的な要素も含む展示・公演が宮崎で見れたことを嬉しく思います。
ただ、イメージできてなくて心の準備が出来てなかったのでかなり疲れました(笑)。
観に来ていた知り合いと、感想戦を高鍋の老舗の喫茶店「モルゲン」で行いました。
会場内はスタッフ席と空席以外はほぼ満席でしたが、個人的にはもっと来場者が多くてもよかったかなと思います。他のイベントも重なってるので、全部はいけないと思うけど。
大分公演は12/16にOPAMでやるみたいなので、気になった方は是非足を運んでください。
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