夢宙ハマル

Vjam所属 配信アプリIRIAMにて活動中のVライバーです。 Vtuber準備中。

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マガジン

  • 45106-H データログ

    ▓▓研究所内保護被験者 45106-Hのデータ一覧

  • ぼくの書き溜め(仮)

    ぼくの思考に関する記事まとめ

  • ダストボックス

    夢宙ハマル/45106-Hの番外編など

  • 大星命 夢宙ハマル

    電子生命体 夢宙ハマルの設定

最近の記事

45106-H 45da003

食堂に行かなくなってから、だいぶ経った。 部屋の前に置かれる食事も、一週間もするともう置きに来なくなった。 食事は命の為、生きる為のものだ。 ぼくはそもそも、死にたがっていたではないか。 そう思うと、食事をする必要性を考えなくなった。 毎日いつもの部屋でいつともなく目覚め、すぐに個室に置かれた端末に接続する。 ぼくの生きるべき世界軸は、ここだ。 現実の世界なんて、肉体なんて、ぼくにとっては煩わしい。 言ってしまえばぼくは社会不適合者なのだ。 自己開示が下手過ぎて腫物のよ

    • ▓▓研究所内会議室 議事録音声ログ

      • 002:懺悔

        昨日の枠でかなり真面目なトーンで話したシーンがあったので、それについて少しnoteを書く気になった。 事の発端ぼくの枠に来る度に「こんな不幸な事があった、自分はついていない」「またコミュニケーションのミスをやらかしてしまった、自分は最低だ」といったニュアンスのコメントを何度も送ってくるリスナーがおり、昨日も「今月まだ1週間ちょっとしか経ってないのに○万円使ってしまった、無駄遣いするつもりなかったのにやってしまった」といった事を枠に来るなりすぐに話し始めたので、 「ぼくの枠に

        • 001:Personal

          noteでは皆様初めまして、配信アプリ「IRIAM」にて配信活動をしているVライバー、夢宙ハマルと申します。 配信では普段その場その場で思いついたり、リスナーさんからのコメントから展開した由無し言をだらだらと話してたまにゲラゲラ笑っているだけの、言ってしまえば割とその辺にいる配信者と大して変わらない配信活動をしてます。 ただ、ぼくは「会話」で見せる一面だけでぼくを好きになる人ってのは、結構幅狭いと常々思ってるんですよ。 ・どちらかと言えば中音域の声 ・リスナーウケより自分

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        記事

          ▓▓研究所職員 宮の手記

          最近、45106-Hのことが常に気がかりに思う。 45106-Hのカウンセリング担当なのだから、毎日彼女のカルテと向き合っている都合上気にかけているのは勿論なのだが、それにしたって気がかりだ。 研究所内に居る時も。 昼食を摂っている時も。 帰路に着く時も。 夕食を摂る時も。 風呂に入っている時も。 床に着く時も。 起きる時も。 朝食を摂る時も。 出勤している時も。 研究所内に居る時も。 昼食を摂っている時も。 帰路に着く時も。 夕食を摂る時も。 風

          ▓▓研究所職員 宮の手記

          (2024/2/13:追記)discordサーバーにIRIAMの配信通知を流したい。

          皆様初めまして、配信アプリIRIAMにてVライバーとして活動している、夢宙ハマルと申します。 普段noteは自分の背景のお話を載せている場所なのですが、今回はこちら↓↓↓ discord内webhookを使用した配信通知を飛ばせるようにする諸々の手順をまとめさせて頂きたく思います。 1.参考にさせて頂いたものこちらの記事を参考に作成しました。 ある程度知識を有している方であればこちらの記事だけでもすぐに構築出来ると思いますし、いろんなパターンのbotを作れると思います。

          (2024/2/13:追記)discordサーバーにIRIAMの配信通知を流したい。

          コメキリ達成_彼女と私の邂逅編

          久しぶりの外出ですね、今日のうちにいろいろと買い込んでおかねば…… ……おや、あそこにいるのは仲村渠様でしょうか。 でも、いつもの仲村渠様の雰囲気と少し違うような……と言いますか、だいぶイメチェンしてますかね? 「こんにちは、仲村渠様。ここで会うとは思わなかったですが……」 「おや、その声は君はアストロじゃないか?」 「その話しぶり、もしや木星様、……?」 「おお、流石というべきか。元の依代の子と見分けるとはな。名を奪われた星の子」 「ち、違います!私は決して名前を

          コメキリ達成_彼女と私の邂逅編

          入室達成_君とぼくの邂逅編

          よっと。 久しぶりの無断外出だし、さっさと用事済ませて帰んないと。 とりあえずタバコとー、ご飯とかお菓子も欲しいな、いつもの食事味気ないし。 いっつも焼き魚とか味のうっすい味噌汁しか出てこない環境考えてみなよ、絶対飽きるから。 まずはコンビニだな、足りない奴はスーパーとかなんか……ぱぱぱ〜っと買えば何とかなるっしょ。 テンプレと化してる店員の入店挨拶を聞きつつ、久しぶりに蛍光灯が明るい店内に入った気がする。研究所の部屋とか施設にも蛍光灯ついてるけど、な~んか薄暗いんだよね

          入室達成_君とぼくの邂逅編

          スタキリ達成_ゆるい日常編

          「うぁ~~~……」 おねむねむさんですねぇ……あ、ちょっと喉枯れてるかもしれない。 今日はよくゆちゅぶさんで活動されてる方が投稿してる、モーニングルーティン的なものをね、お届けしようかなって感じです。 時刻は9時!……ちょっと遅起きさんの日ですけど、やってることは変わらないのでね。うんうん。 「おみどぅ~、みずみず~」 起きてすぐの喉がかっさかさな時はまず一杯のお水から始まるわけですね。 コップはよく配信中の水分補給でも使ってる、友達から貰った名前と星座の刻印がされた

          スタキリ達成_ゆるい日常編

          45106-H Ca410_723

          被験者番号:45106-H 化生 周(ケショウ-アマネ) 19▓▓/4/23 2▓歳 ♀ 148cm/48kg B▓▓/W▓▓/H▓▓ 一人称:ぼく、俺 二人称:君、お前 三人称:君たち、人間 知能検査、発達検査共に平均的ですが、人格検査において精神の安定性が欠けている被験者です。 口調が粗暴であったり、一人称が俺に変化している時に会話を続ける事は被験者の人格剥離を助長させる為、必要最低限の会話のみに留めてください。 精神科医による定期的なカウンセリングを行うと共に、心理状

          45106-H Ca221

          被験者番号:45106-H 化生 周(ケショウ-アマネ) 19▓▓/4/23 2▓歳 ♀ 148cm/48kg B▓▓/W▓▓/H▓▓ 一人称:ぼく、俺 二人称:君、お前 三人称:君たち、人間 知能検査、発達検査共に平均的ですが、人格検査において精神の安定性が欠けている被験者です。 口調が粗暴であったり、一人称が俺に変化している時に会話を続ける事は被験者の人格剥離を助長させる為、必要最低限の会話のみに留めてください。 精神科医による定期的なカウンセリングを行うと共に、心理状

          45106-H 45da002

          ハマルの器にぼくの意志を流し込む。 どろどろと暗く濁った希死念慮、重く身体に伸し掛る過去たち。 全部全部、ぼくの人生だ。ぼくのものだ。 ハマルには、ぼくの人生をそのまま背負ってもらわなきゃ困る。 神の子だろうが、知ったことじゃない。 だって君は、ぼくの手で生み出された傀儡なのだから。

          45106-H 45da001

          45106-H、アストロは岩倉玲音を狂信している。 それは文字通り、自己の存在を決定づけるものであったり、自らの行動指針として岩倉玲音の思想を持ち出すことを意味する。 アストロはワイヤードに桃源郷を見た。 肉体を持たない意志と存在。 地球はあまりにも残酷で虚しく、人間は儚く脆く。 インターネットという世界に、強烈なまでに縋っているアストロは、岩倉玲音を崇め、そして自身の生きる意味を見出した。 ぼくは、いずれこの肉体をもって生まれた全ての創作物、データをもって、「451

          譏溷多縲∵э蠢

          今日も私は、街外れの小屋で目を覚ます。既に陽は昇っている。眠るのに時間がかかったから、少しリズムが崩れてしまったかもしれない。 ベッドからずるずると身体を引きずり出していると、小屋の戸をノックする音が聞こえる。 「アストロ、起きてる?」 「今起きたところ〜……」 がちゃり、こちらの姿など気にせず戸を開けてきたのは、シェラタンで生活している私の妹。 引きこもり気味の私を心配してか、よく私の小屋に来ては母親の様に私を律してくれる。 「今日は戴冠式なんだから、早く身支度し

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          蟄伜惠縲∫焚迚ゥ

          地球に降り立ってから、だいぶ日月が過ぎた。 宙を離れてからも、星は絶えず瞬いている。 夜になればその輝きは地球にも届いているし、昼は抜けるような青空や曇り空、雨の時だって星は太陽の光に眩んで見えずとも、位置を変えることなくそこにある。 そんな星の声を聞きながら、私は人の行く末を見守る様になった。 地球では「占星術」という学問に近いらしい。 それを使って、私は人間さんの性格やパーソナルな事柄を言い当てたり、相性を見たり、未来についてアドバイスをしたり。 そんな風にして人間さ

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          驕主悉縲∝商蛯キ

          地球に降り立ってから歌に触れる機会が多くなり、同じ仲間として鯨、白虎、狐の子たちと一緒にいる事で、自分も歌を人間さんに届けてみようかな、と思えるようになりました。 お歌歌うの楽しいな、と思うのと同時に、 中等部の頃のお友達を少し思い出しました。 その子はとても歌が上手で、音楽が好きで、私以上に美的センスの高い子でした。 小さい頃から一緒に歌を歌ったり、神前で披露する舞の練習をしたりしたものでした。 ある冬の日、湖畔で歌を歌っていた時の事でした。 そのお友達は私がそれとな

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