マガジンのカバー画像

お餅な和菓子パラダイス、時々変化球

4
自分の好きな和菓子について、食べたり作ったり描いたりしたものを思いのままに紹介していきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

薩摩蒸氣屋のかるかんとの出会い

薩摩蒸氣屋のかるかんとの出会い

僕は、おはぎや団子などもちもちした食感の食べ物が好きです。小さい時からお餅系にはどうも目がなかったのですが、その中でも好きなのが、かるかんです。鹿児島をはじめ九州特産の和菓子なのだと、後から知りました。

白くて丸くて、中に餡子が入ったものや、何も入っていない長方形のものもあります。味だけでなく食べた時の食感も好きで、九州の物産展をやっているのを見つけると、つい立ち寄って買うこともあります。

もっとみる
甘いものには目がなくて

甘いものには目がなくて

美味しいものを美味しく食べること。いっぱい食べたいということもあれば、いいものを味わって食べるという楽しみもある。

ババロアとかおはぎとか自分の好きなものを、自分で作ると好きなだけ食べることができる。自分で作ると大量生産が可能だ。

今回のあんみつは、素材にこだわって、量は少なめで味わうを一番にした。

もう1つは、白玉だ。初めて行くお店で、抹茶の粉が売っていた。お菓子作りに使うものとして売られ

もっとみる
大量生産、その喜び

大量生産、その喜び

大量生産といえば、大量消費と、資本主義社会の、高度経済成長以降の社会のあり方をさす言葉が連想されると思う。

だけど、僕の大量生産は、かなり個別的な事象に使われる。自分の中では、言葉としてしっくりきているのだけど、ちょっと使い方としては違うのかなと思ったりもする。

僕は和な菓子が好きだ。おはぎだったり、餅系では白玉、最近はわらび餅。かぼちゃ汁粉、ちょっと変化球でババロアやゼリー。

これからはす

もっとみる
コツコツと餡子を作る、コトコトじっくりと

コツコツと餡子を作る、コトコトじっくりと

小豆は、水で洗ったら、弱火で煮る。

小豆が踊り出す手前くらいに、煮立ったお湯は一度捨てる。

鍋にもアクが出ているから、ひと洗いしてから、小豆を入れて、水を再度入れる。

そして、また弱火でコトコトと煮る。

できる限りでかき混ぜて、小豆の量の5倍くらいの水が常に入ってる状態になるようにつぎ水をする。

小豆の感じを見つつ、十分に柔らかくなってきたら、一度に火を止めて砂糖を入

もっとみる