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打倒SIBO/腸活を巡る冒険②

2020年7月~2021年2月にかけて、HFC実践クラス半年コースで、臓器クレンズをしながらハーブファスティングをしました。
個人的な目標は、抗生物質投与で乱れた腸内環境を改善しながらリウマチ症状を緩和することです。

この半年間、腸活に失敗してはファスティングでリセットする、という迷走を何度も繰り返して来ましたが、そのおかげで少しづつ不調の原因に近づけたように思います。

前回の「打倒カンジタ菌/腸活を巡る冒険①」では、2020年7月~9月の試行錯誤をお届けしましたが、今回はその続き2020年10月~12月までの記録です。

次なる腸活は手作りヨーグルト

2020年10月ロイテリ菌を種菌にした手作りロイテリ菌ヨーグルトを作りました。ご指導頂いたのは、前回「ミキ」作りを教わった『リーキーガッ子さん』

https://twitter.com/Leakygut_Naoso?s=20
リーキーガッ子さんはリーキーガット予防にグルテンやレクチンを外した食事療法をされているので、同じくリーキーガット気味の私にはピッタリのヨーグルトだと思いました。

しかもロイテリ菌はオキシトシンの分泌を促し、
カンジタ菌にも強い乳酸菌だとか。

使用するブラウンスイス牛乳(島根県木次乳業)は日本では珍しいカゼインA2型でレクチンフリー、乳糖不耐症向けなので安心です。ちなみに一般の牛乳はアレルギーを起こす可能性があるカゼインA1型になります。

種菌にロイテリ菌錠と市販のロイテリヨーグルトを、プレバイオティクス(種菌の餌)としてイヌリンも入れて、24時間発酵させます。

リーキーガッ子さんの動画『ロイテリ菌ヨーグルトの作り方』のレシピどうりに作れば、初心者でもフレッシュでコクのあるヨーグルトができます。無糖なのでフルーツと合わせて美味しく頂きました。


後方支援に糠漬けもスタート

同じ頃「無印良品の発酵ぬかどこ」で酪酸菌の摂取も試みました。こちらの糠床は、すでに発酵しているのですぐ漬けられて簡単便利です。味も安定して美味しく漬かりました。


SIBO勃発!『腸内細菌の逆襲』?!

ロイテリ菌ヨーグルトも久々に漬ける糠漬けも、美味しくて食べ過ぎたのでしょうか?

最初は便通も良く快腸だったのですが2週間過ぎたあたりから、だんだんお腹が張り始めゴロゴロ鳴ったり、気づけば普通でないガスの量に…。
これはもしや、あの噂のSIBO (小腸内細菌増殖症)かも?と思い始めました。

色々調べた中でも『腸内細菌の逆襲』を書かれた江田証さんの記事が参考になりました。


SIBOは抗生物質の乱用でも起こるらしいので、私は元々軽いSIBO状態だったのかもしれません。そしてSIBOには発酵食品が厳禁なので、火に油を注ぐようにSIBOを悪化させた可能性があります。
とにかくここで一旦腸活は封印して、
SIBO治療用の食事療法 「低フォドマップ食」に切り替える事にしました。

フォドマップ(FODMAP)とは?

FODMAPは小腸内で消化・吸収されにくい発酵性糖類の頭文字をつないだ総称で、「小腸内で急速に発酵する」共通性があり、腸内環境が良い時は善玉菌を増やし、悪い時は悪玉菌を増殖させるようです。

F (Fermentable):発酵性
O (Oligosaccharides):オリゴ糖
D (Disaccharides):二糖類
M (Monosaccharides):単糖類
A (And)
P (Polyols):ポリオール

                                                                    出典:たてクリニック

                                                                                   出典:OurAge

ファスティングでSIBOをリセット

その後、10月末の大腸クレンズ、11月末の脳クレンズ、と2回ファスティングする機会があったので、併用して低フォドマップ食材を使った、低フォドマップファスティングをしました。

コールドプレスジュースでは林檎の代わりにベリーを。
ボーンブロススープでは玉葱、セロリ、大蒜が使えないので、旨味が出やすいトマト、桜海老、甘海老の殻、生姜を代わりに入れました。

11月末のファスティングが終わった12月頃には、
お腹も凹んでSIBOの症状もなくなり、食材を変えるだけででこんなに良くなるんだと驚きました。

フォドマップ食大変でしたが、その後リバウンドもありませんでした。

その頃のリウマチの状態は?と言うと、

両手首の痛みが緩和して、両指の痛みだけになり、こわばりがバネ指に変わってきました。
この指の状態が良くなるまで、もうひと頑張りです。

そして腸活を巡る冒険は続く

昨年は、リウマチ治療のため腸内フローラ構築を目指したつもりで、とんだ回り道をしてしまいましたが、それでも学べた事は多く無駄ではなかったと感じています。

リウマチやアトピー、自己免疫疾患全般には、
間違いなく腸内環境の悪化が関係していると思いますが、難病と言われるだけあって、ちょっとやそっとの腸活では太刀打ちできない独特なパラドックスがあるようです。

それ故、多くの難病患者は諦めて薬に頼るのではないでしょうか?

一筋縄ではいかないリウマチ持ちの腸活ですが、
こんな私の試行錯誤がいつか実り、
薬を使わず病を治そうと頑張る誰かの、
お役に立つ日が来る事を祈って、

2021年も腸活を巡る冒険に挑み続けようと思います。

次回「打倒リウマチ/腸活を巡る冒険③」完結です!

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自己免疫疾患を薬を使わず治すべく、ファスティングと腸活に邁進しています。リウマチ、アレルギー、アトピーも自己治癒力で治すのが当たり前、という世の中にしたいです。ご賛同お待ちしています。