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夜間トイレのお悩み

新聞広告やテレビCMで「夜間頻尿でお悩みの方へ」という広告がある。若いころはほとんど“視野”に入っていなかったものだが、最近はどうしても気になる。

数年前の人間ドックでPSA値が高くなっていることが見つかった。前立腺がんの予兆を示すとされるものだが、前立腺肥大でも上昇するらしい。フォローのために泌尿器科に行って採血やMRI検査などを定期的に行っている。

特に「痛い」「痒い」は感じない。それだけに現代の医療で発見していただくのは本当にありがたく、しっかり向き合うつもりである。

今月の検査ではPSAの値は低下していて、医師も「よかったです」。しかし本人としては「昨年秋ころから頻尿傾向で、しかも勢いがチョロチョロになっています」という自覚症状を訴えたところ、薬を処方された。

飲み始めたら、夜のトイレ傾向が変わった。

就寝後のトイレはたいてい午前2時から3時ころに行っていたのが、最近は午前4時か5時なのだ。薬の効果でトイレのリズムが“改善”したのかもしれない。

しかし、なにしろアラカンは朝が早い。トイレが深夜ならまだ二度寝が期待できるが未明になるともうダメで、悶々と寝つけずに結局のそのそと起床するはめになる。身体全体がなんとなく重く、仕事でも気力が湧きにくい。

母親が「午後から夜は水分をなるべく控えめにする。夜にトイレに起きちゃうと、寝られなくなるから」と話していたことを思い出す。

だからといって、素人考えでも極端に水分を控えるのはやっぱり身体によくなさそうだ。

どうしたものか。
(22/1/20)

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