「距離を置こう」。その心は?
若い頃、彼氏と別れるきっかけは「振るか、振られるか」のどちらかしかなった。
振られた時は諦めるしかないし(辛いけど)、こちらからお別れを申し出る時には、その後の復縁なんて有り得ない。
だから、「私たち、距離を置いた方がいいと思うの」的な話は、意味がわからなかった。
距離を置いてから復縁したカップルなんて、恋愛カタログ(あ、少女マンガね)の実果と高田くんくらいじゃない?現実世界ではツチノコみたいな存在じゃないか、と私は勝手に思っている。(違ったらごめんなさい)
・就職を恋愛に例えたりするけれど
学生時代に就活をしていたときには、企業との縁を「恋愛」に例えるケースをよく聞いた。
「好き」な気持ちだけじゃダメで、双方が良さを生かし合える関係が良い、とかね。
じゃあ、今の私と会社の関係(心の病気で休んでる状態)って、一体どんな風に表現したらいいんだろうか?
一緒にいるのが辛いから、距離を置いている状態…?
これって恋愛でいうところの、「私たち、距離を置いた方がいいと思うの。」って状態なんじゃないだろうか?
あーもう私は、今の会社と復縁できないのかもしれない…
・就職は恋愛なのか、結婚なのか
「ダメだ、このパターンはもうお別れしかないやつだ」と、このnoteを書き始める前までは思っていた。
だけど…なんだか煮え切らない自分もいる。
会社に勤めることって、惚れた腫れたの恋愛っぽい側面だけじゃないのかもしれないな?
そうだ、苦楽を共にする結婚生活のような側面もあるのだ。
ふと、「engagement」という英単語が、頭に浮ぶ。
Google先生に訪ねてみると、「雇用や仕事の契約」だけでなく、「婚約・結婚の約束」という意味もあったりするそうだ。
すなわち、ある企業と雇用契約を交わすということは、「好きじゃなくなったから、お別れしまーす!」みたいなノリでは別れられない、ということなんじゃないだろうか。
もちろん、急に辞めたら自分や家族の食い扶持が無くなる、という痛みもあるわけで…
そうか。だから、割り切れなかったのか…
・痛みがあっても、進む覚悟はあるのか?
今の会社には、新卒入社の時からかれこれ10年近くお世話になっている。
貢献もしてきたつもりだけど、たくさんの恩をもらってきたのだ。
私はその恩を、返しきれたんだろうか?
その点だけが、とにかく心残りだ。
だけど、これから先にもし、自分が違う道を選ぶのだとしたら。
痛みがあっても、行くしかないという覚悟が必要なんだ。
なるほど。
今日のnoteを書いているうちに、自分でも想定してなかった答えに辿り着いた。
「距離を置きたい」=「お別れ」なんて、そんな簡単にはいかない。
あらゆる可能性を模索しつつ。
それでもなお、自分らしい道を切り拓く覚悟を持とう、と改めて決意した夜だった。
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