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そうなるように、できている

偶然は必然。

そう感じる出来事がここ数年、身の回りでしばしば起きている。

これは、あらかじめ決められていたシナリオなのかな?と思うほどに。

・シナリオその1:夫の転職

夫も私も、結婚当初は大企業に勤めていた。

しかし、夫は「このまま勤め上げても、自分には何もスキルがつかないのではないか?」という危機感を覚え始めていた。

当時、第一子である息子は1歳半を迎えた頃で、私はフルタイムワーキングマザーとして仕事に復帰していた。

やがて夫は、仕事を定時で上がりプログラミングスクールを修了し、ダブルワークで社会人インターンを経て、本格的に転職活動を始めることになる。

そして、後の転職先となるベンチャー企業の社長と出会ったのだ。

社長の人柄に加えて、夫が元々興味のあった、金融についても知識を得ることができるFintechのベンチャーだったことが、決め手となる。

「この会社以外、考えられないね」

と2人で相談して転職を決めた時、偶然の出会いの中に必然を見出したことを、記憶している。

・シナリオその2:夫の体調不良

2016年1月に、先に述べたベンチャー企業へ転職した夫は、丸2年間勤め上げたところで、体調を崩してしまう。

始めはお休みをいただいて復職を目指していたが、泣く泣く退職の道を選ぶこととなってしまったのだ。

奇しくも退職日となったのは、2018年3月末。

翌年度の2018年5月より、私が第二子の育休から復帰するタイミングだった。

元々、夫が退職していなければ、私が家事や育児を中心に担うために、時短勤務で復帰する予定だった。

そこを夫が、「フリーランスエンジニア兼主夫」として家事や育児を担えることになったので、私がフルタイムワーキングマザーとして復帰することになったのだ。

これも、必然だったとしか思えない。

夫はいつか独立したいと言っていたから、その時期が少し早まっただけ。予定していたシナリオの範疇に、綺麗に収まったような気がした。

・シナリオその3:私の体調不良

私が会社に復帰して半年ほど経った頃、夫の体調はすっかり回復し、フリーランスエンジニアとして少しずつ仕事の引き合いが増えていった。

夫の仕事が忙しくなる予兆を感じた頃、今度は私が体調を崩して自宅療養することになる。

私自身、仕事を休むことになるのはとても不本意だったし、情けなかったし、申し訳ない気持ちに苛まれた。

しかし、そんな葛藤も通り過ぎた頃…

「これすら必然だったのではないか?」と思えてきた。

私が仕事を休み始めた、今年の年明け1月(つまり今月)は、とにかく夫が忙しかった。

私があのまま無理やり仕事を続けていたら、どうなっていただろうか?

家事は?育児は?そもそも家族の健康は?今頃、一家でインフルエンザに罹っていてもおかしくはない。

やはり、「そうなるようにできている」ようにしか感じられなかった。

・目の前の現実を、自分のシナリオとして塗り替える

喉元過ぎれば熱さ忘れる…ではないけれど。

これまで私たち夫婦に起きた現実の、ちょうどその渦中にいた頃は、そりゃあそれなりに大変だった。

だけど一つだけ言えることは、「目の前の現実を、自分たちのシナリオに塗り替える」ために、全力を尽くしてきたということだ。

私たち夫婦の人生は、全然順風満帆な道のりじゃなくて。

例えば息子は川崎病になって生死を彷徨ったし、夫婦喧嘩で何度もお互いが家出したし、もう生きていくのがしんどいと思うことが何度もあった。

だけどギリギリのところで持ち直して、何とか乗り越えていくうちに、「あれがあったから、今があるんだね」って思えるようになったんだ。

目の前に起きてしまった現実は変えられないけど、「これから」のシナリオは自分で塗り替えられる。

だからきっと、そうなるように、できている。

これからもおまじないのように、この言葉を唱えて生きていくんだと思う。

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