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この恋がいつか昇華して、苦しくならずに笑いあう日が来ればいい

 今日は人生で最高に楽しくて、哀しい1日だった。



この思いは何としても書かなければいけないと思って、キーボードを叩いている。



今日私は、4年もの間の片思いをやめる。




中学校で出会って、2年間同じクラスで、同じバスケ部に入っていた。あの当時彼は頼りなくて幼かったが、類まれなる才能を持った人で、何より細かなところに気を配れるところがあった。一見ぽーっとしていて自由人ぽいけど、実は周りにめちゃくちゃ気を使っていて、さりげなく行動できる。そんなところに、私は次第に惹かれていったのだと思う。



「会える日は楽しい、会えない日は悲しい」
気づいたら、好きだった。



幸運なことに同じ高校に入ることができたのだけれど、高校に入ってからはクラスも離れて少し疎遠になって、私は違う人と恋愛してみたりもした。



しかし2年生になって、何故かまた彼を好きになった。きっかけはほんっとうに覚えていない。



正直、私の好意に彼は気づいていた。だから一時期距離を取られたし、その間彼は別の人と恋愛していた。



遠回しにだけど振られるような言葉もあった。
そもそも、私は彼のタイプの女の子ではなかったんだと思う。あんなに仲が良くて長い時間を過ごしても、好きになってはもらえなかった。それを直に言わないところがまた、彼なりの優しさであって辛かった。



それから彼は付き合っていた先輩と別れて、また私と仲良く話してくれるようになった。この頃辛いことも多かったから、すごく励まされた。



今日は塾が終わってたまたま駅で会って一緒に電車に乗った。そこで色々話をしている時に、避けていた時のことを申し訳ないと言われた。私はあの時彼から突き放されたことで少し冷静になれたから、そんなの良かったのに。もういいのに。



そして、何個か進んだ駅から、中学の頃からずっと仲のいい友達であるK君とKちゃんと他にも何人かが乗ってきた。とても盛り上がった。



夜10時の電車にしては、わやわやしていたのは、祭りがあったからだろう。車内で楽しく話したあと、私が自分の最寄りで1人で降りようとすると、彼・Kちゃん・K君が一緒に降りて着いてきてくれた。



4人で話しているとつい家の前で長話ししてしまったので、家の少ない通りに出てそこからまた話した。たくさん笑った。1ヶ月分ぐらい笑った。


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気づけば日付を越えていて、皆お家に帰っていった。中学の友達ってやっぱ最高だななんて余韻に浸ってnoteを書いていたら寝落ちしていた。




 眩しい朝日が、4時間睡眠の私を叩き起した。今日は休日なのに、登校する日と同じ時間に起こされてたまったもんじゃない。



昨日のことを思い出す。やっぱり彼含め皆の人柄が大好きで、これからもずっと仲良くしたい。それが何よりもの心の支えになってくれるような気がした。



恋愛はずっと追う側だけど、友達としてなら一緒に歩いて行ける。



笑い合うと気持ちが溢れ出してきて、楽しいのに苦しくてつらい。こんな日々がいつか変わるのだろうか。変えたい、とも思っている。



間違いなく、今までの人生で1番想った人だった。人生1番、これから更新していかないとな。




これを言うのは、本当に最後にします。




大好きでした




この恋がいつか昇華して、苦しくならずに笑い合う日が来ればいい。









17の春が終わって夏が来る。
私はもう18になるー!


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今日の1曲♪
 全部 夢のまま/乃木坂46





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