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ニューヨーカーとコロナ

覚えている、この街がロックダウンに入ったのは3/22から。僕の誕生日の次の日なんだ。そりゃ忘れないよね。もうすぐ4ヵ月程が経つけど、え?もうそんなに過ぎました?どうにもそんな感覚は無い。正直日本の感染者数を見ていると羨ましいと思ってしまう。ピーク時で1日で1万人の新感染者が現れ、1日800人以上の人が亡くなる。合計2万人以上が犠牲者に、本当に起きたんだな。そんな事。すべてが崩壊してよく分からないし、まだ終わっていない、続いているこの現実。

NYはそれでも感染者は減った方で、街はどんどん解放されていっている。ビジネスは飲食や小売業も含めて動き出した。オフィスワークは皆まだまWFHのスタイルで仕事をする企業が多い。日本だとリモートワーク、だよね。こちらではWFH(Work From Home)になる。ミッドタウンで一番大きな駅、グランドセントラルもこんな感じ。

レストランはフェーズ3の段階に入ったけどまだ店内での飲食は不可。屋外での営業許可が下りて皆外で飲食を楽しんでいる。これは南国の方で見るスタイルに似ていて面白いね。マイアミのビーチの方のレストランなんかは大体こんな感じ。

でもニューヨーカーは感染の中心地として一度地獄を見たからここからが強いと思っている。小さな期待はしない。ある意味諦めたんだよ。常識なんて通用しないし元になんて戻らない事を皆がはっきり理解した。今は全てを捨て、新しいニューノーマルを作り出し、受け入れ、ここから前へ進んでいく。

今現在フロリダや南部の州では感染が拡大しているようだ。コロナウイルスは熱に弱い、なんて言ったのは誰?何が真実で、未来がどこへ進むのか。僕らは自分で経験して、自分の目で見て、進んでいくしかないね。

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